雀聖復活 勝因振り返り(DAY30)
私の目標はあくまで魂天。
雀聖への復段は通過点に過ぎず、いちいち喜んでいられない。
んな訳ねーだろバーカ!!!
(嬉)(嬉)(嬉)(嬉)(嬉)(嬉)(嬉)(嬉)
ざまぁみやがれ~~~~!!!! ヒュー!!!!!
今日はお赤飯炊いちゃおうかしらwwwwwwwwww
ありがとうママーーー!!!!!!!
自分語りは記事の後半に回すとして、
ふわっとした意識を文章化してノウハウにしたいから
雀聖復活に際し意識した点を書く。
結論から言うと単に放銃率を下げたのが奏功したので、その手段を書く。
その前にまずスタッツ↓
冒頭話した通り、放銃率が有意に下がってるのが気持ちええ(-0.27pt)
アガリ率の微減(-0.12pt)を補って余りあるので、
守備寄りへのシフトが奏功したと判断。
意識した点は3点。
①「とりあえず役牌鳴かなきゃアガれないっしょ」をやめた
例えば、以前の私なら脊椎で1鳴きしていたコレ↓
今改めて見ても渋々ポンしそうだけど、
これをポンするのに抵抗感を覚えるようになった。
(23mなら余裕でポンしそうだけど)
以前は、
「上がり目がほぼ消えるくらいならポンして上がり目を残した方がマシ」
「早くアガって相手の高い手を蹴るのも大事」
という大義名分で絶対鳴いてたんだけど、アガれたところで高々1000点。
単純計算、ちょいちょい手詰まって1回8000放銃しようものなら
8回分の早アガリがパーになるし、
何百回か打ってちょいちょい謎の3900とかに放銃している中で
「あれ? これ全然見合ってなくね??」
って思って鳴くのをやめた。
この辺、へびかすも「ポン!」「ポン!」うるせーが、
ギリギリの押し引きができるだけの読みが冴えた人(ヘビ)だからこそ、
参加率を上げる鳴きが肯定されるのであり、
危険牌の濃度を読み切れない自分がマネするものではなかった。
結果、大幅に麻雀が簡単になった。
何が簡単になるって、まず守備力が確保される。
ヘッド候補がほぼ安牌になるので、
「良型変化のために孤立の2,8とかいつまで抱えておけばいいのかな」
なんてガクブルせず、ヘッド以外はブクブクってればいいし、
時々飛んでくる爆速激ウザリーチにも精神崩壊しなくて済む。
それに、ツモが効けば發發落としてメンピンにも向かえる。
手なりで進行してれば勝手に赤引いて中~高打点に化けることもあるので、アガリ率の微減を、アガリ時の打点でカバー・・・・・・どころか、
期待値的にはプラスに働いてんじゃないかと感じ、
結果的に放銃率だけ下がるタダ得バランスを会得したんじゃね?
って心底思えるようになってきた。
まぁこの戦法って、難しいことから目を背けてる一面もあるので、
一定レベル以上になると方針変えなきゃいけないところもあろうが、
「100点は取れないが、手軽に80点を取る戦術」
として手っ取り早く、再現性が高い戦法だと感じる。
②2段目後半でのしょーもない手で真っすぐいくのやめた
例えばこういうの↓
今となっては少し恥ずかしいが、相手がリーチしてない中、
こっちがこういうドチャクソしょーもない(チートイ)1シャンテンの時、
何のこともなく手なりで2mとか切ってた。
が、こんなんアガりどころかテンパイすらキツいんだから、
見合ってない放銃抽選受けるな、ということで2段目後半あたりで辞めることにした。
そうしたら謎の11600に放銃しないようになった。
もちろん、読みとか全く駆使してない。
「2mが他家に危ないから」とかいう発想一切ない。今の私では読めない。
昨日の矢島プロの勉強会でもあった通り、
「自分の手の価値に見合ってないからオリよ」という判断をしただけ。
ただ、それだけで実際に放銃率がかなり落ちた。
コレが一番手応え感じている部分。
似た話で、
「1副露+捨て牌3段目、2副露+捨て牌2段目、3副露+捨て牌1段目の
テンパイ率は各50%」
という統計データもメチャクチャ役に立った。
極端な話、例えば捨て牌1段目で3副露された時、
「は? 今自分3シャンテンなんだが? もうオリるか」
という風に、その統計データを認識することで
相手と自分の速度感を予測でき、それを押し引きに活かせた感触がある。
こう振り返るとだいぶオリに頭が回るようになったなと思うが、
前述の通り、和了率がそこまで落ちてないことから、
「見合ってない勝負だけをうまいこと避けられるようになってきた」
とポジティブに思っている。少なくとも今は。
③「形テンは勝負手」をやめた
「形テンは勝負手」ではなかった。
これもここまでの話と似た話。
形テンを取る、取らないで局収支なんて3000点ぽっちしか変わらない。
形テンを獲得、あるいは維持しようと粘った結果、
一発マンガン放銃しようものなら一瞬で吹き飛ぶ点数である。
これも、危険牌を繊細に見極められる人が、
99点から100点への上積みを図ろうとした時に出てくる概念だと思った。
私のような、読みもままならんヒヨッコは、目先の数千点を捨てても、
「高打点放銃」というラスに直結するイベントを全力回避した方が
段位ポイントの期待値上はプラスだと考えた。
これも、卑しい形テン粘りからの幾度とない放銃で得た知見。
形テンは勝負手ではない。形テンは勝負手ではない。形テンは勝負手ではない。少なくとも読めない私にとっては。
ちなみにへびかすもマジで形テン取らない。
それはちょっと意外だったんだよなぁ。AIって、園田プロじゃないけど
「できること全部やる」系で地を行くイメージがあるんだけど。
逆に、そんなAIすら形テンを全然取らないので、
中級者が血眼にして目指すものではないという感覚に自信が持てる。
以上、放銃率が下がった要因の自己分析3点です。
他にも細かい点はあるのですが、この3つが大きいな。
続いて現在の課題感。
いっぱいあるけどパっと思いついたのは次の2点。
①着順操作力
3位よりラスが多いんですよね。
1つだけ、絶望的に我流でしか学べてないことがあって、それが着順操作。
例えば南3、今自分が3着でラスと4000点差、ラスからリーチ来たとして。
どうしよう、流局しても捲られないしオリた方がいいのかな。
他家が攻めてこないだろうから俺が流しにかからないとダメなのかな。
じゃあ自分の手がどれぐらいの速度感、打点があれば今ココで対決するに見合ってるんだろう、他家の点棒や河がどうであったら他家は押し返してきそう(他家アガってくれ!に賭けられそう)と考えられるんだろう。
とか、その辺がマジでフワフワしていて、
しなしなと指くわえて見つめて捲られてラスったり、
フワッとデバサイの放銃かまして満直しか許容されない絶望的なオーラスを迎えたり、土壇場の戦い方が下手くそだから3着よりラスの方が多いんだと思っている。
私が見た感じ、学ぼうにも書籍にも無いんだよね。
福地さんの押し引きの本も、点棒状況がどうとかより、自分の手の価値が
相手のリーチに対して見合ってるかっていう、
もうちょっとシンプルな状況にしか言及してないし。
このあたりは鉄つよの人間に、考え方含めて教示頂かなきゃいけない部分だと思っているので、教えを乞うていきたい。
②鳴き読み力
鬼打ちする前、このNotesでも度々挙げた通り、
ヨーテルさんの鳴き読み本とかも見たんですが、
現時点では段位戦へ一切活かせませんでした。
というのも、牌効率と、スジと、ワンチャンスノーチャンスの拾い上げに
脳のリソースまだ全部持ってかれる状態だったので。
でもさすがに少しだけ余裕が出てきたので、
そろそろ本気で鳴き読みにも取り掛かろうと思う。
前も書いた通り、時間掛けてでも鳴き読みする努力をしないと会得できないので、段位戦をこのままダラダラ続けていても一生身に付かない。
牌譜使って地道にやろう。
雀聖に戻れたので、ここからは再び座学の時間を増やしていこうと思う。
ただ、今回上振れたり下振れたりして痛感したが、
段位戦は打数もほんと大事だね。。。塩梅が難しい。
以上です。
「VPLリーグ戦が始まる前に雀聖復活」を密かに目標としていたので、
それが達成できたのは救い。
ただ、代償に色んなことをすっぽかしてきたので、
感覚が途切れない程度に、段位戦の回数を減らす予定。
(動画制作が疎かになっていてヤバい)
復段に伴い座学を増やすということで、
ひいてはNotesの更新頻度も上げていきたいんですが、
そういった事情なので引き続き好きな時に無理ない範囲で更新します。
麻雀は逃げないし。よろしくお願いします。
告知↓ 13(日)朝9時に鉄つよプロの稚児さんに牌譜検討頂きます。
是非ご視聴ください。見て頂く段位戦の牌譜を選定しないと。。。
ここからは復段に際しての自分語りです。
爆運引き入れただけに見えるが、
爆運来るまで打席に立ち続けたんだよ
今回はホンマにキツかった。
グラフの通り、前回豪1復活から聖1へ上りきるまで以上の段数を要した。
(今回、299半荘掛かりました)
上のグラフの1500半荘以降、グラフにしてしまえば無機質そのものだが、
折れ線が下にグアーってなってるところで何度ブチきれたことか。
4トップ5トップ取った後、
「あくまで次、1位~ラスのどれを引くかは独立事象。
直近4トップ取ろうが5トップ取ろうが
次ラスを引く確率がアガる訳ではない!!」
って奮い立たせたあと無残に4ラスを食らうことが何度あったか。
まあ、今回苦戦したことが麻雀の技術面でもメンタル面でも
成長には繋がったと思います。
メンタル面では成長というより、不感症になっただけな気もするが。
それを成長と言って良いのか不明。
ちなみに1位~4位の回数で言うと、
1位:88回、2位:79回、3位:64回、4位:68回。
もしこれが豪3坂ではなく聖1坂だった場合、
ラスのペナルティが15pt厳しくなるので、
68回×15pt=-1020ptほど下振れることになる。
今回は1800ptの坂を上りきれたので、それを踏まえると、
聖1坂は今以上に時間がかかるものの、恐らく登り切れる計算になる。
降段前、聖1の原点割れを2年以上さまよっていた時期と違い、
明確に強くなってる自信はあるので、今回こそ未知の聖2に踏み入れたい。
がんばるぞー
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