いえながのやくそく vol.23
2020年9月16日
朝がどんどん涼しくなってきた。
もう夏は終わったみたいだ。
今年の夏は忘れられない夏になったなぁ。
制作に追われまくっていた8月。
曲を書いてアレンジして演奏して録音してミックスしてと、思いついたことをどんどんやっていった。マスタリングが終わり、軽い燃え尽き症候群になるかと思いきやそんなことはなく、今度はジャケットデザインのやりとりやディストリビューションや宣伝のための準備の日々。
そしてライブもちょっとずつ始まってきた。
転がり出したら止まらない、止まってる暇はないのだ。
まずは一曲いきましょう。
Heribe Hancock - Actual Proof
かっこええわぁ。
20代の頃はこのアルバムを車の中で爆音で聴きまくってたなぁ。
すごい演奏に音響にジャケも最高!これぞ名盤。
僕もそんな名盤が作りたい!
はい、では前回からの続編「ソロアルバムへの道」第3話いってみましょう。
7月に渋谷B.Y.Gに毎週集まって録音を繰り返した。
ベースの高橋”Jr”知治さんと
キーボードの金子巧。(アルバムではピアニカは弾いてないけどw)
そして時々REO MATSUMOTOが加わった。
B.Y.Gの地下にミュージシャンが集まって音楽を作っていき録音する。
こうやって仲間とワイワイやりながら音をだして何か形になっていく過程が好きだ。集まる場所が伝説の老舗ロック喫茶というのもかっこいい。
まるで映画みたいな設定だ。
日本のロックの歴史が刻まれてるこの場所の空気がいつも心地よかった。
B.Y.Gには本当に感謝しかない。
そう思うと僕はこうやって仲間とどこかにこっそり集まって音を出すのが好きだ。
「いえながのやくそく vol.20」で高校時代に誰もいない部室に忍び込んで、友達とバンド練習していたと書いたが、内容は変われどやってることはあの頃と変わらないなと思った。
アルバム制作という使命はあるが、それよりもこうやって秘密の場所(秘密じゃないけどプライベートセッションって意味で)に集まってみんなで何かを作り上げるっていう行為がそもそも好きなのだ。
夜な夜なガレージに集まってバイクや車を組み立てる人達もそうだろうし、どこかのお店に集まる常連さん達の気持ちもそうだろう。
僕たちは仲間と集うのが基本的に好きなのだ。
そして集まった仲間で集中して何かを一緒に作れたらそれは絶対楽しい。
その後の一杯も格別だ。
そう思うとやっぱり僕はバンドマンだなと思う。
みんなと気分を共有してこそ喜び楽しみを感じる。
26年間やってきたバンドを辞めてソロになって一人でなにか作ろうとやってみたけど、どこかしっくりいかなかった。
なにが楽しくてやってるのか途中で見失ったりしていた。
今、腑に落ちた。(
←今なんか〜い!w)
仲間が集まり出すと、自然に次から次へと流れは出来ていくもので。。
録音セッションも後半になり、大方は録り終えたところでプレイバックを聴いていたが何かまだしっくりこない。
その時点ではドラムは僕が打ち込んだリズムトラックを使っていた。
そこを生ドラムでやってみたくなり早速Yoshio”Tony”Kobayashi(以後よっちゃん)に電話。
コロナの影響もあってNYに戻れず長野にいるアフロビートドラマーのよっちゃん。
僕はToshizo&Happy Catsなどのセッションで何度もセッションしていて、よっちゃんのフィーリングがぴったりだなと思った。
電話したところ、丁度今から友達のスタジオ(Jody Tenkuu MiyashitaのBIWA STUDIO)に行くとこだという。
耳を疑うくらいのグッドタイミング!!
即、やってもらうことに。
最初の電話では3曲頼んだが、3分後にまた電話して結局5曲お願いした。
そして録音されて送られてきたドラムを曲に合わせてみると
「何ということでしょ〜」
というビフォーアフターのあの声が空耳のように聞こえてくる。
どの曲も元々がこうだったかのようにスッポリ収まっていく。
きたきた、これこれ、この感じ!
そしてREO MATSUMOTOからもトラックが送られてきた。
そちらはREOが作ったオリジナリティな雰囲気のあるトラックで、これもすっぽりハマった。
いよいよ出来た!
なので今回のアルバムはドラムあり、打ち込みあり、Human Beat Boxありでリズムだけ見てもバラエティが出た。
全部成り行きだけど、行き当たりバッチリ。
こうやって形になるとライブでやってみたくなるのが常。
ライブやります!
9月25日はドラムパートにREO MATSUMOTO。
そして10月17日はドラムにYoshio”Tony”Kobayashiを迎えて、どちらも渋谷B.Y.Gでやります。
9月25日のほうは無観客配信ライブです。
前回の初配信から数段レベルアップした配信でお送りする予定!
なのでぜひ全国の皆さんに見てもらいたいです。
アルバムではドラムでやっている曲もREOのhuman beat boxやループマシンを使っての独特のGrooveを楽しんでください。
10月17日のほうはお客さんを入れた配信ライブでやろうと思っています。
両日ともベース高橋”Jr”知治とキーボード金子巧と僕のSAXは同じです。
そして全国発売開始となる11月中旬にレコ発ライブをB.Y.Gと南林間Whisky Riverで予定しています。コロナの状況によってですが
アルバムもって地方にもいきたいと思ってます。
なんだかもう止まらない感じですが、どんどんこのまま転がっていこう。
皆さんには是非観たり聴いたりして楽しんでもらえたら嬉しいです。
ではまた来週〜!
【ライブ情報】
9月25日(金)『Golden High Pine House Live from 渋谷B.Y.G』
●LIVE START 20:00~
配信サイト→https://www.youtube.com/c/REOMATSUMOTO
投げ銭サイト→https://ienaga2020.thebase.in/
●出演 『Golden High Pine House』
MONKY(Sax)
金子巧(Keyboard:cro-magnon)
高橋"Jr."知治(Bass:三宅伸治&Spoonful)
REO MATSUMOTO(Voice Prec&Hand Pan:松本族 )
●お問い合わせ
渋谷 B.Y.G
TEL 03-3461-8574
http://www.byg.co.jp/
家永吹産
mail@ienaga2020.com
〜不思議な縁で集まった四人が奏でる音楽は聴いたことのないサウンドだった〜
その面白さと可能性を突き詰めてみたくて始めたのがこのバンド『Golden High Pine House』
バンド名はGolden(金子巧)High(高橋)Pine(松本)House(家永/MONKY)と、それぞれの頭文字から。
渋谷B.Y.Gを拠点に定期的にライブ&配信を続けていく予定です。
エレクトロのようで実はアコースティックだったり、Jazzかと思えばRockを感じたり、様々なバックグランドを持つメンバーのカラーが溶け合い常に変動していくライブミュージックを楽しんでもらえれば嬉しいです。
曲は僕(monky)のオリジナルを中心にカバー曲も交えつつ、熱いライブとゆるいトークでお送りします。
9月27日(日)『Spice PlayboyZ Live at 南林間 Whisky River』
●ファンキーなオリジナルを中心に、カバー曲も歌モノもChillもありな変幻自在でイリュージョンなJamをお楽しみください♪
●場所:Whisky River(神奈川県大和市南林間2-3-8 カツタビル2F
●OPEN 19:00 LIVE START 20:00~(2set)
●料金 投げ銭
●出演 『Spice PlayboyZ』
MONKY(Sax)
越野竜太(Guitar:らぞく,digda)
小林洋太(Guitar:The Bang Attack)
湯浅崇(Bass : Sardine Head)
龍大(Drum :L.E.D/Freaky Machine/Orquestra Nudge Nudge)
●お問い合わせ
Whisky River
TEL 046-274-4221
https://www.facebook.com/southlincoln.w.r/
messenger m.me/southlincoln.w.r
Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/325476708503642/
『Spice PlayboyZ』Profile
2013年頃から厚木のパワースポットなカレー屋「Natty Spice』でのセッションから自然発生したパーティジャムバンド。
メンバーはリーダーでFreaky Machineや:L.E.Dのドラムの龍大、ベースにSardine Headから湯浅崇、ギターにらぞく,digdaの越野竜太 、レゲエのエキスパート小林洋太 、JazzをベースにしたFunkyなSAXのMONKYの5人の個性が最高のケミストリーを巻き起こす。
ファンキーなオリジナルを中心に、カバー曲も歌モノもChillもありな変幻自在でダイナミックなJamを展開。
湘南のパーティーシーンを沸かす噂のジャムバンド『Spice PlayboyZ』