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文系学生の僕が1週間半で人工知能試験に受かった話

こんにちは。Satoshiです:)

7月入ったのに毎日の様に雨が降ってて嫌ですね。涼しいのはありがたいけど早よ夏こいよって感じです。

今回は自分が先日受けたG検定にちゃっかり合格したので試験までに取り組んだことと個人的に重要だと感じたことについて書きます。

自分が7月6日に受けた試験がJDLA Deep Learning for GENERAL 2019 #2 、通称、"G検定"という試験で、簡単に言うとビジネスパーソン向けの人工知能の資格試験です。

詳細は公式ページ(click!)をご参照ください。

ちなみにG検定は通常受験料が¥12960円のところ、学生だと半額以下の¥5400円で受験できるので学生の方は今のうちに受けましょう!!

本題に入ります。まず

ⅰ 僕は何者なのか。ⅱ どう勉強したのか。ⅲ 何が重要なのか 

の3つに分けて書きます。さくっと読みたい方は「ⅱ」orⅲ」 に直接行くのをおすすめします。

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ⅰ 僕は何者なのか(前提)。**

まず初めに、僕は何者なのか。僕は某私立大学の経営学科に所属している3年生です。その大学への入学には数学は必要なかったですが、高校数学IAIIBはかなりしっかりできました。またタイトルにもある様に自分はG検定を1週間半の勉強で合格しました。1週間半で合格したのは嘘ではないです。ただ、試験1週間半前の段階でAIへの知識が0だったわけではありません。実は試験1週間半前の段階で読んでいた本が3冊あります。

1冊目は、"絵でわかる人工知能"

2冊目は、"いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本"

3冊目は、"人工知能は人間を超えるか" (G検定の推薦図書の1つ)

の3冊です。これらのおかげで後ほど供述する試験対策本2冊に取り組む際にそこまで苦労することがなかったと思われます。

またもう一つ前提条件として加えたいのが自分はタイピングは学生の中でも早い方だと思います。タイピング力は試験中に検索する上で非常に重要な要素となっているので、もしタイピングに慣れていないなら検索のためにタイピングする回数を減らせる様に用意周到に勉強するべきです(笑)

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ⅱ どう勉強したのか。

本題中の本題です。僕はG検定が7月6日にあると気づいたのは6月27日です。あと1週間半しかないのにも関わらず、すでに色々な予定も入っているという絶望的な状況でした。ではその中で何をしたか。

#1 . 受験するにあたって必要な知識や情報の全体像を把握し予定を立てる。

#2 . pdfでG検定対策本とG検定用教本とAI白書2019 を購入する。 

#3 . その3冊のみをごりごり読んでは解き、復習する。

#4 . 模試を解く。

でした。シンプルでしょ?

#1受験するにあたって必要な知識や情報の全体像を把握し予定を立てる。

これはどの試験勉強にも当てはまるのですが、今回は1週間半しかないということで、自分は何を勉強する必要があるのかのリサーチ、有限な勉強時間の配分、実行可能な予定の作成。を初日に行いました。また"G検定 勉強方法"で検索して死ぬほどウェブサイトを漁りました。

#2 . pdf版 or kindleでG検定対策問題集とG検定用教本とAI白書を購入する。

推薦図書やただの書籍をペラペラ読んでいる時間はありません。はっきり言って #1 で紹介した本を1度よむ程度の知識では厳しかったですが、問題を解きながら覚える作戦にしました。また自分の場合、紙の書籍では本番検索することができないと気づき、pdf版を購入しました。紙が好きな人は紙でも問題はないのですが、本の隅々から出題されるので、紙での学習の場合は完璧に覚える必要があるかもしれません。(写真はイメージ画像としてインターネットから引っ張ったものなので自分のものではないです笑)

#3その3冊のみをごりごり読んでは解き、復習する。

いよいよ勉強するわけですが、自分の場合は、G検定対策問題集から取り組み始め、該当チャプターをG検定用教本でも読み進める形を取りました。問題集→教本の順番がおすすめです。理由は教本は少し読んでて難しいのと、問題集で実戦形式で取り組み、間違えてから(最初はたくさん間違える)問題集と教本を2冊見比べながら勉強すると理解がしやすく、飽きずに勉強できるからです。勉強時間は短期なので常に自分が最高の集中力で勉強していることが重要で知識吸収には欠かせませんでした。ちなみに教本の方にも問題はついているので問題集とのW問題で定着力upに繋がります。これら2冊を5日程度(計20時間程度)で1周終わらし、すぐに2周目へ。2周目は本番同様一問あたりの解く時間を30−50秒程度に制限し、スピードを重視しました(計8時間程度)。すぐさま2周目に取り組んだことで、短期ながらもかなりの量の知識を記憶することができました。短期間にバッとやる方法おすすめです。ちなみにAI白書は当初、勉強の傍読み進めようと考えていたのですが、「量多すぎっww。無理。」となり、本番直前の模試の復習の時と、本番時に検索する時のみ使用しました(もったいな!)。

#4模試を解く。

試験2日前になり、手元にあった問題集付属の模試と、Study-AIが無料で提供している"G検定模擬試験"の二つを試験同様に解きました。問題集付属の模試は普通に取り組めばいいのですが、Study-AIの方はオンライン上で解き終わった後に、すぐに復習するか、間違えたところをスクショしないと、気づいたら解き終わり、自動採点したページが有効期限切れかなんかでなくなり、大変なことになります。自分は1度解いたのに、ページがなんか消えて泣く泣くもう一度無駄に解きました。問題集の模試の最初のスコアが134/198(67.7%)で、オンライン模試の最初のスコアが163/225 (72.4%)でした。合格最低得点などが公表されていないのでこれらの得点で合格かわからなかったので、とりあえず間違った問題を2冊のG検定用本とAI白書と一緒に復習し、必要ならばノートに取るなどして試験に備えました。問題集などの問題では取り扱わない、細かい知識について問われたり、基本の知識でも抜けていたり、問い方が違い混乱したり、自分の予想以上に試験時間が短いなど、多くの学びを得られるので模試は必ず受けましょう!!

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ⅲ, 何が重要なのか。

1週間半という短い間ながらも、合格したということで、重要だと感じた点をノベマス〜。

#1常に単語を体系的に気にする。

単語をがむしゃらに覚えるのではなく、「NN(ニューラルネットワーク)が発展してDNN(ディープニューラルネットワーク)になり、そこから時系列データ向けのRNN(リカレントニューラルネットワーク)や画像認識向けのCNN(畳み込みニューラルネットワーク)、次元削減のオートエンコーダや、さらにGAN(敵対的生成ネットワーク)が生まれたんだ。」みたいに単語同士の関係性に注目しながら、覚えようとするのが大事です。そうでなければ難しい単語のオンパレードで頭が爆発します笑 でも安心してください。問題集と教本を使い、丁寧に解きながら理解すればこれらの単語を理解することは難しいことでないです

#2 . 技術の利用動向等はしっかりチェックすべき

これは本番の試験を受けて初めて気づいた反省点です。体感的に問題集や模試で問われた技術自体の知識:利用動向:制度政策及び倫理問題=2:1:0.5ぐらいの割合で利用動向や問題点について聞かれました。30−40問は利用動向で10問近くは法制定や倫理問題でした。AI白書をほんの少しのみ読んでいただけだったので、これには面食らいました。自分はタイピング力を使い、高速でpdfやkindle内を調べましたが、毎問調べるには時間が足りず、何問も捨てる羽目になりました。時間があるなら"必ず"AI白書の後半部分は読みましょう!

#3 . 短期間で同じ問題をなんども解く。

これは人それぞれかもしれないですが、僕が改めて感じたのは、短期間で単語に繰り返し触れる重要性です。一度は入れた知識も"エビングハウスの忘却曲線"の通りに忘れていきます。ましてや普段は見もしない専門用語を放置し、時間経ってまた忘れていることに気付くと気が重くなりますよね。短期間で取り組むことで全ての単語が「あ、見たことあるわ」という状況になり、心理的に取っつきやすくなったことは、1週間半の勉強でも合格を勝ち取れた理由だと思います。

#4 . 絶対pdf

二度いう形になりますが、自分の意見としては絶対にpdfをオススメします。自分はipadを持っていたという理由もありますが、紙のメリットを全て兼ね備えている+検索できる pdf は万能でG検定に限れば、本番の試験の正答率を飛躍的にあげるチャンスを秘めています。2ヶ月間とかコツコツ覚えれる時間があれば、pdfではなくてもいいですが、それでも本番、自分の解答に関して不安になった時、サクッと検索できるpdfはやはり最強ではないでしょうか?

#5 . 試験中は120分スーパー集中モードで。そして分からないなら飛ばす。

2時間の試験です。220問以上の問題を120分で解くには一問あたり多くて50秒しかかけられません。ちょっとでも集中力が切れればアウトなんです。また分からない問題(自分の場合、利用動向の問題等)に時間をかける必要はなく、チェック欄にチェックし、全て解き終わった後にでも戻って解きなおせばいいんです。考えたり、pdfを検索したらすぐに答えが出てくるような問題を取りこぼすことなく全て取り、利用動向の問題に関してはkindleを検索するなり、chromeなどでウェブ検索するなりで答えを探せばいいんです。また60~80問前後は技術の分野以外(利用動向、法制定、倫理問題等)からでるので、簡単な問題はまじで秒で解きましょう

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ⅳ.まとめ

自分は受験者の中でも受験者全体の1%程度(?)しかいない"学生"という立ち位置でかつ1週間半しか試験勉強する時間がなかった(実は留学から帰国したのが6/27でした)中で合格したので、今回"note”に記そうと思いました。G検定の1番のメリットは合格することではなくて、人工知能業界の基礎知識を学ぶことで、より多くの情報を吸収することができる、人工知能情報に対する受け皿が飛躍的に大きくなることです。その点から考えても今回の突貫工事のような自分の勉強は一部分は参考になるかもしれませんが、人工知能を学ぶという観点から見るとあまり良くないです。なので、これからもG検定に合格したのを皮切りにどんどん人工知能についての知識を深めていきたいと思いますし、G検定が皆さんにとって学ぶキッカケになればと切に願います。ではでは〜。

v.参考文献

追加で下記に参考させていただいた方々のサイトを貼っておきます。このnoteを読んだ人がみんな合格できることを祈っています。



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