いえながのやくそく vol.14
6月21日2020年
幼虫から飼ってるカブトムシ達が成虫になって出てき始めた。
夏はもうすぐそこまで来てる。
学校も再開して子ども達も家にいないし、いかにも梅雨な天気が続いてたのでますますstay homeで制作に没頭な生活をしてました。
そして一昨日、昨日はライブ2days。
久しぶりのライブはなんとも濃厚な時間。
生ライブの感覚は久しぶりで、ぞれぞれが出している音が空間で溶け合っているのを感じる。聴くのも演るのもほんと楽しかった。
ではまずは一曲いきましょう。
今日はなんだかHard Bopな気分。
Uh Huh-Hank Mobley
ジャケもかっけぇよ〜〜〜!
好きだなぁこの雰囲気。
そしてまた昨日の話に戻ります。。。
そこに集まった人達で、わいわいといろんな話をしたりミュージシャン仲間と近況を話し合う。こういうことが気持ちの健康には大事なことなんやなぁと実感。
みんなSTAY HOME中に作品を作ったりしていたようで、そんな制作話をいろいろした。僕もソロアルバム制作の真っ最中、でも並行してる企画もあってまだアルバムにするまでは時間がかかりそう。
一人で作っていくと、なんでも自分で選んで自分で決めて進んでいくが、それを続けてるうちに堂々巡りになったり、疑心暗鬼になったりもする。
そんな時は誰かに話してみると、自分がなにがやりたいのかっていうのがなんとなくわかってくる。
そんなことでstay home中に溜まった垢を落とすかのように喋ってた。
友達最高、友達に感謝。
それじゃ僕の大好きなバリトンサックスプレイヤー、Ronnie Cuberが参加しているこのライブ盤から、ジャズクルセイダーズの名曲を聴いてください。
Steve Gadd-Way Back Home
こういうジャムり方かっこええわ〜!
この辺りの70〜80年代のフュージョンの名曲もライブでやりたいな。
ロニー・キューバーをもっと聴きたくなったので今度はロニーのリーダーアルバムから。
この曲「Boplicity」は初めて聴いた時から生理的に好きだった。
Ronnie Cuber-Boplicity
いいねぇいいねぇ。
ロニーのプレイはほんと、バリトンサックスのいいとこ全部出てくる。
さっきかけたドラマーのSteve GaddとはStaff(有名なフュージョンバンド)時代からよく一緒に演っているので、Gaddのアルバムでもご機嫌なロニーのプレイを聴くことができる。あとはギターのジョージ・ベンソンの作品でもいいのいっぱいある。このあたりも好きだなぁ。
George Benson-The Cooker
これぞHard Bop!な疾走感。気持ちeeee〜〜〜!!
バリトンサックスはこういうブリブリ感も魅力の一つだが、メロウなのもいい。バリトンは低音楽器だが、あえてその高音域を使って演奏するのも味わいがある。
生で聴いてみたかったバリトン奏者NO.1はデューク・エリントン楽団のMr.Harry Carney!
Duke Ellington feat.Harry Carney-Sophisticated Lady
たまらんやないか〜い!!
今日も音楽最高!w
初めてこの音色を聴いた時は痺れた。
この曲を世界中でツアーで周りながら数えきれないほど演奏したんだろうなぁ。そしてもう何も考えずに演奏できるほど脊髄に染み込んでるんだろな。こうやって一生かけて一曲のバラードを歌い続けていくのはかっこいい。
バリトンサックスの人は自分で編曲もやるタイプが多いのか、ジェリー・マリガンやこのサヒブ・シハブもアレンジが巧みだ。
ホーンセクションの使い方がかっこよくてCool。
この人はソプラノサックスもフルートもいい。
最近は僕もフルートを吹くのでサヒブを聴いてイメトレしてる。
Sahib Shihab-Waltz For Seth
この人も好きだ。
デトロイト出身のハードバッパー、Pepper Adams!
Pepper Adams-My One And Only Love
いい音してるなぁ。
この人はトロンボーンとの二管編成でのアルバムも多いが、バリトンサックスとトロンボーンのユニゾンって、いかにもハードバップなJAZZYな響きがして好きだ。
僕もスカパラのトロンボーンの北原さんと二人でライブをやってるけど、バリトンとトロンボーンって相性がいいと思う。
そしてバリトンサックスといえばこの人を外せない。
Jerry Mulligan-Round Midnight
たまらんやないか〜〜い!
これはほんと名盤だ。
20代の頃はマリガンはタッチがソフト過ぎる気がしてあまり好んで聴いてはなかったけど、このアルバムは大好きだった。そして自分も年を重ねてマリガンの良さがわかってきて、今までなんで聴いてこなかったのかと思い聴き直しているところ。偉大なりマリガン!
そう、マリガンはMiles DavisのJAZZの歴史的名盤『クールの誕生』に参加している。しかもギル・エバンスとともにアレンジも担当している。
そのアルバムで僕が一番好きなのが先にあげた曲『Boplicity』
Miles Davis- Boplicity
ギル・エバンスによる夢心地なサウンド。
マリガンのソロもいい。改めてこのアルバムのサウンドの豊かさに痺れる。このアルバムでは他にもBudoという曲やIsraelやマリガンがアレンジを書いたJeruもいいし、どの曲もアレンジが最高なのだ。
これはレコードで聴きたいなぁ。
音楽さいこ〜〜っ!、、と話は尽きまへんな。w
先週の家永吹産はお家でいつでも吹奏楽で遊べるONE MAN SHOWシリーズ第三弾!『君は薔薇より美しい』をリリースしました。
最近では星野源がニセ明と称して布施明のこの名曲をカバーしてリバイバルしてるけど、この曲は持つ味わいは時代に関係なく楽しめると思います。
おみしー師範代からの演奏動画が届いたんでぜひ観てみてください。
購買希望の方はこちらから!
ONE MAN SHOWシリーズはそれぞれの楽器が一番映えるキーに設定していて、E♭楽器用の楽譜を自分で吹いてみましたYO!
ONE MAN SHOW第二弾『白日』
さあ6月ももう後半。
ソロアルバムと並行して作っていってる作品や考えてるアイデアも進めていきつつ、夏までにはいろいろ形にしたい!
そして吹産のライブラリーも増やしていくぞ〜!
ライブも徐々に始まってレッスンも再開して、ますます忙しくなりそうだけど、行き当たりバッチリで楽しんでいきたいと思います。
みなさまもエンジョ〜イ♪
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