見出し画像

タイムマジックハンマー2023

年末に遊戯王仲間で集まって久々に遊ぶ機会があったので
モチベ維持のために新しい紙束を作りました。

以下デッキレシピ(公式DBのリンクです)

新規というよりは過去のデッキの改良型になります。
基本のギミックはこちらを参考にしてください。

■このデッキでやりたい事

これは前回と大きく変わっていません。
『全体攻撃可能なモンスターで相手の場を吹き飛ばしてちまちま殴る』
それだけです。
ですがデッキのコンセプトが
除去ギミックのタイムマジックハンマー
⇒展開のためのタイムマジックハンマー

に大きく変わりました。

そして今回デッキのキーとなるのがこのカード
ゼータレティキュラント
遊戯王Rでデプレくんが使っていた中々に情けないモンスターの一角。
トイマジシャンが怒りで震えている・・・!
今回注目したのは以下の効果で(2)は使いません。

(1):このカードが墓地に存在し、相手フィールドのモンスターが除外される度に発動する。 自分フィールドに「イーバトークン」(悪魔族・闇・星2・攻/守500)1体を特殊召喚する。

そのため基本的にはタイムマジックハンマーを装備した全体攻撃可能なモンスターで盤面を除去した後、イーバトークンで殴るのが主な攻撃展開になっています。暴走闘君を採用しているのは火力の底上げのためです。

理論値ですが、憑依覚醒暴走闘君が出ている状態であれば
500(トークン)+ 600(憑依覚醒2属性分)+ 1000( 暴走闘君)= 2100
になるので相手モンスターを2体飛ばして4体のトークンで殴るとそのままゲームエンドまで持っていけるようになっています。

天使族のゼータレティキュラントを墓地に送るため色々考えていった結果スプライトテーマが新たに加わる事になりました。
ライティ/レフティドラバー組は相性が良かったのでそのまま続投。
そのため今回のデッキではマギストスと霊使いは抜ける事になりました。
(ハリファイバーを出す必要が無くなったので仕方ないですね)

■このデッキの弱点

『バトルフェイズ全振りのデッキなのに打点が低すぎる』
これに尽きますね。
その対策のため以下のカードを採用しました。

無千ジャミング (永続魔法)
①:フィールドに攻撃力1000以上のモンスターが存在する場合、モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動する。フィールドの全てのモンスターは、攻撃力がその攻撃力1000につき1000下げた数値になり、守備力がその守備力1000につき1000下げた数値になる。②:このカードが破壊された場合に発動する。フィールドの全てのモンスターはターン終了時まで、攻撃力がその攻撃力1000につき1000下げた数値になり、守備力がその守備力1000につき1000下げた数値になる。

なんのこっちゃいって感じの効果なんですけど、
早い話がダメージ計算時に入ると場全体の攻守の1000の位が消えるよというカードです。3000は0に2500は500になります。

そのため攻撃力が500のイーバトークンでも攻撃力4000のカオスMAXが戦闘突破できるようになります(そのため無千ジャミングが出ている時の最強攻守は理論値999)

このデッキでは攻撃力1900の神隠し鬼火丸が最強格になります。

他ですと攻撃力950がいる機巧シリーズも強いかもしれないですね。

なので一応保険として阿修羅を採用しています。
700の全体攻撃は頼りになる盤面が結構多いのです。

(※ちなみに遊戯王、攻撃力が0同士だと相打ちになりません)

■悩んだ末に入ってしまった召喚獣システム

タイムマジックハンマーを活かす以上ギミックとして必須になるのが
『いかにお手軽に全体攻撃可能なモンスターを出すか』
という部分になります。その中でも召喚獣プルガトリオは頭一つ抜けた性能をしているんですよね・・・。なので前のデッキでは強パワーの前にメインのギミックが霞むという理由のみで不採用にしていました(ハリラドン使っておきながらそこは否定するのが自分でも意味不明な模様)

とはいえ召喚獣というテーマ、
・ヘルモスの爪の素材に必要なサーチ可能な魔法使い
・融合召喚/時にチェーンできない効果を付与するフィールド魔法

これね、そもそも相性が良いのは分かっていたんですよ。

そこで輝くのが前述した無千ジャミングというカードの存在です。

プルガトリオと無千ジャミングに何の関係性がって話なんですけど、
ここで注目して欲しいのがプルガトリオの攻撃力です。
なんと、2300あるんですよ。1000のキリ番じゃないんです。
さらに相手の場のカード×200攻撃力が変動する永続効果を持っています。
なので最弱値200、最強値900という相手の盤面次第で最強と最弱を行き来する面白ポテンシャルを秘めていました。

無千ジャミング下で変動する攻撃力にお互いに頭を抱える場面が発生したのが面白かったのでこれなら良いかと思いそのまま採用に。

召喚獣メルカバーも先行やる事ない場合の保険や除外がゼータレティキュラントとかみ合う部分が多かったのでEXデッキの召喚獣はこの2枚のみ採用しました。プルガトリオの融合素材である炎属性もスプライトエルフで確保できるので相性良いんですよね・・・。

■各除去/防御カードの採用理由

獣王アルファ
対象を取らない除去+後攻の捲り用
・召喚権を使用しないので状況次第では再度特殊召喚してスプライトエルフ  
 のリンク素材にできる

怒炎壊獣ドゴラン
炎属性なのでプルガトリオの融合素材に出来る
・攻撃力が3000なので無千ジャミングで戦闘突破できる

ツインツイスター
・手札を捨てられるので引いてしまったゼータレティキュラント等を墓地へ

サンダーボルト
・つよい

軒轅の相剣師
・手札誘発の攻撃無効化+除外時の墓地トリガー+魔法使い族+チューナー
(6シンクロのスターダストチャージウォーリアを作る可能性も上がる)

教導の聖女エクレシア教導の騎士フルルドリス
・軒轅の相剣師と組み合わせて一番腐らない+壁としてそこそこ優秀

前回よりコンパクトになった分安定感は増しましたが立ち回りが難しいデッキになったなという印象です。

現在バージョン1.05くらいなのでもう少し回して改良していきたいと思います。新規次第でいくらでも強くなるポテンシャルを秘めている気がします。

そしてスプライトとかいうテーマ、このデッキでもめちゃくちゃ強いと思ったのにガエル使えてた頃どんだけ強かったのよ・・・と思ってしまいました。ジェット制限でも大分やばい性能しているなと


いいなと思ったら応援しよう!