
沙羅の木の秘密
こんにちは!
idumi.artのいづみです。
周波数を整え、感性を高める動植物画アイテムを作っています🦋
梅雨に咲くお花🤍夏椿🤍のお話です。
夏椿(沙羅の木)とはツバキ科の白いお花で、自然樹高は10mに達するものもあるそうです。

雨に濡れると花びらの縁が少し透けてみえたりして…その儚さも魅力です。
それもそのはず、このお花は朝咲いてその日のうちに枯れ落ちる一日花なのです。。
私は夏椿のツボミが大好きで…
シルクのような光沢がとてもかわいい🤍
繭玉がコロコロと輝いているようです。

開花前にこのつぼみを見るのが毎年楽しみになっています。
別名は「沙羅の木」。
沙羅の木と聞くと、沙羅双樹が浮かびますよね!
平家物語冒頭に出てきたり、仏教三大聖樹のひとつだったり…
沙羅双樹の林の中で入涅槃されたお釈迦様。
インドの涅槃図では沙羅双樹は二本に限られているそうですが、日本の涅槃図では東西南北それぞれに双樹があり合計八本が描かれています。
※サンスクリット語のシャーラ(sala)が由来

港区郷土歴史館より
てっきり同じものなのだと思い込んでましたが…調べてみると全然別物で驚きました。
沙羅双樹(沙羅の樹)とは

初夏に咲き、ジャスミンにも似た香りを放ち
高さは大きいものでは30mに達するものもある。
新宿御苑の温室で見ることができるようですよ♡
お釈迦様を包んでいた香り♡かいでみたいなぁ…
新宿御苑 公式Twitter
【#新宿御苑 #温室 の入館時間 9:30am-3:30pm(4:00pm閉館)】
— 新宿御苑 自然情報 (@SG_info_kyokai) May 1, 2022
沙羅双樹(サラソウジュ)と無憂樹(ムユウジュ)が開花中。インド原産で仏教三大聖樹に数えられます。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声…」で知られる沙羅双樹。お釈迦様が亡くなった時に咲いたといわれ、日本での開花記録が少ない珍しい花木です pic.twitter.com/8MprW0IcqK
日本では古くから寺院などのお庭に(混同されたまま)夏椿を沙羅の木として植えられているようですが、このお花の上品な姿はお釈迦様の入滅時に側で見守っていたと考えても全く違和感がなく、毎日新しいお花を咲かせては散っていく、まさに諸行無常の世界観があって、私は好きです。
ぜひ、夏椿を見かけたらツボミも見てもらえたら嬉しいなと思います🤍
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