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フェンダージャパン ムスタング   自分でリフィニッシュ

40歳に差し掛かる頃、またギターを弾きたくなって手に入れたフェンダージャパンの古いムスタング。

Eシリアル 84〜87年製

弾き始めるとどんどんカスタム欲が出てきて10年経った今ではまるで別物に。

■初級編 ~まずは定番の改造を工房で~

1)リアピックアップをハムバッカーに
  ダンカンのアンティクティ
2)P.Uセレクターをトグルスイッチに

アンティークが過ぎるアンティクティ


■中級編 ~徐々に自分で弄るようになる~

3)フロントピックアップも交換
  ダンカンのアンティクティ(テキサス)
4)テールピース固定
5)コンデンサの交換
6)ペグをゴトーのマグナムロックへ交換
7)高さ調整可能なブリッジのコマに交換
  6弦はイモネジが当たるのでそのまま

アンティクティ兄弟


■迷走編 ~もう後には戻れない領域~

8)塗装を紙ヤスリで剥がす ほぼ筋トレ
  バックはワトコオイルで
  トップはミルクペイントで塗装
9)ネック裏も軽くヤスリをかける
  手触りがサラサラになる
10)ピックガードもミルクペイントで塗装
  ついでにツマミとスイッチのノブも塗装
11)ナットをタスクに交換
  溝を自分で削ろうとして断念 溝付購入
12)フレット交換と擦り合わせ
13)ネックを外さずトラスロッドの調整ができるようにボディを削る

ピックガードに銅箔貼ってみたり


改めて書き出してみると多い多い。途中から自分で弄るのが楽しくなってきて、いつかギター作ってみたいとまで思うように…

中級編まではパーツ交換が多く、音や操作性が変わってわかりやすい。迷走編はどちらかと言うと弾き心地に関わってきて、個人的にはギター個体の素性も見えてきたというのと、気づきも多く面白かった。

例えばボディバックの塗装を落としたら、密着してるお腹に伝わる弦振動が以前よりも強く感じるようになって、その後オイルフィニッシュにしてもそれはあまり変わらなかったので、ボディバックの塗装は薄い方がいいなと考えるようになったり。

テープはスイッチの穴隠し


あとナットとフレットの交換直後は、鳴りが見違えてびっくりしたんだけど、時間が経つと薄れるというかまた元に戻っていった。

セルフリフレットはタイパ悪し?


やっぱりギターは木でできてるから生き物で、常に状態が変わってしまうんだろう。
だから良い状態(自分にとって心地良く弾ける状態)にいつでも戻せるようになるべく、調整を手探りで続けていこうと思うようになった次第。

人も楽器もコンディションを保つのが大事!

これだけ弄ってると愛着も増す


弾いてみた動画で使ってます。
練習記録のようなものですがよかったら観て下さい。

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