【2話/全5話】「お金の増やし方」を「桃太郎」で解説【ハイパーインフレ編】
5分で【ハイパーインフレ】を解説
おっつおっつ、皆様お元気ですかな??
いずみと申します。
私は気に入った本を昔話風に話すのに、無情の喜びを得るタイプの変な人間です。
今日も1時間という短い時間で、できるだけわかりやすくまとめて、解説していくから、よろしくな(^o^)丿
では、今回はこちらの本↴
山崎 元様、大橋弘祐様著
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」
をわかりやすく、昔話にしていくぜ!
そんで、今回は「桃太郎」風にアレンジしていくぜ!!
じゃあ、よろしくな!!はじめるぜ!!第2回だぜ!!
前回のあらすじ↓
銀行員に騙されそうになった主人公「もも子」を、イヌが助けました。以上!!(適当)
むかしむかし、あるところに~
知能がチンパンジー並の女の子『もも子』と、
なぜか金融に詳しい『イヌ』がおりました・・・
○もも子→可愛いけど、IQ(知能指数)23。
○イヌ→可愛いし、金融に詳しいけど、結婚できないタイプ。
きびだんごで仲良くなった2人は鬼が島へ向かいます。
その途中、ドイツ?という国に着きました。
そこで、お腹をぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~と鳴らすサルがいました。
サルは札束を差し出し、
「あの!すみません!!これで、そのきびだんごを売って下さい!!・・・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
と言ってきました。
その札束は100枚はあり、見たことは無いが、日本でいう「一万円」の価値がありそうな「お札」でした。
もも子「えっ!!こんなにたくさんお金をくれるの??・・・・うん、いいよ!!いくついる??好きなだけいいよ!!」
サル「ほ、ほんとうですか??・・・ありがとうございます!!・・・実はとてもお腹が空いていたんです!!あなたは命の恩人です!!・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
もも子「いやいや、それほどでも~」
イヌ「ちょっと待ちな!!もも子!!」
もも子「えっ?何?イヌちゃん??」
イヌ「あれを見な!!!」
と、『ある光景』を指さしました。
もも子「あ、あれは??この札束で積木してるの??」
イヌ「そうだ!今、このドイツ?って国では『ハイパーインフレ』ってのが起きてる・・・」
もも子「はいぱーいんふれ???」
イヌ「そうだ!ハイパーインフレだ!・・・つまり、お金の価値が全く無い状況なんだ!」
もも子「???」
イヌ「・・・そうだな。たとえば、このきびだんご、もも子のふるさとではいくらで売ってある??」
もも子「えっ?きびだんごの値段??うーん・・・店にもよるけど・・・100円くらいかな??」
イヌ「そうだな・・・100円くらいだ。つまり、10000円で100個のきびだんごが買えるんだ!」
もも子「うれしーい!!やったやった!!き~び~だんご~♪」
イヌ「・・・・だがな、このドイツって国のその紙幣・・・名前が『レンテンマルク』っていうんだが・・・・きびだんご一個買うのに、一体いくらの『レンテンマルク』が必要だと思う???」
もも子「えっ???そんなの知らないよ~・・・・でも、やっぱ、100くらいなんじゃない??・・・どの国でも、きびだんごの値段は、だいたい一緒だよ~」
イヌ「それがな・・・・きびだんご一個で・・・」
もも子「・・・・うん??」
イヌ、計算中・・・・
イヌ「・・・・きびだんご一個で、『1兆レンテンマルク』必要だ!!」
もも子「・・・いっちょう??てどのくらい??」
イヌ「そうだな・・・・数字で表すと、
1000000000000、ゼロが12個だ!」
もも子「じゅ・・・12個・・・えっと、100円が2個だから・・・・えーっと・・・・」
イヌ「そうだな・・・ちょっとわかりづらいが、物量で表すとこんな感じだ!!」
もも子「・・・・これで、きびだんご一個・・・・なの??」
イヌ「そうゆうこと・・・日本円で例えるなら、1円玉で、フランス料理の10万円のコースを10000人で食べれる計算だね・・・」
サルはそのやりとりを見て、何かを察した。
サル「・・・・ごめんなさい・・・やっぱりダメですよね・・・・お返しします・・・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
もも子「いや、いいよ、大丈夫。このきびだんご、たくさんあるから・・・でも、これが無くなったら・・・・この子、どうすればいいんだろう・・・ねえ、イヌ??・・・どうしたらいいと思う??」
イヌ「・・・・こいつの人生・・・いや、サル生はこいつが決めることだよ・・・・私たちはどうすることもできない」
もも子「イヌちゃん!!この子、連れて行こうよ!!一緒に鬼が島に行こうよ!!」
サル「・・・・・で、でも、わたしなんかが一緒にいたら、ご迷惑が・・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
イヌ「・・・・・」
もも子「ねえ、イヌちゃん・・・・ダメ???」
サルはうつむいたまま、お腹の音だけはオーケストラ並だった・・・
イヌ「お前はどうしたいんだ??サル??」
サル「・・・・わた・・わたしは・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
もも子「ねえ、サル・・・・一緒にいこうよ」
イヌ「ねえ、サル??・・お前が助けを求めないと・・・わたしたちはお前を助けることが出来ない・・・自分で自分の生き方を決めれないヤツを・・・私たちは助けないよ」
もも子「ねえ、言ってよ、お願い、サル・・・」
もも子はそういうと、涙を流した・・・
サルはもも子の涙を見て、感情が溢れ出すのだった・・・
サル「わだじを・・・だずげで・・・おねがいぃぃぃぃぃ!!!!・・・おなががすいで死にそうなのぉぉぉぉぉぉ!!!!・・・・ぎゅうぐるぐるぐるぐるぐる~~~(お腹の音)」
もも子・イヌ「うん・・・・知ってた・・・・最初から・・・」
こうして、3人?仲良くきびだんごを食べた後、鬼が島に向かうのだった・・・
めでたし、めでたし♪
(1時間半かかっちゃったよ・・・どうすんだよ・・・汗)
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