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ガールズバーの料金設定と経営戦略

ガールズバーの成功には、魅力的でわかりやすい料金設定が重要です。オープン前にメニュー設定で躓いて頭を抱えている経営者の方は多いのではないでしょうか。ここでは、経営者目線での料金設定のポイントについて解説します。

セット料金の設定

初回セット料金

新規顧客を引きつけるために、初回のセット料金を低めに設定することが重要です。例えば、1時間2,000円~2,500円に設定することで、初めての顧客も気軽に来店しやすくなります。お店の雰囲気を体験してもらい、リピーターになってもらうことが目的です。但し、地域によって価格設定は異なりますので、市場調査として出店する予定の地域にあるガールズバーを数件周りましょう。

通常セット料金

通常のセット料金は1時間3,000円~3,500円程度が一般的です。この料金には、基本的なドリンクが含まれており、追加注文の際には別途料金がかかります。料金を明確に示すことで、顧客に安心感を提供します。

ドリンク代

ドリンク代

ドリンクメニューの設定

ドリンク代は、セット料金に含まれない特別なドリンクや、女性キャストに提供するものが対象です。アルコールやソフトドリンクの価格は、お店のコンセプトやターゲット層に合わせて設定します。例えば、通常のドリンクは500円~1,000円、特別なカクテルは1,500円~2,000円といった具合です。
また、ショット類はキャストが酔いやすいので、1500円~3000円の価格帯で提供している店舗が多いです。

ドリンクバック制度

女性キャストのモチベーションを高めるために、ドリンクバック制度を導入することも有効です。キャストがドリンクを販売した際に、一部の収益がキャストに還元される仕組みです。これにより、キャストが積極的に接客し、売上向上につながります。大体の価格帯はドリンク代の10~30%バックを目安としてください。

カラオケやダーツ

カラオケやダーツ

カラオケやダーツが設置されているガールズバーもあり、これらの利用には別途料金を設定する場合があります。1回あたりの料金や時間単位で設定するほか、1日フリータイムで設定する場合もございます。

同伴料

女性キャストと一緒に外出する場合の「同伴料」を設定している店舗もございます。これは店舗によって異なりますが、同伴をメニューに入れる事により女性キャストがバックで稼ぎやすくなります。デメリットとしては女性キャストと男性のお客様がお店の管理外で会う事になりますので、裏引きのりクスやおさわり等の女性キャストへ危険を伴うリスクが発生致しますので、十分なスタッフ、キャストへの指導、注意喚起が必要となります。

チャージ料金

席料とサービス料

ガールズバーでは、席料やサービス料を設定することもあります。席料は1時間あたり500円~1,000円、サービス料は総額の10%~20%が一般的です。これらの料金を明確に表示することで、顧客に追加費用の認識を促し、トラブルを防止します。

キャンペーンと特典

特別キャンペーン

イベントやキャンペーンを定期的に実施することで、顧客の興味を引き、来店を促進します。例えば、特定の曜日に割引を提供したり、誕生日月の顧客に特典を用意するなどです。

会員制度

リピーターを増やすために、会員制度を導入することも有効です。会員には特別な割引やポイント制度を提供し、継続的な来店を促します。

シャンパン

シャンパン

一番難関となるのがシャンパンの値段です。シャンパンは値上がりの頻度が高いので、ある程度値上がりを見越した金額設定でオープンしたほうが、安定した利益率で運営できます。目安として、3~4倍掛けが本来好ましいですが、値上げを見越して4~5掛けにしておくといいでしょう。例として、1万円の仕入れのシャンパンは、4~5万円の販売価格に設定します。

まとめ

ガールズバーの料金設定は、顧客満足度と経営効率を高めるための重要な要素です。初回セット料金の設定、明確なドリンク代の提示、チャージ料金の透明性、そして魅力的なキャンペーンや特典の提供を通じて、成功を収めることができます。

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