(※イベントは終了しました)あなたに家は必要ですか?書籍付き「立川こしら独演会 ~家なし落語家、ユースホステルに立つ~」in 大阪 8月開催のお知らせ!
落語を知らなかった者は、目を細くする。
落語ってこんなに面白いのか、と。
落語を知り尽くした者は、目を丸くする。
こんな落語は聴いたことがない、と。
それが、立川こしらの落語である。
──この夏、人生が変わる体験をしませんか?
イベント詳細
内容
家がない落語家、立川こしらのトークと落語。
著書『その落語家、住所不定。』(光文社) 付き!
日時
2023年8月28日(月)
14時00分 開演(13時00分 開場)
16時00分 終演予定
会場
大阪市立長居ユースホステル 多目的室
アクセス:Osaka Metro 御堂筋線「長居」駅 1 番出口 10 分
JR 阪和線「長居」駅 東出口 10 分、「鶴ヶ丘」駅 5 分
住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園 1-1
料金
チケット (入場券+書籍) 1,500円
予約方法
パスマーケットにてチケットをご購入ください。
入場方法
開場は13:00を予定しております。
靴を脱いでご入場いただきます。スリッパがございます。
受付にて電子チケット画面のご提示をお願いいたします。
書籍を受け取り、お好きな席へお座りください。
※書籍の配送は承れません。
お問合せ
Email: ienasi.rakugo@gmail.com
イベントの魅力
立川こしらとは
家がない落語家、立川こしら。
その言葉どおり、身一つで世界中を飛び回る。
家がないから、どこへでも行ける。
どこへでも行けるから、何だってできるのだ。
彼はあなたに、新しい世界を見せてくれるだろう。
こしら×ユースホステル
今回の会場となる長居ユースホステルは、
旅の好きな青少年のために作られた宿泊施設。
かたや立川こしら、旅好きではない。旅はするが。
ユースホステルとのコラボレーションは楽しみだ。
長居ユースホステルとの縁
長居ユースホステルには、広瀬和生氏が編集長を
務めている雑誌『BURRN!』が展示されている。
所長が長年ご趣味で収集し続けたものだという。
恩人である広瀬氏が編集した雑誌を、愛蔵する施設での独演会。
そんな縁のある会場で、トークにも熱が入ることであろう。
これが出囃子!?
立川こしらの出囃子は、小室哲哉氏が作曲したものである。
そんな不思議な取り合わせも、彼ならではと納得がいく。
と言うのも、落語家でありながら音楽フェスに出演したり、
avexからCDを発売したりと、幅広く活躍しているからだ。
その時の縁で作ってもらった出囃子を、今回はお借りする。
また、開演まではYouTubeで活躍中のAzuさんの歌声が会場内に響く。
Azu /produced by.T2C music 『Crescent moon』
通常、落語会場でボーカル入りの曲が流れていることはない。
しかし、根拠なき「常識」など破ってしまうのが立川こしら。
「非常識」な選曲さえも、高座の彼を引き立てることになるだろう。
書籍付き落語会
今回お越しいただく方に、1冊の本をお渡しする。
お渡しする本は、立川こしら初の著書『その落語家、住所不定。』だ。
ここで、図書館員でもある主催者による書評に、しばしお付き合い願いたい。
立川こしらの幼少期から"家なし落語家"となるまでの過程、さらには、家のない生き方の具体的な実践方法まで、自らの言葉で詳細に綴られているのが、当著書『その落語家、住所不定』である。
自叙伝というと重苦しい風合いのものも多くあるが、立川こしらの語り口はとても軽快で、幾多の困難の中でも飄々と生きていく人物像が伝わってくる。
どこか俯瞰したような視点から自分自身をも評価し、まるで他人事のように褒めたり文句を言ったりする面白さは、落語家真打としての才が文筆にまで至った結果であろう。
仕事術や人生哲学が語られる部分も多いが、あくまで客観的な分析から得た人生訓を淡々と述べているだけなので、押しつけがましさは無い。
そのためか、少しひねくれたり常識からはずれたりしているような考え方すらも、実は理にかなっていると気づかされ、納得させられてしまう。
一般人には真似し難いようなことでも、なぜか真似できるような気にさせ、そうしたいとさえ思わせてしまうのだ。
この本がまったく響かない人もいるだろう。
しかし、この本を読んで人生が変わるほどの衝撃を受ける人もいる。
この二極化こそまさに、立川こしらという落語家に対して人々が抱く感想に相違ない。
つまり、この本は「立川こしららしさが最も出ている本」である。
…と、結びらしく言いきれたところで拙い書評を終えよう。
ちなみに、今回の落語会を企画するにあたっては、立川こしらのことを知らない人に知ってもらうことを目的の一つとしている。
そのためのツールとしてこの本を選び、来場者全員に渡すこととした次第である。
絶対に受け取り拒否などせずに、ご一読いただきたい。
お聴き逃しなく!!
毎月の落語会を全国で開催している立川こしら。
しかし、今回は一度きりのイベントとなる。
初めての人も、よく聴く人も、ぜひこの機会に、
生で立川こしらの落語を聴き、著書を手に取り、
彼の仕事術や人生哲学をもたっぷり味わってほしい。
「今いるところが俺の居場所だ!」
その言葉が、今、あなたに必要かもしれないから…。
PR動画
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?