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青髪の「勇者」を憶えている

「勇者ヒンメルならそうした」

葬送のフリーレン(©︎山田鐘人・アベツカサ/小学館)

漫画『葬送のフリーレン』によく出てくる言葉。
私これ聞くといつも胸が温かくなって元気が出る。


そっか、ヒンメルなら確かにそうするよね。
やってみちゃう?
…やっぱり、ちょっと恥ずかしいし
ちょっと不安だし…
いや、結構こわいかも。
でも、きっと大丈夫だよね。
だって、
勇者ヒンメルならそうする

こんなかんじ


なんだかとっても安心するんだ。
言葉は人を表すってこういうことなんだろうなあ。
勇者ヒンメルから出た言葉は、等身大の優しさが滲み出てて、私が一歩踏み出すまで隣にいてくれる。そして行動する決心が出た時にはニコッて笑って一緒に走ってくれる。
そんな気がする。

フリーレンたちの行動原理にはヒンメルがいる。
勇者ヒンメルはみんなのしるべになってる。
みんなヒンメルを愛しているし、みんな勇者ヒンメルを信頼してるし、みんなヒンメルを憶えているから、「勇者ヒンメルならそうした」っていう言葉がずっとずっと語り継がれるのだと思う。

たった10年しか一緒にいなかった勇者パーティのみんなだけでなくて、同じ世界にもいない、会ったことも話したこともない冒険の傍観者である私でさえ勇者ヒンメルを愛しているし信頼している。 

そんな想いにさせてくれたヒンメルは
本物の「勇者」で、
そんな「勇者」に出会えた私はとっても幸せだ。
そして私も人を導けるような強い「勇者」になりたい。

生きている次元は違うし、過去の回想でしかヒンメルの事は知ることができないけど、ちゃんとヒンメルを憶えてる
怖くなったとき、逃げたくなったとき、迷ってるとき、不安なとき、どうしたらいいかわかんなくなったとき、照れ隠ししたいとき、また思い出して言うんだよ

勇者ヒンメルならそうした

ってね。