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カルロスカスタネダ氏とゼランド氏が存在を隠す理由とは…(からのプーチンさん)

こんにちは。idumi.artのいづみです。
感性を高め、周波数を整える動植物画アイテムを作っています🦋

今回もタフティ・ザ・プリーステス関連のお話です。

◾️…タフティってなんの話?

◾️📕呪術の実践とは

タフティやトランサーフィンシリーズの著者であるヴァジムゼランド氏に影響を与えたであろう、カルロス・カスタネダさんについてこちらで書きました↓


本のご紹介 「呪術の実践」
ー古代メキシコ・シャーマンの知恵ー

古代メキシコのシャーマンたちが実践していた、
「マジカルパス(魔法のような体の動き)」という
体内のエネルギーを活性化し、意識の拡張や
知覚の変容を促すことを目的とした、
具体的な身体動作を写真とともに解説した本

1. 意図のシリーズ: 意図を明確にし、エネルギーを集中させる動作。
2. 子宮のシリーズ: 特に女性のエネルギーセンターに焦点を当てた動作。
3. 五つの関心事のシリーズ: 日常生活における関心事に対応する動作。
4. 左と右のシリーズ: 身体の左右のバランスを整える動作。
5. 男らしさのシリーズ: 男性のエネルギーに焦点を当てた動作。
6. 役立つ道具類のシリーズ: 日常生活で役立つエネルギーの動かし方。

これらの動作を実践することで、身体のエネルギーを
再配置し、意識の変容を促すとされています。

本書は、カスタネダの他の著作と比べて、実践的な内容が多く含まれており、読者が実際にマジカルパスを試みることができるよう工夫されています。
これにより、古代メキシコのシャーマンたちの知恵を
現代に生かす手助けとなるでしょう。


動画もありました。
(こういうシュールな感じ大好き笑)

※これらの動作は、身体と心をつなげるためのヨガや太極拳の動きと類似している部分もあますね!

◾️「マジカルパス」について

これは三つ編みの起動の目的と重なります。

p269
“マジカルパスであるが、カスタネダの師、ドン・ファンの語るところによれば、その目的は「エネルギー移動」すなわち、エネルギーを体の活力の中心へ戻してやることにある。
人間の体には、とくに※大きな活力の中心が6つあって、そこではエネルギーが渦を巻いているが、性質として、エネルギーはそこからずれてしまう傾向がある。そのずれたエネルギーをもう一度活力の中心へ戻してやると、幸福感や充実感が得られると同時に、使われていない生命力との絆を取り戻し、知覚レベルにおいて、世界をこれまでと違った仕方で感知できるようになるのだという。
つまり、マジカルパスは、我々の日常生活とは異なる世界を知覚して、そこへ入っていくための手段なのだ。
※チャクラのことかな?
p30
「活力の中心とは、体の右側でいうと胸郭の端っこの肝臓と胆嚢が位置するあたりにあるんだ。それから左側では、やはり胸郭の端っこの膵臓と脾臓があるあたり、背中の方では、いまあげたふたつの中心のちょうど裏側、腎臓とすぐ上の副腎のあたりにある。さらに首の付け根の胸骨と鎖骨がV字型を作ってるところにもあるし、女性では子宮と卵巣付近にもある。
「人間はその本来の性質からして、エネルギーを活力の中心から押しやろうとする傾向がある」
「どうして?」
「気を病むことによってだ。日々の生活のストレスに屈することによって、日常の生活で受ける重圧は、体に打撃を与えるからな」
(ドンファンは、元気溌剌、想像力豊か、敏捷、そして既知に富んでいた。)

古代メキシコの呪術師たちが発見したマジカルパスは、隠された宝、人間が発見するようにしまってあった。
一体誰がそのようなものをしまっておいたのか?
「聖霊なんかとは違う、非人格的な力なのだ。非人格的な力が、探し求める勇気ある人間のために、無数の宝をしまっておいたのだ。それは、宇宙の力なのだよ、光や引力と同じようにな。それはまた、人間というエネルギー場の集合体を、ひとつのかっちりした単体に凝集させておく振動力でもある。この振動力があるがために、エネルギーは輝く球体から出ていくことも入ってくることもできないんだ。古代メキシコの呪術師たちは、マジカルパスの実践こそが、例の凝集力の存在を裏付けるよう肉体を準備させ導くための、唯一の道だと信じていたのだよ」
カスタネダ氏は、ドンファンの説明から導き出した結論は、“我々のエネルギー場を凝集させていると彼が言う振動力は、現代の天文学者が宇宙のあらゆる銀河の中心に存在すると信じている「ブラックホール」”と書いてます。

※38ページには三つ編みの話につながる記述もあります。

「内的対話は、集合点を人類が共有する一点へ固定しておくための鍵なのだ。その一点とは、肩甲骨の高さの、腕をいっぱいに背後へ伸ばしたところにある。内的対話とは正反対のもの、すなわち“内的沈黙”を達成することによって、実践者は集合点の固定した状態を打破することができ、知覚の驚くべき流動性を獲得することができるのだ」
p16
「この世界が最終的存在だというのは、幻想に過ぎない。
わしの系統の呪術師たちは、人間に知覚できる膨大な数の世界が実際に存在するという結論に達した。これらの世界はあらゆるものを包含する領域、行動したり奮闘したりできる領域なのだそうだ、言い換えれば、この日常生活と同じように、人間が生きることも死ぬこともできる世界ということだ」

◾️謎めいた存在感の理由

あとがきより、カスタネダ氏の謎の存在感がゼランド氏と共通してることに気づきました。

“今年(1998年当時)の6月、カスタネダが既に肝臓癌で死去していたというニュースが伝えられた。葬儀も行われず、直ちに仮想に付されて、骨俳話メキシコへ運ばれた、なぜ、これほど世界で直知られている人物の塩すぐに公共しなかったのかについて、代理人(弁護士)は、「カスタネダが世間の注目を浴びるのを嫌っていたから。彼は、人と会う時、写真を撮ったり声を録音したりしないよう必ず約束させていました。Spotlightを浴びるのを好みませんでした。それを知っていたので、マスコミに発表するのは差し控えたのです。」

・カスタネダさんの経歴

“カルロス・カスタネダの生地はブラジルのサンパウロで、誕生日は1925年のクリスマス(一説にはペルーのカハマルカで1931年に生まれたとなっている)1951年にアメリカに移住し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で人類学を専攻。在学中から、幻覚作用のある植物に興味を持ち、薬草の資料を集めに出た旅の途上でドン・ファンと出会った。この呪術師との出会い、そしてその後の交流を68年に「呪術師と私ードンファンの教え」という題名で発表するや、カスタネダは、たちまちカウンターカルチャーの旗手の一人として祭り上げられ、ニューエイジ運動の一端を担うことになる。
(影響をうけた読者が)自分もドン・ファンの弟子になろうと大勢メキシコへ出かけていったが、老呪術師と出会えた者は1人もいなかった。そのため本に書かれている事は全て筆者の創作ではないかとの疑惑を生んだ。
これについてカスタネダは95年のセミナーで「私が創作した事は何一つない」と語り、本で述べられている事は全て事実であって、自分は事実を正確に記録したのだと主張している。
ドンファンが実在の人物なのかどうかいまだに議論のタネになっているのと同様、カスタネダ自身はまた多くの謎に包まれた人物である。
その大きな理由は、彼が師の教えに従って、自らの経歴を明らかにしなかったからで、1960年から14年間彼の妻であったマーガレットも回想録の中で「カスタネダの神秘性の多くは、彼の最も近しい友人でさえ、彼ら何者なのか確信が持てないという事実にある」と述べている。
どうやらカスタネダは、自分の経歴を師の教えにならって隠しただけでなく、好んで嘘をついたらしい。
生地や生年月日の不確かなこともそうだが、過去に妻がいたにもかかわらず死亡診断書には「結婚の経験なし」とあり、職業欄にはビバリーヒルズ後の教師と書かれていたが実際には、ビバリーヒルズ校には彼が教壇に立ったという記録はないとのことである。また、元妻によれば、彼女の連れ子を法廷で自分の子だと嘘をついたこともあるという。それやこれやで、カルロス・カスタネダという名前も本物ではないのではないかという憶測までうんだ。
こうして多くの謎を残したままこの世を去ったカスタネダは、彼の系統の呪術師の伝統にならって完全に目覚めた意識のうちに未知なる世界永遠に旅だったのだろうか。”

1998.10 訳者・結城山和夫

「元妻の連れ子を自分の子だと嘘をついた」というエピソードには何で?とほくそ笑んでしまった私ですが、カスタネダが自身の存在を「謎めいたもの」にしていたという点は非常に興味深いですよね。
それは彼がドン・ファンの教えを実践し、その哲学に基づいて自らを隠し、神秘性を保つことで、読者や学び手に特定の固定観念を持たせないようにしていたとも考えられます。
「嘘をついていた」という点については、カスタネダの場合、シャーマニズムの教えの一部として、物語や象徴を用いて読者を特定の認識へと導く技法であった可能性があります。

・ゼランド氏の神秘性

一方で、トランサーフィンのヴァジム・ゼランド氏も、あえて自らを完全には明らかにせず、ある種の神秘性を保っていますよね。
ゼランド氏は物理的現実を「客観的な真実」と捉えるのではなく、「バリアントの流れ」として扱い、現実を柔軟に扱う姿勢を伝えています。
このように、両者ともに現実や自分の立場を「絶対」ではなく、「可能性」として提示することで、読者に自由な解釈を許していると。

◾️目立たぬように粛々と…

カスタネダの朗読をしているチャンネルでこの点に触れられています。

5:55あたり〜
7番目の技「前面に出るな」
“前面に出ると、それだけ周りの注目を浴び、攻撃を
うけ、余計なエネルギーや労力を費やすことになる。
目立たずに自分のやりたいことに
エネルギーを集中させなくてはならない。”

タフティも「この本を読んでいる事は周りには秘密にしたほうがいい」と言ってましたね㊙️


カスタネダにおける「目立たないように」とは、「個人のエネルギーを浪費しない」という、シャーマン的視点であり、目立つことや自己主張が周囲のエネルギーを引きつけ、それが結果的に自分のエネルギーを削ぎ落としてしまうと考えられるのかもしれませんね。謎めいた存在でいることは、エネルギーを集中し、自分自身の意図や行動を純粋に保つための一つの戦略です。

トランサーフィンでいうところの「過剰ポテンシャル」。目立ちすぎたり、執着したりすることで現実のバランスが崩れてしまう。
自己顕示欲が強すぎると、それに反する力(平衡力)が働き、望まない結果を引き寄せる可能性があるため、「目立たない」というのは、自然体でいることや、流れに逆らわない在り方ですね。

これを現代の感覚で捉えると、「影響力を持つために自己主張が必要」という価値観に対するアンチテーゼのようにも感じられます。でも、実際には謎めいた存在でいることや、控えめであることのほうが、他者に深い印象を与えたり、予期せぬ可能性を開いたりすることもあるんですよね㊙︎

この教えの面白さは、見えない力や影響に目を向けさせ、物事の本質を捉えるヒントを与えてくれるところにあるのかもしれませんね!

ちなみに、↓こちらのInstagramはおそらくトランサーフィン公式のものと思われますが、表に出てスポークスマンがタチアナさんのいう聡明で麗しい女性であることも、陰陽のバランスを感じます。


秘密にね㊙︎と伝えつつ、私もこのように情報シェアしてしまっていますが笑、トランサーフィン仲間が増えるのは密かな楽しみです。

トランサーファーのためのソニックさんの秘密のお話はこちら…

↓身を隠すゼランド氏の秘密もお話されてましたよ🤭


続編です。

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今日も「スイートハーモニー」ましましで過ごしましょうね!