日々のこと2023.10.2〜3

10/2
寝袋が好きだ。今どきはシュラフというのだろうか。今年は記録的に残暑が厳しかったけどやっと朝晩は涼しくなってきて、こうゆう日は寝袋で寝たくなる。昔、親父も用もなくわざわざベランダで寝袋にくるまって寝ていたっけ。遺伝というやつだろう。我が子にも受け継がれるのだろうか。無性に寝袋で寝たいのだけれど、次の日のことを考えると疲れが取れないかとか考えて結局ベッドで寝るのだろう。
10/3
夜中に寒くて目が冷めた。半袖短パンに肌掛けではもうダメらしい。押入れから寝袋を出してきて寝袋を掛けて寝た。生地が化繊で、このシャカシャカな感じを嫌う人もいるけれど私はそれが好きだ。羽毛のフワフワの軽さをシャカシャカが引き立てていると思う。春以来の感触に包まれながら再び眠りに落ちた。こうして昨日の願望は必要に迫られる形で叶うこととなった。
朝起きて窓の外を見ると庭のサルスベリに蝶が羽を休めていた。息子にも見せようと起こそうとしたがまだぐっすり眠っていたのでやめた。癒やしの寝顔。朝から図鑑を引っぱり出して調べてみると蝶の正体はアカボシゴマダラという外来種ということがわかった。ボロボロになったその羽ではもうさほど遠くへは行けないだろう。