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ジーンズの色落ちと恋

こんにちは、よしのりです。

僕は36歳で、今まで彼女というものが居たことがありません。いわゆる「告白」というものをしたこともされたこともありません。それでも婚活中です。

僕は(人間を対象にした相互的な意味での)恋愛の経験がありませんが、noteなどでいろんな人の体験談や恋愛観の記事を読んでいると、やっぱり恋愛は難しいし、面倒で厄介なものだと思います。

婚活は就活にたとえられます。
婚活市場にエントリーして、複数の相手と面談して、次に進むか決める。あるいは断られる。
就活との大きな違いは、就活は「個人vs企業」ですが、婚活は「個人vs個人」ということです。そして婚活には「恋愛感情」すなわち「好きになれるかどうか」という要素が関係しています。

一般的に、恋愛感情というものは熱しやすく冷めやすいものとして有名です。そして、恋愛が始まるタイミングというのも、「一目ぼれ」という言葉があるように、捉えがたいもののようです。すなわち、恋愛とはコントロールが難しいものです。自分自身の恋愛感情さえコントロールが難しいのですから、相手も絡んでくれば、恋愛関係というものはもはやコントロール不可能なものでありましょう。

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恋愛経験のない僕でも、「恋愛という感情はあんなものではないだろうか」という思い出があります。それは「ジーンズの色落ち」です。

高校生だった時、僕はジーンズの色落ちが大好きでした。色落ち加工をした物ではなくて、濃紺(ワンウォッシュ)の状態から履きこんで、皺の部分が色落ちしたジーンズが大好きでした。

なぜ好きだったのか?といわれても、説明できません。
僕は四六時中、ジーンズの色落ちのことを考えていた気がします。それこそ、勉強に支障が出るほどに。
恋愛というものは、相手のことで頭がいっぱいになるといいますから、僕のジーンズに対するあの不可解な執着も、恋愛だったのかもしれません。

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なお、現在でもジーンズの色落ちは好きですが、当時のような執着はなくて、レギュラー品のワンウォッシュの自然な色落ちを楽しんでいます。
(夏は暑くてジーンズを履いてられないので、ジーンズは冬、春、秋用です。)



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