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soyosoyohuwawa
放課後のかわいい一コマ。おしりを見せるのも見せられるのもいや。
わたしの働いている学校では、ある一定の年齢になるまでは、子どもたちにテレビやゲームといった電子機器に触れさせないよう配慮されています。(学校でもご家庭でも)
それはいろいろな考えがあってのことなのですが、理由はさておき、
「でも、そうすると、みんな友達と何を話すの?」
「自分が子どもの頃なんて、テレビの話がいちばん盛り上がったけどなぁ」
と、よその人から聞かれることがありました。
たしかに、そうすることの効果や影響は気になると思います。
わたしもまだ探っている最中ですが、その答えになりそうなものは、子どもたちの会話や遊びの中から日々感じることができます。
*
ある日の放課後のこと。
低学年の女の子三人が、なにやら真剣に話し合っていました。
「キスするっていうのはどう?」
「え〜、したくない!」
「ほっぺにチューじゃだめ?」
「だってイヤなことじゃないと意味ないじゃん」
「でもあんまりエッチな内容はだめだよ!」
罰ゲームのネタでも考えているのか、採用されたアイデアを紙に書き出していました。なにを作っているのか尋ねてみると、「おみくじ」だそう。
引き続き、遠巻きに見守っていると、
「おしりを見せるっていうのは?」
という、仰天なアイデアが出てきました。
(おしりを「見せる」なんて大人には無理だな〜)
「え〜、ここで脱ぐの?」
「じゃあトイレのなかで」
「でも、見たくないんだけど」
「じゃあ一緒にトイレには入るけど、見なくてもいいことにしよう」
こうなってくると、見せる側の子は望まれているんだかいないんだか。それでも、形だけは見せたことにしないといけないのか・・・。
実際の絵を想像すると、なんだか笑えてきました。
*
そんなこんなで、遊びに困るどころか、いきいきと遊びを生み出し続ける日々です。見習わなくちゃ!
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