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いえながのやくそく vol.20

8月16日2020年

今こそ使うこのフレーズ!夏真っ盛り〜〜!

6月、7月と降り続いた雨はこの8月の暑さを強調するための演出だったのかと思える。

梅雨が明けてようやく遊びに行けると思った子どもたちも熱中症を警戒して思うように遊びに行けない。
夏ってこんなにサバイバルだったかな?と昔を振り返る。

高校1年生の夏休み。
部活もないのに学校に行って、友達と一緒にギターを持って部室に忍び込んで、バンド練習してた。
この曲を蝉の声と一緒に聞くとあの頃を想い出す。

Day Dream Beliver-The Timers

テレビCMで流れてきたこの曲を初めて聴いた16歳の僕は、胸の内に起こったザワザワした感情を抑えきれず、触ったこともないギターが欲しくなり、コードの押さえ方の本を友達から借りパク(※借りて返さないこと)し、まずはひたすらオープンコードを練習したのだった。

そしてこのThe Timersから忌野清志郎さんを知り、急激に音楽を聴き出すようになる。

この曲も同じ頃に宮沢りえが出ていたポカリスエットのCMでかかっていた。これも僕の忘れられない16歳の夏の記憶。

君が降りてきた夏 - Mojo Club

この曲は難しくてコピーできなかったけど練習したなぁ。
自分が実際に体験した「甘酸っぱい思い出」というのは思い出せないけど、
この曲を聴くと、歳を経ていくらオッサンになろうとも「甘酸っぱい」気分になるのだ。
この15年ほど後にこの曲を歌っていた三宅伸治さん(The Timersのメンバーでもある)と知り合って一緒に演奏するようになり、三宅さんにこの曲が好きだったことを話すととても喜んでくれた。
ライブの打ち上げで三宅さんの前で酔っ払ってカラオケで歌ったような気がする(記憶がさだかでないけど、、、何やってんだ。w)

同じ頃、The Blue Heartsの真島真利(マーシー)のソロアルバム「夏のぬけがら」も聴きまくっていた。このアルバムの曲もいっぱいコピーしたなぁ。

夏がきて僕等 - 真島真利

僕の周りのバンド少年達はみんな聴いてたなぁ。
マーシーみたいなバンダナも買ったなぁ。
高校生といえばやっぱりバイクに興味も出てくる。
原チャリを持っている友達がうらやましかった。
そしてバイトしてSR400を買った。
この曲の歌詞のように、夜の交差点で風を感じたかったんだなぁ。

オートバイ - 真島真利

この頃はこうやって好きな曲=歌ってみたい曲だった。
そして自分にとって歌詞がとても重要で、サウンドよりも歌詞が重要だった。カセットウォークマンにダビングしたお気に入りのテープを通学中や暇な時にはずっと聴いてる訳だから自ら洗脳してるようなもので、ロックなメッセージが僕の体に染み込んでいったと思う。
この曲もよく歌ったなぁ。

June Bride - RCサクセション

泣きそうなっちゃった。w
この曲もよく練習したなぁ。
このアルバムはRCサクセションの中でも後期の作品なんだけど、ハードなロックサウンドじゃなく初期のRCのようなフォークやカントリーを感じるサウンドでコピーしやすかったのかもしれない。
いや、そんなこと考えてるはずないか。w
ただいいと思ったからやってたんだと思う。
でもやってるうちにカバーしやすい曲を探していたのはあった。
曲を好きになったらそれは自分も歌ってみたいというのとイコールだった。
この曲もそういうなかで見つけた曲。

Mr. Moonlight - 山口富士夫、延原達司

山口富士夫さんの世界にも憧れた。
音楽雑誌で富士夫さんのロックな伝説の記事を読み、富士夫さんがやっていたバンド「村八分」を近所のレンタルCD屋で探した。
そのバンド名からすでに衝撃だったのを覚えている。


あの頃、クーラーもない部室で窓を閉め切って(音が外に聞こえないように)友達とギター弾いて歌ってた。すごく汗をかいたような気がするけど全然気にならなかった。将来バンドマンになりたいとか、そこまで思っていなかったけどただ楽しかった。
その楽しさは今まで味わったことのない種類のものだった。
それが病みつきになり、不思議な縁が繋がって実際にバンドマンになっていった。
あの頃一緒に音を出していた友達みんな元気かなぁ。

僕はいまソロアルバムの制作が佳境に入っていて、最初は一人で作っていたトラックをこれまた不思議な縁で繋がった仲間と曲を練り直しているところ。いろんなピースが繋がって最後にキラキラっと曲が立ち上がる、、はずっ!w

そんな感じで今日も明日も進行形で、やりたいことをやりたいようにKeep On!していきます。


いきなりの告知になりますが、8月19日の19:00過ぎから、無料配信ライブやります。
新しいバンド『Golden High Pine House』で初ライブ、初配信、初無観客ライブと、初もの好きにはたまらない内容になってます。ばっちり出来上がったものを観てもらうというのではなく、音楽がそこで生まれてくるのを一緒に楽しんでもらうようなライブになると思います。

前述の三宅伸治さんのバンドでベースを弾いている高橋Jr.知治さんとcro-magnonの天才キーボード、金子巧
世界中のフェスを巡り、ワールドワイドに活動しているボイスパーカッションとハンドパンのREO MATSUMOTOと僕の四人で、どんなライブになるのか。ぜひ一緒に楽しんでもらえたらと思います。

配信サイト→https://www.youtube.com/c/REOMATSUMOTO

投げ銭サイト→https://ienaga2020.thebase.in/

じゃぁ、今日の最後はこの曲で。
この曲も高校生の頃にコピーして何度も何度も歌ってた。
何年も経って初めて清志郎さんと一緒にライブすることになった時にリクエストして歌ってもらった贅沢な思い出アリ(自慢w)。
清志郎さんありがとうございます。

いろんな思いが溢れ出す暑い夏の日。

みなさま熱中症に気をつけてご自愛ください。

あふれる熱い涙 - RCサクセション

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