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感染症診療

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#抗菌薬適正使用

抗菌薬選択を限定するための細菌グルーピング各論その①~グラム陽性球菌編

本日は、抗菌薬選択のための細菌グルーピングのお話の続きです。 まずは抗菌薬選択が比較的シンプルなグラム陽性球菌から。臨床の現場で、問題となる細菌は、グラム染色の鏡検所見から下記4つにグルーピングされるのでしたね。 まずは抗菌薬選択が比較的シンプルなグラム陽性球菌から。

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抗菌薬選択を限定するための細菌グルーピング

皆様お久しぶりです。

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MIC?の数値から抗菌薬の有効性の判断・投与設計へ~最適治療抗菌薬の選び方④

本日は、最適な抗菌薬選択に関するお話の続きです。

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感受性検査結果から抗菌薬耐性機序を予想する~最適治療抗菌薬の選び方③

最適治療抗菌薬選択に必要な、感受性試験結果の解釈の仕方のお話を続けてまいります。

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感染症治療薬選択は微生物学的診断が重要~最適治療抗菌薬の選び方~その②

寒い日々が続きますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

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MIC?(最小発育阻止濃度)の”ような”数値の解釈~あなたはわかりますか?

本日は、菌種同定検査結果に記載がある「薬剤感受性MIC?」のような数字の解釈のお話しです。

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感染症診療における「三方よし」

モンダイ:次の「患者」と「医師」の会話の中のマチガイを探してください 患者:カゼ引いたので早く良くなるように「抗生物質(抗菌薬)ください!」 医師:でも、「カゼ」に『抗生物質(抗菌薬)』は必要無いんですよ」

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コラテラル・ダメージを最小化するためにはどうするか?

本日は、手短にコラテラル・ダメージへの対応方法をお話しいたします。 まず、復習~「コラテラル・ダメージ」とは?

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最適な抗菌薬の選び方

本日は、抗菌薬適正使用の具体的な方法についてお話いたします。 まず前提として、2つの感染症診断  ・臓器・解剖学的診断  ・微生物学的診断 この2つの診断が適切であることが、感染症診断が適切であることが、感染症治療を適正なものとするのに必要でした。 そして、微生物学的診断(予想・推定もしくは特定されたもの)が「細菌」の場合に、感染症治療薬(抗微生物薬)として「抗菌薬」が登場いたします。 もし、微生物学的診断が「細菌」以外であれば、抗菌薬はそもそも「不必要」となりますね。

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正しい診断なくして適切な治療なし

感染症診療~診断から治療まで~大変重要な「感染症診療の基本的な考え方」の概要をまとめます まず、目の前の患者さんの「2つの感染症診断」を追求  ・臓器・解剖学的診断:患者さんのカラダのどこ?にモンダイがあるのか?  ・微生物学的診断:患者さんにモンダイを起こしている原因は?

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本当に重要なモノを見極める

モンダイ:感染症治療で最も重要なものは?

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ヒトはなぜ勉強するのか?

2019年も終わりを迎える時期となりました。 本ノートを執筆している2019年は大変大きな自然災害が多数発生した年でした。 ニュースや天気予報で、「命を守る行動を!」ということばを、読者の皆様も幾度も耳にされた記憶があるのではないでしょうか。 ではなぜこのような「命を守る行動を!」という鬼気迫る表現で、人々に伝える必要があったのでしょうか?

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2つの感染症診断≒正しい問題認識

今日は、抗菌薬(抗微生物薬)適正使用で最も重要な、「正しい感染症診断」のお話です。

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モンダイを正しく認識する

本日は、感染症診療の基本のお話です。 モンダイ:肺炎の治療薬は? さて、あらゆる病気の治療方法を考える際に、最も重要なことは、その病気の原因が何であるか?です。 原則、「原因 ⇒ 結果」の順にものごとは起こります。

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