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令和7年2月21日 渋谷駅東口地区都市計画原案意見交換会
令和7年1月9日(木)の)渋谷駅東口地区都市計画(素案)意見交換会に引き続いて、令和7年2月21日(金曜日)渋谷駅東口地区都市計画原案意見交換会が開催されて、参加をしてきた。
素案の意見交換会は平日昼間で今回は金曜日の18:30からという微妙に迷惑な時間。仕事がある人への配慮だろうけれど、この時間では年寄りが来ず、後で公表39名の素案の時より参加者が明らかに少ない。
内容は、約45分のビデオ説明とその後約45分のQ&A。そのビデオの内容の超つまらない事。なにしろ素案意見交換会で出た意見の要約に対する回答と、その後提出された意見書に対する回答(どちらも既にWEB公開済)の読み上げと、素案からの変更部分の説明だけ。これ、素案の説明を聞いていない人には意味不明だろと思うけれど、そんな配慮はゼロ。
せいぜい宮益坂の再開発は、宮益坂を挟んでお向かいの宮益坂ビルディングの超高級マンションザ・渋谷レジデンスの住民もお怒りで心が温まったくらい。そりゃそうだ、あそこ現在中古でも数億円~のお値段で、道を挟んで目の前に高層ビル建ったら怒るよ。
そして後半45分の質疑応答は、なんと私の独演会になってしまった。他の方は、あまりの内容のつまらなさに開いた口が塞がらなかったのか、変なおばさん(私の事)が怒りまくっているから、ヤバそうで口を挟まなかったのかはわからない。でも私も最初はしばらくおとなしく待って、誰も手を挙げないから私が手を挙げた次第。司会は皆が発言できるように一人2つでお願いしますといい、私がでも6つあると言って、2づつで区切る事にして2つ目と4つ目で区切っても、誰も手を挙げなかった。司会の方は気を使って、終了時に、今日は発言しにくかった人は、後からご質問下さいとか言っていたけれど。
私の方は、それだけ時間をかけても、うち5つしか話せず、最後は居残りで話をしたという。。。
私のそもそもの怒りは、「意見交換会」と題されているのに、質問に答える形式で意見交換になっていない事。
こうした言葉を適当に使う事は、平成意識高い系の思考停止フワフワには当たり前に蔓延しているけれど、私の方は、日本語と英語を話す。英語は人が主語の何をする感じる系ボキャブラリーが豊富だし、感覚が違う事を外国人に言葉を尽くして説明をしないといけない事も多いから、日本語で話す普段から言葉の意味する事を考える癖がついている。だから意味を考えられずにいい加減使われた言葉を聞くと、イラとなる!
その上、東洋経済オンライン2月8日に既に渋谷サクラステージ閑散の記事。
さらに先日には、道玄坂通も大苦戦の記事
渋谷駅東口も同じ事になる気しかない。だからつい力を入れてだいたいこんな事を話した。
1. せっかくの地域からの意見を勝手に要約して勝手に言葉を削ぎ落すな
意見交換会としてきたら、冒頭に「ご意見をいただく会」と言われたが、これは意見交換会ではないのか?意見の交換は、双方立場対等だ。
素案意見交換会の意見と回答の要約
素案に対する意見と回答
「素案の意見交換会」質疑内容も、その後提出した意見が勝手に答えやすい部分だけに要約して、私の意見も、原文と書いてあるのにOCRの変換ミスがあるわ、図表や写真は全部除外されるは、全く原文ではない。
ご意見6で、渋谷・東地区まちづくり協議会が取りまとめた意見は全文が記載されていない。という意見に対して当該事務局へお伝えします。といったけれど、いう端から、あなた達も素案の意見交換会で同じ事ををしている。だから渋谷・東地区まちづくり協議会も猿真似するのではないか?
中学生の国語の要約テストじゃない。素案意見交換会での発言者も、その人の言葉にその人の気持ちが籠っているのに、そちらの理解で勝手に断りなく答えやすい内容以外は勝手に切り落として、排除をしないで欲しい。
本当に、全文掲載すべき。前回の素案意見交換会とこの意見交換も、議会議事録同様に、全ての発言をそのまま公開して欲しい。
渋谷区の意見ではなく回答→ 「意見交換会」について、部内で再確認する
渋谷区の意見ではなく回答→ 図表は著作権があるから掲載しなかった。→著作権フリーを選んでいる。私が作成した表もある。レポートの引用なら引用元があれば著作権関係ない。→不安ならこちらに聞いてくれ→別途掲載する
2. 伝えますや意見を承るは、意見交換の回答ではない
意見交換会も意見も区の回答に、「再開発組合や渋谷・東地区まちづくり協議会にお伝えします」という回答が多いけれど、皆意見交換会として交換するために意見を述べているのに、伝えておきますで終了では、どこが意見交換なのか?
みな意見交換の意見を述べたのであって、渋谷区様、再開発組合や協議会におら達の言葉伝えてくだせぇ、とお願いしていない。そちらが「意見交換会」と名付けた以上、意見交換会をして欲しい。伝えた後責任もって彼らの回答をもらうところまでやらなければ、意見交換の端にも立たない。それも1回で終わりではなく、数回やり取りがあって意見交換。責任もって意見交換を成立させてくれ。
もう一つ追加すると、「意見を承る」という回答も、一方通行で意見交換ではない。意見交換に値する意見を返して欲しい。
渋谷区の意見ではなく回答→ 再確認する
3 都市のスポンジ化対策というが、スポンジ化対策で高層ビルや高層マンションを建てればどうなるか説明しろ
意見カード等の3の区の回答アイについて、「都市縮小時代到来に踏まえた街づくり」として、「都市のスポンジ化」を述べている。
で、都市のスポンジ化について例をあげるから答えて欲しい。
例えば現在街に100人いて、10の建物に10の部屋があって、全室埋まっている。街は50人になる。空き部屋が増えてスポンジ化する。
今あなた達はそのスポンジ化対策として、1の建物を建替え10から40に部屋を増やすという。すると残りの9の建物はどうなるのか?
渋谷区の意見ではなく回答→ 現実ではない問題には回答できないとの回答 →で私が、現実問題だったら次の質問でこちらが聞きたいと次の質問に。
4.渋谷区がにぎわい作りや人が集まる場所作りをやるやる言っているが。今も賑わいがあるのにそれを壊して、何ができるのか?
主な質疑内容の1の5「日常の賑わいを産生む」ためには・・・「行政が公共空間の活用を検討し、人が集まる場所を整備する必要があると考える」。という。
けれど渋谷駅東口には現在、あなたちが産まなくても、既に「日常の賑わい」がある。住民がいて、渋谷駅東口らしい店や事務所があって、道玄坂の繁華街ほど人が多すぎないこの街を愛する人が大勢いる。
それを一度壊して、再開発で高層ビル建てて、で、あなた達が街づくりをするという。それでていて意見交換会の回答の通り、「建物需要や維持費に関しては所有者による責任」と街の将来に責任を持たないという。
他にも素案意見交換会の意見や意見書への回答の中で、
「渋谷区の魅力向上に質する貢献」「渋谷らしいにぎわいあるストリートの創出」とか、「渋谷駅東口地区の街作りの貢献する」「一層の渋谷の魅力向上を図る街作りを推進」「まちづくりを誘導している」とか、色々言っている。
あなた達は、「人が集まる場所」を作ると簡単に言うけれど、人がいなくなる時代に、どうやってどこから集めるのか?あなた達そんなにスゴイ集客の天才なのか?なら役人止めて一般企業に転職したらどうか?給料の良い仕事沢山ある。外国人観光客頼りなのか。現在渋谷に来る外国人観光客は、昔の渋谷文化を見に来ているだけ。渋谷からバスに10分弱乗れば、六本木ヒルズや麻布台ヒルズに行ける?渋谷なんて、沢山ある東京の観光スポットの1つでしかない。観光客が増えると観光公害が出る。
この辺になると、やりとりの時系列が私もわからなくなってくるけれど。
渋谷区の意見ではなく回答→ うちはデベロッパーの届け出を処理しているだけ。というから、→じゃ街づくり課とか言うのやめたら?
5.去年街びらきの渋谷サクラステージはもうマスコミで閑散とか廃墟と言われている。こちらを成功させてから東口に取り組め。
東洋経済オンライン2025年2月8日の記事見たか?
去年渋谷サクラステージが街びらきした時、東急不動産社長は大口叩いていたけれど、もう閑散だとか廃墟だとか言われている。安い普通の店には客が入っていると褒められているけれど、それだったら再開発しなくても、古いビルでも入る店舗で客も来るではないか。
私も1回行ってこりゃだめだと。なんだかんだ駅から遠いし、遊園地やアミューズメントのなんとか村的な、チープな人工感で、変な立体構造がわかりにくくてイライラする。六本木ヒルズはスペイン風で歩けるけれど、あれはチープ。渋谷駅東口もやたら立体的にすると言っているけれど、同じになるのではないか?色々街作りをやるやると言う前に、まずサクラステージを成功させてから、東口に取り組んでくれないか?
渋谷区の意見ではなく回答→ 自分はサクラステージが人は言っていないと思っていません。と典型的な屁理屈を言う。
ここで時間になって、会は閉会。しかし私はその後もしばらく残って、話し続ける。
6.平成19年から議論しても、時代の変化を問い入れられなければ無意味
平成19年から議論している・・と説明するけれど、So What?過ぎるのだけれど、それはもしかして、こんなに長く頑張っているんだから、認めて欲しいとか、小学低学年向け甘えを期待しているのですか?
平成19年は、リーマンショック前、その後アベノミクスがあって。その頃と現在とでは見えている社会経済が違う。日本は厳しい。特にこれからトランプの移民追い出しと関税とで、アメリカはインフレ間違いなし、それが世界中に波及して日本もインフレ間違いなし。金利上昇も間違いなしだから、海外経済誌でも、(変動金利の)住宅ローンがある人は今のうちに返済すべきと、盛んに煽られている。そうした社会経済変化に合わせた修正が出来なければ、時間は無意味。
渋谷・東地区のまちづくり協議会は、町会・商店街が当該地域を代表しているというコンセンサスを得られている団体というけれど、それは昭和の話や普通の街の話。ここでは今は皆ビルの上の住民になって、街と関わっていない。町会の年寄りが若いマンションの住民や街の店の人を入れられていないのは、彼らの責任。
■渋谷区への提案2つ
という事で最後に私から提案を2つ述べた
まず1つ目は、
1 渋谷駅東口の各再開発組合と地域の人との直接「意見交換会」
2 渋谷・東地区のまちづくり協議会と地域の人との直接「意見交換会」
を開催して欲しい。区がやらないなら私が各メンバー宅に直接交渉に行く。
2つ目は、
現在の区公認の渋谷・東地区まちづくり協議会が取りこぼしが多すぎるから、もう1つ、別に「区公認の協議会」を作りたい。そして本当に街にいる人の声を集めたい。
あたりで時間アップになって、これは引き続き話合う事に。
エレベータ乗る前にも、私は鉄骨の高層ビルなんて建てさせるな!と言い、最近の高層ビル皆鉄骨ですよと言うから、だ、か、ら、見た目が安っぽいのではないですか!!!!!!と最後まで怒りまくり。
とにかく、別の協議会作成はメールで話合いを継続。
それから、渋谷二丁目22地区の鉄骨高層ビルを建てる第一種市街地再開発計画の意見書も出さなければ。デベロッパーが作成した都市計画の案の理由書が、あまりに稚拙で稚拙で、Fらん大学のレポートかと思うような稚拙さ。1流中学入試なら落ちる事間違いなし。なのでこちらも徹底的に指摘をしてやろう。
to be continued…