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いえながのやくそく vol.17
7月12日2020年
ようやく晴れた日曜日。
九州の雨もやんだかな。
早朝から近所の雑木林まで息子とパトロール。
クワガタは来ておらず、カナブン捕獲。
息子がファーブル昆虫記に出てくる「カナブンに紐をくくりつけて飛ばす」のがやりたいと言い出したので、家に帰ってさっそくやってみる。
が、カナブンの最先端素材のようなメタリックコーティングされた体はツルツル滑る。
何度もトライするがどうしても紐がくくりつけられない。
そうやって格闘しながら観てるとカナブンはほんとに綺麗なんだなと気づいた天パです。
おはようございます。
そんな朝にはこの曲聞いておくんなましっ!
Grazing The Grass - Hugh Masakela
アフリカってもう子どもの頃からはっきりイメージできない不思議な場所。
すごくエキゾチックで迷路のような街があったり、暗がりには怪しい目をした部族がたむろしているような、そんな世界を想像しながらアフリカの音楽を聴いている。
実際に行ってみるともっとすごいんだろなぁ。
行きたいぜアフリカ〜〜〜!!
そう、アフリカの広大な世界でアフリカにキターーーーーーー!!って叫んでみたい。w
そんな広大な土地で育った人たちの音だから、音の感じ方も違うだろし、向こうでセッションしてみたいなぁ。
Jah、 Hugh Masakelaとも一緒に作品を作っているドラマーのTony Allenもアルバムから一曲。
Push And Pull - Tony Allen
このアルバム『The Souce』はホーンアレンジが秀逸!
ホーンソロもめちゃかっこいいプレイ連発!
レコードで聴きたいなぁ。
でかいサウンドシステムでグワ〜ン!と鳴らしたい、そんなスケールも大きな感じがする。
もう一曲このアルバムから聴いてください。
Moody Boy - Tony Allen
19歳の頃、大阪音大のジャズ科に入って2年目で、チャーリー・パーカーやモダンジャズの勉強に明け暮れていたけど、まだまだJAZZは難しい音楽で、いつも曲に取り組んでは四苦八苦していた。
そんな時に出会ったのがニューオリンズから来たDirty Dozen Brass Bandで、彼らは強烈なGrooveの上でシンプルなコード進行でJAZZをやっていて、僕もこういうのがやってみたい!と衝撃を受けた。
そしてそれがBlack Bottom Brass Band(BBBB)になっていく。
BBBBの初期はDirty Dozen Brass Bandの曲をカバーしてやっていた。
それはどこかアフリカを感じさせる曲やGrooveだった。
でもそれがアフリカやニューオリンズから遠く離れた日本人の自分達にすごく合っているように感じて、いろんな路上で演奏しまくっていた。
それがこの曲『Voo Doo』
Voo Doo - Dirty Dozen Brass Band
こういうマイナー調の曲はニューオリンズ系ブラスバンドでは定番である。
この中に僕はアフリカを感じ、行ったことのないアフリカに憧憬を抱いたのだった。
そしてそこからフェラ・クティを聴くようになる。
音楽雑誌で時折見かけていたインパクトのある写真からとても興味を持った。
そしてCDを買って聴いてみたらかっけぇ〜!!
Zombie - Fela Kuti
やばいやん、何回きいてもやっぱりかっけぇ〜!!
去年、20年以上に渡りNYで音楽活動を続けるアフロビートドラマー小林Tonyよしおと一緒に2日ほど旅した時に、車中でアフロビートの話をいろいろ聞いたけど、やっぱりフェラ・クティだって言っていた。
フェラの話もどれも面白かったなぁ。
フェラはテナーサックス奏者だし、アフロビートにはホーンが付き物だ。
そしてこのアフロビートのホーンの傾向として、少し歪んでいる。
クリーンなトーンじゃなく、ハスキーで生々しい。
そう、生々しい!
その人そのものっていう音がする。
僕はその歪んだ音に惹かれたのかもしれない。
歌手でもハスキーな声の人が好みだ。
Dr.John,Tom Waits,Bob Dylan,Howlin’ Wolfや憂歌団の木村さん。
子どもの頃に観た「We are the world」のMVでもCyndi LauperやBruce Springsteenのハスキーボイスが好きだった、
そんなハスキーフェチとしてはアフロビートの世界は馴染みやすかった。
そしてどこかニューオリンズとも近いものを感じた。
Chop And Quench - Fela Kuti
この曲も面白いなぁ。
アフロビートはいろんなリズムを刻んでるパートが折り重なって作られていて、それを体感できるワークショップを去年、前述したドラマーの小林TONYよしおが長野の菅平 JAZZ WEEKでやっていて、とてもわかりやすく、何よりみんなめっちゃ楽しそうだった。
そんなアフロビートワークッショプ、今年も菅平JAZZ WEEKでやるみたいです。
今年は僕もブラスワークショップをやってアフロビートとブラスで一緒に面白いコラボ演奏できたら最高だなぁと企画中です。
去年は息子と参加したけど、会場は山に囲まれたほんとに気持ちいい場所で最高だった。
息子は一生忘れないかも知れないくらい楽しかったらしい。w
そんな菅平JAZZ WEEK、今年は9月19日〜21日。
最高の三日間を味わいに来てください。
詳細はこれからなのでまたここでもお知らせします!
会場はこんなところ!
では最後にTony Allenのアルバムからジャズメッセンジャーズの大ヒット曲をアフロビートで♪
Moaning’ - Tony Allen
【家永吹産 NEWS】
暑い夏が日々近づいて来てますね〜〜
いきなりですが、山下達郎は夏が似合う!!
まぁクリスマスも似合うけど、、w
でもやっぱり山達は夏でしょ〜!
ということで名曲『RIDE ON TIME』をONE MAN SHOWシリーズでリリース!
家やスタジオでラジカセやスピーカーから音を流してセッションすれば一人練習もめちゃ盛り上がる〜♪
そんなONE MAN SHOWシリーズ、吹いてみたらめちゃ楽しいのでぜひ試してみてください。
『RIDE ON TIME』の吹奏楽の小編成バージョンもありま〜す!
ぜひcheckしてみてくださ〜い!
今週からライブでいろいろ行きます。
各地でどんな人に音楽に会えるのか楽しみ。
ライブができるのが嬉しい。
いろいろ気をつけつつライブミュージックを楽しみにきてください。
7月16日 本厚木Cabin MONKY&白石才三
7月17日 静岡BELL STORE IRIE JAZZ SESSION
7月19日 柏アニマリア THG feat. Monky
7月23日 宮城県登米『森波』Toshizo and Happy Cats
7月29日 高田馬場ホットハウス 家永慎也&岩見継吾
詳しくはスケジュールをご覧ください
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