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いえながのやくそく vol.11

6月1日2020年

あっというまの五月でした。

は、は、はっやいっ!
stay homeな暮らしをしてるとなんだか時間経過が早い気がします。
あれもこれもやってる時間があると思いきや!
そんなことはあ〜りまへん、時間は変わらず刻々と進んでいたのでした。
ソロアルバムの制作や編曲の仕事に明け暮れつつも、楽器を吹いたり子どもと遊んだりして毎日パンパンに時間を使いながら過ごしてきたつもりだったけど、まだいろんなことがカタチになるにはもっと前進しないと。
そんな五月でした。
まずは一曲行ってみましょう♪

Will Sessions - In The Ride

こういうFunkyな味わいって廃れまへんなぁ。
60年代や70年代のfunkに比べると、やっぱり2017年の音(このアルバムのリリースは2017年)になってて、使ってる方程式(funkの)は一緒やねんけどサウンドは今っぽい。

James Brown温泉から湧き出したfunkの湯は今日も滔々と流れてるのだ。
もうちょっとfunkの湯に浸かってみますかなw

南に下ってミシシッピーヘ。ニューオリンズのジャムバンド、GalacticのドラマーStanton Mooreのアルバムから
Stanton Moore - Here comes girl

ニューオリンズのグレートレジェンド、アラン・トゥーサンの曲をトロンボーンショーティと、シリル・ネヴィルと一緒に演ってる。

ナイスコラボ!!

こういうの聴くとセッションしたくてたまらないなぁ。
いよいよ自粛も解除になってちょっとずつ戻っていくのかな。
早くみんなで音を出し合いたいよ〜〜!!

Stanton Mooreと言えば、彼がダーティダズンブラスバンドと一緒に作ったアルバムのプロモーションで来日した時に、ダーティダズンの代わりにそのアルバムの曲を、僕が在籍していたBLACK BOTTOM BRASS BAND(BBBB)とライブを2本やりました。

スタントンのドラムは曲のアレンジがめっちゃ聴こえてくる。
彼に導かれるままに、音楽のダイナミクスの波をサーフィンするがごとく(サーフィンは未経験なので妄想)別次元のGrooveを体感させてくれました。ダーティダズンブラスバンドとセッションした時も思ったけど、向こうの人のGrooveってやっぱりアメ車みたいで、大きい排気量の車で大っきい道をクルーズしてるような気分になる。
やっぱり生まれ育った土地柄や食べ物や環境もろもろがその人の音楽を作っていくんだなぁ。
こういうセカンドラインを叩くドラマーは日本ではめったに会うことがないけど、セカンドラインは面白いし、もっと出てきてもいいのになと思うけど、やっぱりその土地だからこそ生まれてくるGrooveなんだろうな。

そんな本場、ニューオリンズに20年以上前に行って、現地のパレードに参加させてもらった時、トロンボーンを持った子どもに『ハリケーン』(僕が書いた曲でBBBBのセカンドアルバム『Meet Up The Street』に収録。そのアルバムはニューオリンズのダナの店のジュークボックスに入っていたので、彼はたぶんそこで聞いたのと思う)のリフを教えて欲しいと言われたことがある。それがトロンボーン・ショーティーだった。
いまや身長も大きくすっかりマッチョなショーティーだが、当時はほんとにちっこくてショーティーだった。小学2年生くらいだったのかな?
でも音はやっぱりすごかった。こんな子どももすごい音を出すニューオリンズってすごい!と思ったけど、それはショーティーだもの。
でもショーティーにリフを教えたっていうのはTHE 自慢!!w

あ、やばい、こんな時間だ!今日はなんと、これから手術なのね〜〜〜!!ちょっと行ってきます、続きは帰ってから。

、、、いま病院で手術を待っているところ。

手術は久しぶりだ。

などとのんびりしてたら呼ばれてオペ開始!
脇腹にできた脂肪腫を切開して取り出すのだが、これが大きくてなかなか取れない。 ツルッツルの肌をしたヤング女医も手こずっていた。
麻酔が効いてるとはいえ、自分のお腹から卵ぐらいのものを切ったり押したり引っ張ったりしてほじくり出しているわけだから、いつか激痛がくるんじゃないかとオペ初心者としては緊張しきり。

3~40分して出てきたのはLike a 磯辺焼き!
大きさもちょっと平べったい感じもそっくりで、焼いて海苔で巻けば食べれそうだ。動画を撮らせて欲しいと頼んだけどNGとのこと。
なのでイメージ写真でお送りします。

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サクっと帰宅したので気軽な感じがするが麻酔が切れてからが心配。
8年前に『○゛』の手術をした時、日帰り手術ってスピーディでいいなぁと思ってたけど、切った夜が大変だった。
麻酔の副作用で喉は乾くわ、患部は痛み出すわ、痛み止めは全然聞かないわ、もう朝まで寝れずに病院が開くのを待ってすぐ直行。痛み止めの注射を打ってもらってようやく安らいだ。
あんな夜はいやや〜〜!!今日はどうかな、、、安らに朝を迎えれますように!そんな願いを込めてこの曲聞いてください。

斎藤和義 - 歩いて帰ろう

和義さんのアルバムには何度かホーンセクションの録音で参加したり、自分のバンドのアルバムにゲストで歌ってもらいライブでもセッションしたりさせてもらいました。
和義さんの周りにはいつも穏やかな気が流れてて一緒にいるだけで癒されるような人だったなぁ。
そんな和義さんの曲を吹奏楽アレンジにして家永吹産よりリリースしました!
先月に吹産のホームページでアップしたんですが、それから後半にアドリブパートを少し加筆したり手をいれたので、リニューアルした音源を再アップしました。ぜひ聴いてください!
そしていつか吹いて欲しいなぁ。
そして和義さんと100人の吹奏楽と一緒に演奏したいなぁ。
ってこのご時世じゃぁ、、早く平和な生活が戻ってきて欲しい!

家永吹産 - 歩いて帰ろう(斎藤和義)

このスコアが気になった方はコチラで詳細がみれます。

この曲を吹奏楽をバックにソロでメロディを吹いて楽しもうという
『ONE MAN SHOW』というシリーズもリリース準備していて、そちらは友達のチューバ奏者、潮見浩章とのコラボ企画で進めてます。

ソロアルバム制作で孤独な作業が続いてたんで、こうやって相手がいてやり取りするのはとても気分が上がる。友達万歳!!

こちらはYouTubeで実際に演奏してる動画をアップしつつ、家永吹産のSHOPで楽譜にステッカーとカラオケ音源をセットにしたパッケージで販売していこうと思ってま〜す。
吹奏楽な人もそうじゃない人も楽しめるものになってるので気になった人はぜひcheckしてみてください。って、まだ準備中なんですが。w
6月末位には発射予定!

その『ONE MAN SHOW』シリーズでKing Gnu「白日」も今作っていて、そちらは高速ブレスとハイトーンが要求されるフィジカルに楽しい作品になりそうです。これも演奏動画をお楽しみに。

それにあわせて以前に吹奏楽版でリリースした「白日」をさらに手を加えて音も格段に良くなって再アップしました。こちらは大編成でお送りします。

家永吹産 - 白日(King Gnu)

街に出ると人が多くて自粛解除を実感。
あちらこちらから焼き鳥の匂いがそそってくる。
っていうか、今日は腹も切ったし酒は飲めない飲めない飲めないよ〜!と焼き鳥の匂いを振り払うようにして帰ってきた。
でも嬉しいね。焼き鳥の匂いは平和の匂い。
みんなでワイワイできる日々が帰ってくる兆し。
まだしばらくstay homeだけどいろいろ気をつけつつ頑張っていきましょ!

では最後にこの曲を聞いてください。
関西出身のトランペッター黒田卓也くん。
今はソロアルバムを作ってるんでこういう管の使い方が気になります。

cero rework 黒田卓也 - 街の報せ


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家永 慎也(monky)
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