マガジンのカバー画像

感染症診療

27
運営しているクリエイター

#AMR

抗菌薬選択を限定するための細菌グルーピング

皆様お久しぶりです。

¥100

MIC?の数値から抗菌薬の有効性の判断・投与設計へ~最適治療抗菌薬の選び方④

本日は、最適な抗菌薬選択に関するお話の続きです。

¥200

感受性検査結果から抗菌薬耐性機序を予想する~最適治療抗菌薬の選び方③

最適治療抗菌薬選択に必要な、感受性試験結果の解釈の仕方のお話を続けてまいります。

¥100

抗菌薬感受性結果を臨床判断に活かす方法~最適治療抗菌薬の選び方①

本日は、細菌検査結果が判明した後の「最適治療抗菌薬」選択のための導入のお話です。 抗菌薬は「2度決定」するのでしたね。 参考:正しい診断なくして適切な治療なし https://note.com/idshowa/n/nba77ccf8479b 1度目抗菌薬決定:初期治療抗菌薬 2度目抗菌薬決定:最適治療抗菌薬 (初期治療抗菌薬と最適治療抗菌薬が同一の場合もあり得る) 初期治療抗菌薬は、2つの感染症診断  ・臓器・解剖学的診断  ・微生物学的診断 この内、主に「微生物学的

¥200

耐性菌を”ゼロ”にする魔法

本日は、薬剤耐性菌のお話です。

¥100

薬剤耐性菌~自然耐性と獲得耐性

ある細菌が、特定の抗菌薬が効かない≒「薬剤耐性」と考える場合には、その薬剤耐性機序が「自然耐性」であるのか?それとも「獲得耐性」であるのか?の判断が大変重要です。 薬剤耐性菌について検討・議論する場合には、この2つの薬剤耐性機序のどちらについてなのか?を明確にしましょう。

薬剤耐性機序~2つの薬剤耐性機序

薬剤体制(AMR)問題が、公立昭和病院 感染症科・感染管理部ノートの重要テーマの1つです。 薬剤耐性AMR、特に「細菌の薬剤耐性」≒「耐性菌」を考える上で重要なのが、薬剤耐性機序の考え方です。 「自然耐性」と「獲得耐性」~違いが説明できますか?

感染症診療における「三方よし」

モンダイ:次の「患者」と「医師」の会話の中のマチガイを探してください 患者:カゼ引いたので早く良くなるように「抗生物質(抗菌薬)ください!」 医師:でも、「カゼ」に『抗生物質(抗菌薬)』は必要無いんですよ」

¥100

最適な抗菌薬の選び方

本日は、抗菌薬適正使用の具体的な方法についてお話いたします。 まず前提として、2つの感染症診断  ・臓器・解剖学的診断  ・微生物学的診断 この2つの診断が適切であることが、感染症診断が適切であることが、感染症治療を適正なものとするのに必要でした。 そして、微生物学的診断(予想・推定もしくは特定されたもの)が「細菌」の場合に、感染症治療薬(抗微生物薬)として「抗菌薬」が登場いたします。 もし、微生物学的診断が「細菌」以外であれば、抗菌薬はそもそも「不必要」となりますね。

¥100

正しい診断なくして適切な治療なし

感染症診療~診断から治療まで~大変重要な「感染症診療の基本的な考え方」の概要をまとめます まず、目の前の患者さんの「2つの感染症診断」を追求  ・臓器・解剖学的診断:患者さんのカラダのどこ?にモンダイがあるのか?  ・微生物学的診断:患者さんにモンダイを起こしている原因は?

¥100

本当に重要なモノを見極める

モンダイ:感染症治療で最も重要なものは?

¥100

2つの感染症診断≒正しい問題認識

今日は、抗菌薬(抗微生物薬)適正使用で最も重要な、「正しい感染症診断」のお話です。

¥100