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私目線の 2006年 皐月賞 上位人気12頭


当時を見てた人間の主観と偏見に満ちた説明でつ

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2006年4月16日(日) 中山11R 皐月賞(G1)




①人気(2.2倍) アドマイヤムーン
[栗東]松田博資 (鞍上)武豊
[5.1.0.0] 前走⇨弥生賞①着

SS産と良く間違われるがエンドスウィープ産である。ラジオたんぱ杯までは鞍上が本田空気嫁だったが共同通信で武豊に乗り替わり。当時の06最強格マルカシェンクが故障離脱しムーンは札幌~ラジたん~共同通信~弥生と世代の上位陣を倒してきたので06クラシック候補筆頭に。豊はジャンクもお手馬だがムーンを選択。



②人気(5.6倍) フサイチジャンク
[栗東]池江泰寿 (鞍上)岩田康誠
 [4.0.0.0] 前走⇨若葉S①着

SS産、取引価格”3億4千万円”。TV番組ジャンクスポーツで名前を貰った馬で02世代タイガーカフェの弟。皐月上位人気陣とは初顔合わせだが、若駒でアドマイヤジュピタを、若葉でキャプテンベガを撃破し4戦4勝、簡単に言えば順調にトライアルを使えたモノポライザーである。
この馬も武豊が乗っていたが利一vsフサローでムーンを選択、この年にJRA所属となった岩田に乗り替わり。



③人気(7.2倍) フサイチリシャール
[栗東]松田国英 (鞍上)福永祐一
[4.2.0.1] 前走⇨スプリングS②着

06世代の牡馬2歳チャンピオンでクロフネ×フサイチエアデールの松国配合、松国ローテ、そして私の本命馬である。唯一の複勝圏を外したレースはマルカシェンクに敗れた新馬戦の4着(この時はシェンク福永、リシャール豊)。世にも珍しい福永が乗ると強くなる福永専用機である。朝日杯勝ち馬が共同通信杯とスプリングSを使ってくる馬はナリタブライアン以来。
伝説の萩S”1着馬



④人気(8.7倍) サクラメガワンダー
[栗東]友道康夫 (鞍上)内田博幸
[3.2.0.2] 前走⇨弥生賞④着

グラスワンダー産駒でグラ基地の星。ラジオたんぱ杯でムーンとの一騎打ちは99宝塚のスペvsグラスを彷彿させるレースでそれを父同様に制した。それ故にメガワンがムーンのライバルポジションとして06基地には認知されている。この段階ではメガワンが上がり最速を叩き出す馬と言われていた。
アンカツがキャプテンベガに乗るので大井の内田に乗り替わり。※この頃のウッチーはまだ大井所属だが、豊、アンカツに匹敵する騎手だった。



⑤人気(13.6倍) (外)ジャリスコライト
[美浦]藤沢和雄 (鞍上)横山典弘
[3.0.1.0] 前走⇨京成杯①着

朝日杯1人気3着となり”手ザーモ事件”の被害馬。アグネスデジタルの弟で父はファンタスティックライトである。京成杯からのぶっつけでこんなオッズだがトライアルを使ってたら3人気以内になっていたであろう。06世代チームカズヲのエース。



⑥人気(14.5倍) メイショウサムソン
[栗東]瀬戸口勉 (鞍上)石橋守
[4.3.1.1] 前走⇨スプリングS①着

オペラハウス産で皐月賞が10戦目になるおデブ君。前走スプリング1着なのに2着のリシャールのが人気なのはトライアルと本番は別物という考えだから。結果スプリング組のワンツーとなるが、下馬評は弥生組のが上というのが世間の評価であった。瀬戸口厩舎のエースはマルカシェンクでサムソンは2番手であり血統も騎手も地味だから人気にもなり辛かった。皐月賞前の段階でドリパスとは3回対戦。
伝説の萩S”4着馬



⑦人気(19.3倍) キャプテンベガ
[栗東]松田博資 (鞍上)安藤勝己
[2.1.1.1] 前走⇨若葉S②着

SS×ベガ、つまりアドマイヤベガ、ボス達の全弟である。06世代マツパク四天王と言われた中でムーン並に評価が高かった馬。アンカツはドリパスにも乗れたがこちらを選択、それが人気の理由にもなった。

06マツパク四天王
◎アドマイヤムーン
○キャプテンベガ
アエローザ
△ドリームパスポート

ベガがムーンよりも上だった時期があった位には評価は高かった。



⑧人気(33.0倍) (外)ステキシンスケクン
[栗東]森秀行 (鞍上)藤田伸二
[2.2.0.0] 前走⇨アーリントンC①着

うんこ色の勝負服が素敵な島田紳助くんである。こんな名前だが父ダンチヒ×母父ミスプロの”超良血”で前走アーリントンを圧勝、流石に距離が…と思うが連対率100%で未知数な期待感もありこの人気である。



⑨人気(33.5倍) スーパーホーネット (四位)
[栗東]矢作芳人 (鞍上)四位洋文
[2.1.1.2] 前走⇨弥生賞⑤着

ロドリゴデトリアーノ産。朝日杯2着からの弥生5着だがメガワンと差のない5着。シンスケと同じくやはり距離が嫌われてこのオッズに。まだハゲに侵食される前のスパホで四位が鞍上。



⑩人気(34.3倍) (父)ドリームパスポート
[栗東]松田博資 (鞍上)高田潤
[2.3.2.0] 前走⇨スプリングS②着

フジキセキ産駒のまだアイドルになる前のドリパス。複勝率100%は大したものだがアンカツに振られ、鞍上が障害騎手の高田潤。マツパク四天王の中では一番評価の低かった馬で陣営からは期待されてない感プンプンである。2走前のきさらぎ1着はアンカツ、前走のスプリング2着はMデムーロと言えばこのオッズも仕方ないかもしれない。皐月賞前の段階でサムソンとは3回対戦。
伝説の萩S”2着馬



⑪人気(47.3倍) (父)ショウナンタキオン
[美浦]上原博之 (鞍上)田中勝春
[2.0.0.2] 前走⇨共同通信杯④着

当時を見てる人には超有名、見てない人には認知度0なアグネスタキオン初年度産駒にして06世代で一番最初に最強格に祀り上げられた馬である。
重馬場の新潟2歳S、上がり33秒9で2位の上がりと1.4秒差、ハープスターと同じ勝ち方で直線だけでぶっちぎったと言えば当時の持ち上げられ具合が想像できると思う。むしろこのショウナンタキオンがいるから新潟2歳は信用できないと言われるのかもしれない。つまり、”なんだったのかシリーズ”である。共同通信からぶっつけでこのオッズなのでTR使ってたらもーちょい人気してただろう。



⑫人気(52.2倍) ナイアガラ
[栗東]池江泰郎 (鞍上)小牧太
[3.1.0.0] 前走⇨すみれS①着

ファンタスティックライト産でみんな大好きレーヴドスカーの初仔である。タキオン&フライトの全弟アグネスサージャンとの一騎打ちは06基地に伝説の新馬戦と言われたがサージャンが即故障しナイアガラはその後3連勝。ダート2回とすみれSと裏路線なので人気はショウナンタキオン以下に。
すみれSでは一応アドマイヤジュピタを撃破している。

 


おわり


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