糸魚川市に空き家をお持ちの方へ
糸魚川市空き家バンクへの登録から、成約に至るまでの流れを書いていこうと思います。 空き家バンクを知っている方、知らない方にも流れを知っていただき、今後の選択肢の一つになればと思っています。
空き家登録の流れ
①相談受付
まずは、空き家の困りごとや、手放したい理由等を聞かせていただきます。糸魚川市空き家バンクの説明をさせていただき、その後の登録にいたる流れもご説明させていただきます。相談受付の段階で、特にご用意していただく書類等はありませんので、気軽にご相談してください。
糸魚川市総務部 企画定住課
所在地/〒941-8501 新潟県糸魚川市一の宮1-2-5
電話番号/ 025-552-1511 FAX/025-552-1090
E-mail/ kikaku@city.itoigawa.lg.jp
②現地確認
ご相談して頂き、空き家バンクの説明を聞いて登録したいとの事であれば、空き家のある住所に赴いて現地確認をさせていただきます。特に立ち合いは必要ありませんので、遠方にお住みの方でもご安心ください。
③登録申し込み
現地を確認し活用できる状態と判断した場合、空き家バンク登録の申請用紙の方を送らせていただきますので、記入をお願いいたします。
※その際、登録する土地家屋の持ち主ご本人が必ず記入してください。
複数人の共同所有の場合は、代表者に登録申し込みの書類に記入していただきますが、同意書には各名義人の署名が必要となります。
必ずご用意していただきたい書類
・固定資産税通知書の写し
年度末に送られてくる固定資産税の通知書です。
・売買したい土地・建物の全部事項証明書※の写し
お近くの法務局で取得できます。
・身分証明書の写し
運転免許証等の身分を証明してくれるものが必要です。
・地積測量図
こちらは必須ではありませんが、上記の全部事項証明書を取得する際に確認していただけると助かります。地積測量図は所有している土地の境界が確定しているかの判断材料になります。
※登録を希望する方が家屋・土地の持ち主として登記されていないと空き家バンクへの登録ができません。遺産相続等で登記がお済でない方は、まずは登記をしっかりと済ませてからお願いいたします。
④基礎調査
ご提出いただいた書類に問題がなければ、土地建物の基礎調査を実施させていただきます。家屋内部の調査も必要となりますので、所有者もしくは代理の方の立ち合いをお願いします。
出来るだけ相談者様のご都合に合わせますので、ご協力お願いします。
外観で活用可能と判断した場合であっても、内部の調査をし活用できる状態でないと判断する場合もあり、基礎調査で空き家バンクの登録をお断りする事もあるのでご了承下さい。その際は、状況に合わせたアドバイスをさせていただきます。
⑤担当業者の選定
基礎調査をもとに資料を作成させていただきます。その後、糸魚川市と連携協定を結んでいる新潟県宅建協会のほうに書類を提出し上越支部の中で、相談者様の物件を担当していただく業者を選定いたします。紐づくまで多少のお時間を頂戴してしまいますが、安心してお待ちください。
糸魚川市内の不動産事業者に相談し、登録前に担当して頂いた場合でも、空き家バンクに登録する事は可能です。その際は業者にバンク登録の事を
相談されてみてください。
⑥空き家バンク登録
担当業者が紐づきましたら、空き家バンクに無事登録された事になります。その後の事は相談者様と担当業者で話を進めていく形となります。
お話が進み不動産売買の準備が整ったうえで、担当業者から情報の提供をいただきます。その情報をもとに掲載ページの作成を行い空き家バンクホームページに公開させていただきます。他にもフェイスブック・インスタグラム等のSNS発信、ライフルや新潟暮らし等の全国版空き家バンクにも掲載させていただきます。
⑦ホームページ掲載後
糸魚川市空き家バンクのホームページに公開された後、不動産売買に関わる事は担当業者が担う事になります。ですが、登録されたからといって安心せず、土地・建物の管理はしっかりと行う事をお勧めします。
何故かというと購入希望者がすぐに見つかるとはかぎりません。人が住まなくなった家屋は急激に劣化していきますし、土地には植物が生えてきます。登録されたと安心して空き家を放置したままの方もいるのですが、活用できる状態の空き家だったのに、管理をしなかった為に湿気のせいで白ありが巣を作ってしまい活用できなくなってしまった事例もあります。
遠くで頻繁に管理ができないという方もいると思いますが、その際はいえかつ糸魚川にご相談ください。空き家管理サービスも行っておりますし、空き家に関する事であれば、ご相談内容に合わせ糸魚川市内の事業者もご紹介する事ができますので、お気軽にお問合せください