「ある」か「ないか」もわからない台風被害対策その2
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では今回は、前回に引き続き台風対策についてお伝えしていこうと思います。
もし前回の記事をご覧になっていない場合は下記より記事をご覧ください。
ではさっそく本題に入っていこうと思います。
前回は1~3について解説をしていきました。
なので、今回は4つ目から解説をしていこうと思います。
台風対策その4は
4.物置
ずばり外に置いてあるような物置を固定することです。
当り前だろ!とここで感じられた方もいるのではないでしょうか。
もちろんそのままの意味で、物置も強風などによっては倒れてしまう可能性もあります。その場合、直すのに苦労したり手間が掛かってしまったりと色々と面倒です。
もちろん基礎をつくって固定してある場合は特に問題はありませんが、地面の上にそのまま置いてある式の場合は、固定することをおススメします。
ただ、前述からお伝えしていますが何もかもやってしまうと費用がいくらあっても足りないのも事実です。
そういう場合には物置の中身の置き方にも注意してあげるといいかもしれません。
例えば重いものは下に置く軽いものは上へ。入れるものが今のところない場合は石を袋に入れて詰めておくなどもいいかもしれません。
倒れ慣れればよし!という意味で考えてみてください。倒れたら物置が壊れてしまったり、最悪隣の塀を傷つけてしまったりなど可能性は0ではありません。
もし家に物置がある方やこれから物置を設置しようと考えている場合は倒れない工夫をしてみてください。
また、基礎を作って物置を固定する場合は、モノによっては固定資産税の課税対象になる可能性があるので、理解した上で設置することをおススメします。
5.家の高さ
これは強風や大雨などの直接被害とはまた別の話になります。
特に川や海が家の近くにある方などのハザードマップエリアにお住いの方は気を付けた方がいいかもしれません。
例えば、大きな台風が来て川が氾濫した場合、家を高くしたり建物の基礎を高くすることで被害を少なくすることが出来ます。
相当な波の高さでも2階に行けば安全という可能性もあるでしょう。
ただし、注意が必要です。
実際に敷地や建物を高くするのは周りとのバランスもあるし、費用もたくさん掛かるため、なるべくハザードマップエリアを選ばないようにするか、もし選ぶ場合は考慮して考えてみましょう。
6.屋根
最後は屋根材です。
この屋根材に関しては、自宅の被害もあれば、他人の家の被害ということも考えられるということになります。
台風に強い屋根材を選ぶポイントは3つの観点から見てみてください。
それは
耐風性能・防水性能・重量です。
簡単に説明をすると
耐風性能・・・台風や強風などで屋根材がめくれたり飛んだりしてしまう被害を守ります。
防水性能・・・台風や強風などから雨漏りを防ぐ性能です。
重量・・・ある程度の重さがあると台風などの飛散対策に有効です。重すぎると家に負担を掛けてしまいますが、ある程度の重さが必要になります。
ここでみなさん思いませんでしたか?
じゃあ瓦が一番重いし、一番いいの?と。。。
決してそういう訳ではありません。瓦は確かに重く単体で考えると飛ばされにくいですが風速25メートルを超えてしまうと飛ばされてしまう可能性があります。
仮に飛ばされてしまい、周りの隣家などに直撃したら大惨事です。
そういう場合を考えるとスレートの屋根や最近は良く採用されているガルバリウム鋼板などが良いでしょう。
もちろんそれぞれにメリットデメリットがありますが、しっかりと施工がなされていたらスレートやガルバリウムのような軽いものでも飛ばされないようにすることが出来るので、もし台風対策として考えるのであればそちらの方がおススメです。
また、ガルバリウム鋼板に至っては日射熱を防ぐ効果もあるので同時に屋内の温度や防水関連も守ってくれます。
最後まとめに入りますが
アンテナ
シャッター
ガラス
物置
家の高さ
屋根材
になります。
家づくりは色々考えなくてはいけないのでとても大変です。
もちろん火災保険や水害保証などに入っていれば大抵の被害が保証されて修理ができますので安心です。
ですが、予算は限りがあります。
しっかり家族の予算を把握したうえで、「出来ること」もしくは「これはやったほうがいい」というものを判断してもらって必要であれば取り入れてみてください。
では今回はこの辺で!
また次回!
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