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よく分かるハリーポッターカードゲーム①カードゲームの紹介編

※今回の記事は一般マグル向けになります。


■そもそもハリーポッターカードゲームって?

ハリーポッターカードゲームは2001年にMTGで有名なウィザーズ社が
販売した対戦型トレーディングカードゲームです。
日本では販売から1年ちょっとで商品展開が終了してしまったため、
認知度の低さも相まって半ば伝説化している部分があります。
有名な題材を使用していることやMTGをかなり簡単にした内容の対戦方式、そしてイラストのなんとも言えなさが(※版権問題で公式絵が使えなかったらしく全体的に味のあるイラストが多いです)結構魅力的だったりします。
ちなみに当時は小学校で自分含めて二人しか遊んでいませんでした。

プレイ中の様子です。
カード配置は結構適当です楽しければなんでもいいんですよ

■遊んでみたいけどデッキが無いよ!

一番のハードルは恐らくここですね。現状オークションサイトのデッドストックを買うしか入手方法が無いので根気よく張り付く必要があります。

とりあえず遊んでみたいと思った方はスターターデッキを買いましょう
構築済みデッキ40×2が入ったものが発売されています。
実際の魔術合戦は60枚デッキで戦いますが雰囲気は十分味わえます。
こちらは比較的入手しやすい部類で簡単に手に入ります。

ちなみに、構築済みはマルフォイとハーマイオニーをイメージしたものが入っています。ハリーポッターカードゲームなのにハリーポッターが入っていないというのが既にもう謎で魅力的だったりします。

スターターには無印(特に記載が無い)編とダイアゴン横丁編がありますが、そこまで収録内容に差がないので無印版を買いましょう。
ダイアゴン横丁版は何故かプレミア価格になっている場合が多いです。
無印が1000円位で売っていたら個人的に買いかなと思います。

■事前準備~基礎ルール

・デッキ枚数は60枚
・同一カードは4枚まで
・魔法使い/魔女のカードを最低1枚デッキに入れる
・多面ダイス等のカウンター(※無くてもいいです)

〇勝利条件
・相手のデッキが尽きる

〇魔術合戦をするにあたって
・スタートキャラ選択後にデッキをカット
※魔法使い/魔女カードの中から1枚選んで配置する
ハグリット/ほとんど首なしニック/グリップフック等、
魔法使い/魔女の記載がないキャラはスタートに使用する事ができません
魔術合戦なので魔法の素質が無いキャラは選べないということですね
マグルやそれ以外にとても厳しいTCG(※ハーマイオニーは魔女枠として使えます)

<その他ルール>
・先行ドロー有り
・初期手札7枚
・マリガン無し
・おじぎをする
・手札制限なし(特に記載されている部分が無かったため)

■魔術合戦の流れ

〇スタートステップ
・任意の効果処理を行います
(キャラクター効果やアドベンチャーの対策等発動タイミングが指定されていないものがあたります)

〇ドローステップ
・デッキからカードを1枚ドローします

〇バトルステップ
・自分の場の魔法生物の攻撃力の合計値分相手の山札から墓地へ送ります

〇メインステップ
〈任意の効果処理と2ポイント分のアクションを使用できます 〉
※アクションポイントは使い切る必要ありません
1ポイントで行える処理(※重複使用可)
・デッキからカードを1枚ドローする
・手札のレッスンカードを場に出す
・手札の魔法生物カードを場に出す
・手札のアイテムカードを場に出す
・手札の呪文カードを場に出す
・手札のロケーションカードを場に出す
・手札のマッチカードを場に出す
2ポイントで行える処理
・手札のキャラクターカードを場に出す
・手札のアドベンチャーカードを場に出す

※他にもポイントを消費して効果を発動するタイプのカードがあります

〇エンドステップ
・任意の効果処理を行います

(これを交互に繰り返します)

これを行い先に相手のデッキが無くなった方が負けです

第2回ではカードの種類や配置方法について解説します


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