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いえながのやくそく vol.25

2020年10月4日

おはようございまーす!



秋らしい涼やかな朝。

さっき、バンド仲間と乗っていたバスが高速道路からダイブして、一回転ひねりを描きつつ隣り合わせのビルの屋上に着地。

そこから這い出して脱出してきたところ。

、、、そんな夢を見たので心がゾワゾワしたままの朝6時。


まずは一曲いきましょう。


Early Sunday Morning - Donald Byrd

あぁ、ちょっと落ち着いてきた。



なんやったんやろう、あの夢は。w


バスが空中で一回転のループを決めてる中、フロントガラスから見えた光景、その無重力感と迫りくる嫌な予感は実にリアルだった。


奇跡的に隣のビルに着地したけど、バスは今にもバランスを崩して地上に落下しそうだった。
僕が脱出するのを見る人達の息を飲んで見守る感じもリアルだった。(そんなシチュエーションはリアル体験したことないけど)

動画が撮れてれば確実にバズれるネタだった。w
ドラえもんの夢カメラがあったらなぁ。

それじゃもう一曲聴いてください。

If That’s the Way You Want It - Wynton Kelly


しみるぅぅ〜〜〜



Miles Davisの50年代の黄金期を支えたピアニスト、Wynton Kellyのイージーリスニングアルバム。
イージーリスニングっていう言葉を聞くと、音楽の内容まで軽いような薄いような錯覚をするが、そういう聞きやすい作品ほどプロの知恵と技術が詰まっていて丁寧に作られていて感嘆させられる。
これぞ溜飲が下がるというやつだ。

この作品はレギュラー・トリオにケニー・バレルとクラウス・オガーマン編曲によるストリングス・オーケストラを加えた編成。


やっぱりクラウス・オガーマンのアレンジなんだ!?

僕が「あ、これかっこいいアレンジやなぁ」と思うとオガーマンだった、っていうことは何度もある。 僕は潜在的なオガーマンファンなのだ。
最初に聴いたのはMichael Breckerとのコラボ作品。

habanera - Ogerman & Brecker

この作品も音楽の波に揺られながらいろんな場所へ連れて行かれるようで心地いい。
そしてそこに登場するBreckerの素晴らしいこと、、、
改めてすごい作品だなぁ。

オガーマンでもう一曲。

こちらはオガーマンが作った曲を2人の巨匠が DUOで名演。



Jazz Samba - Bill Envans & Jim Hall

気持ちいいなぁ。



僕はDUOで演奏するのも好き。

DUOは編成によるけど、毎回チャレンジだ。
楽器の相性もあると思うし、その組み合わせによって同じ曲をやっても
かなり違う。
相手が1人なので、お互いのことをじっくり聴きながら音楽が生まれていく過程も好きだ。

先月、惜しくもなくなってしまったJAZZの名店、高田馬場HOT HOUSEでのライブはいつもDUOだった。

最初のきっかけはスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)の北原さんが誘ってくれて初めて行った。

ピアノやベースとのDUOは何度も演っていたけど、トロンボーンとはやったことがなかった。

北原さんとのDUOは、北原さんが2管のアレンジを書いてくれていて、それを元にアドリブパートを交えてジャムっていくスタイルだった。
北原さんがメロディを吹いている時は僕がベースライン。

時にはそれが交代し、ソロが終わると次はベースラインに移行、、というようにずっと吹いてる。w

いや、もちろんずっと吹かなくてもいいけど、やっぱりずっと休んではいられないのでいつもよりは数段忙しい。

これがベースやコード楽器がいれば随分変わってくる。

なので、北原さんとのDUOは一曲終われば2人とも汗ビショだった。w

でもだからこその面白さがあった。

あぁいうDUOはHOT HOUSEがなくなってもどこかで続けていきたいなぁ。

HOT HOUSE FOREVER!!



DUOと言えば、20代の頃に通っていた大阪の谷町9丁目のJAZZの店「SUB」で何度も聴いた名盤はこれ!


Body and Soul - Duke Ellington and Jimmy Blanton


Jimmy Blantonの死後、このアルバムのオマージュとしてベースにRay Brownを迎えて作ったDUOアルバムがあって、こちらはCDでも出ていたのでこれも愛聴していた。



Pitter Panther Patter - Duke Ellington and Ray Brown

Yeah!!

このアルバムを車で爆音でかけて高速道路走ってたなぁ。

Miles Davisは「すべてのミュージシャンはDukeに足を向けては寝られない」的なことを自伝で言っていたが(いい方違ってたらごめんなさい、でもそんな内容だったはず。)

いつ聴いてもDukeの音楽には畏敬を払わずにはいられない。

だって最高なんだもん。


そんな僕も今月末は DUO祭りになってます。


関西の至宝!ピアニストの竹下清志と10月26日に京都ボンズロザリー、28日大阪ロイヤルホース、31日神戸mynchと、DUOで巡ります。

もう25年来の友人でもある竹下さんと2人で毎回刺激に満ちた時間を一緒に過ごせるのが楽しみです。 どこもしっかりコロナ対策を考えてくれてるお店なので、是非足を運んで生の音楽を楽しんでもらえたらと思います。


11月20日発売になる僕の1stソロアルバムの会場限定先行発売もあるので、ぜひよろしくお願いします♪
詳しいライブ情報はこちらをご覧ください。

ここで一曲聴いてください。

A Remark You Made - Weather Report

この前、オルガンの河合代介さんが全編ジュー・ザビヌルの曲を特集しているライブをが素晴らしくて衝撃を受けた。 
話しを聞くと、ザビヌルの曲はかなり細かく譜面が書き込んであるらしく、河合さんは耳コピしたり資料を集めたりして譜面を揃え、ザビヌルの素晴らしい音楽を伝えようとしているとのことだった。


この曲は夭折した天才ベーシストのジャコ・パストリアスにかかれた曲。
自由奔放なイメージがあるジャコだが、実はこの演奏はかなり譜面に忠実とのこと。
この素晴らしいWayne Shoterのソロも書き譜(アドリブではなく、譜面に書いてある)と知って驚いた。

Weather Reportはスーパープレイヤーのアドリブで展開してるのじゃなく、(もちろんアドリブの部分もある)綿密なアンサンブルで出来上がってるっていうのも驚きだった。

生で聴くWeather Reportの音楽はすごいスケールで4人で音を出してるとは思えないオーケストレーションを感じた。

音楽はどこまでも深く高く広がってるのだ。
もっともっと知りたいなぁ。



さぁ、今日はIRIE JAZZ SESSIONのライブ!
南林間Whisky Riverでお会いしましょう♪

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では、また来週!

皆様、よい日曜日を〜〜〜♪♪

【MONちゃんの告知コーナー♪】


はい、来月にリリースを控えて全方面的に張り切っている天パです。


今月もいろいろありますが、一番大きなトピックとしては新バンド結成!


8月にも新バンドG.H.P.Hを結成&ライブやりましたが、また新バンドです!w

、、と言ってもメンバーはG.H.P.Hとそんなに変わらず、Beat BoxのREO MATSUMOTOがドラムのYoshio”TONY”Kobayashiに代わります。


バンド名は『MONKY and FUNKY BIRDS』



このバンドで10月17日、渋谷B.Y.Gでライブやります。


僕の1st solo album『emergence』の曲をライブで是非ライブで聴いてもらいたいです。
当日は配信もやるので、来れない方もぜひ家で飲み物片手に楽しんでください♪



会場限定のアルバム先行発売もあるので、来れる方は是非BYGに遊びに来てください!


BYGはコロナ対策のため限定20名なのでご予約のほうよろしくお願いします。



*予約メールはこちらまで。
 byg1969@yahoo.co.jp

・件名に(チケット予約11月27日)と記入して下さい。
・本文にはお名前、お電話番号、予約枚数を記入して下さい
・2名ご予約の場合は2人ともお名前と電話番号を記入をお願いいたします。
・予約完了しましたら、詳細をメールで返信いたします。

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10月17日(土)MONKY AND FUNKY BIRDS Live and Streaming from 渋谷B.Y.G 

1st Solo Album『emergence』会場のみの先行発売!

●場所:渋谷 B.Y.G(東京都渋谷区道玄坂2-19-14)

●OPEN 18:30  LIVE START 19:30~(2set)

●charge ¥3,000(限定20名)

●出演       『MONKY and FUNKY BIRDS』

MONKY(Sax)
金子巧(Keyboard:cro-magnon)
高橋"Jr."知治(Bass:三宅伸治&Spoonful)
Yoshio”Tony”Kobayashi(Drum:Akoya Afrobeat)

Streamer:Radio Fernando


●予約・お問い合わせ
渋谷 B.Y.G
TEL 03-3461-8574
http://www.byg.co.jp/

●MONKYの1st Solo Album『emergence』で録音したメンバーで、同アルバムの収録曲をライブセッションでお届けします。
JAZZを昇華したFunkyでGroovyなMONKYのバリトンサックス、深淵なサウンドとダンサブルなGrooveを併せ持キーボーディスト金子巧。
ロックな現場にスタジオワークにとジャンルレスに活躍中のベーシスト、高橋"Jr."知治。
from New York、Akoya Afrobeatを中心に様々なバンドやセッションで活躍するアフロビートドラマーYohio"TONY"Kobayashi。

このスペシャルなメンバーでMONKYのオリジナル曲を題材に密なアンサンブルと奔放なインプロビゼーションを展開。
どんな音楽がうまれてくるのかぜひ一緒に楽しんで欲しいです。

同時にライブを生配信で全国の皆さんと共有したいと思っています。
MONKYのYoutubeチャンネルにて配信予定です。

配信サイト↓

CDの全国発売は11月20日になりますが、この日は会場で先行発売します。

MONKY渾身の1st ソロアルバム『emergence』をぜひ手に取って聴いて欲しいです。

B.Y.Gでお会いしましょう〜♪♪♪

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家永 慎也(monky)
この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 monkyのnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 いつもありがとうございます。