野村証券社員が放火強盗殺人未遂:もう証券会社営業を家に上げてはいけない時代だ
借金大国日本の国が、NISAで堅実な高齢者のタンス預金を巻き上げようと、必死で大キャンペーンを打っている最中に、すごいニュース。
野村証券の営業社員が自分の損失穴埋めに、顧客に薬を飲まして、現金を奪い家に放火したという。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626921000.html
なんだかんだ堅実にお金を貯めてきた高齢世代は、ネット証券なんか使わない。そうした堅実な高齢者が、所詮金融屋の程度はこんなもの、もう証券会社営業を家に上げてはいけない時代と気が付く機会となりました。
私の親も現金決済主義(車も現金で(値切って)買う)。家に証券会社の営業が来る。けれど、もう証券会社営業を家に上げてはダメだよ。殺されて金巻き上げられて家に火を付けられるよ、と厳しく言わなけば。
→後日談:親は証券口座を引き揚げて閉じる事にした。前々から相続が楽なように、そろそろ証券口座を閉じようと思っていたらしい。さすが全てにおいて準備が良い親だ。
そもそもこの人、事件を起こした理由が、野村證券社員として業務外で別の顧客に投資話をもちかけ、資金を預かり運用したものの数千万円の損失が発生したため、他の顧客の金を盗んでそれを原資に取り戻そうとしたという。
証券会社社員が、顧客に業務外の投資話を持ち掛けて自分で運用していたというのも、やばい。(他にこっそりやってるの何人いるんだ?)
しかも野村證券は、ほんの前日の10月31日に金融庁から国債先物取引の相場操縦で2176万円の課徴金納付命令を出されたばかり。その翌日にこのニュース。相場操作は金融業界内の問題として、顧客に対する放火強盗殺人未遂は次元が違う。
日本最大手証券会社社員が金融ルールも守れない。どころか社会ルールを通りこして人間として最低ルールさえ守れない。
酷い事件だけれど、特別な事件とも思わない。
学歴有無に関係なく、今の30代前後くらいのホリエモンやひろゆきやらに踊っている意識高い系の、手っ取り早く金稼いでマウント欲しかないモラルの低さと人間性程度の低さを見れば、驚く事ではない。
その上、同様に酷い昭和思考停止を擁護する大本営発表化した日本の新聞記者やテレビパーソンは、野村証券が懲戒解雇したからといって、「元」をつけたりなんだりで、問題を薄めるばかり。だから社会の反省や深い考察に至らない。また繰り返される。
ただ昭和で思考停止の大本営発表化した日本のマスメディアがどんなに胡麻化しても、世界に事実が伝わるのが、現在の世界です。