形から型へ、その先にあるもの
こんにちは。先日より私の拙文にお付き合いいただきありがとうございます。今回は趣やら手段とはなど解り辛い抽象的な拙稿の最終回となります。少しだけお付き合いいただければ幸いです。
【急がば磨け、型の道】
形は型ではない。
形は直ぐに出来るもの。
形は手段。←始めるところ
形に囚われると型なしである。
型は形ではない。
型は直ぐに出来ないもの。
型は目的。←道程
型は磨くことで生まれる。
磨く行為が道となる。
道に終わりはない。
道は達する整域がある。
整域は他言するものでない。
整域は感じるものである。
整域は趣の型である。
道は満足すれば堕ちる。
整域の先に離れがある。
離れは守・破・離の離。
離の先に型破りがある。
型破りの先に流れがある。
流れとは系譜をもつ独自性である。
守破離は、規矩作法として千利休が唱えた有名な歌が有ります。「守り尽くして破るとも離るとも本を忘るな」本は本質のことであり、教わった形を徹底的に磨いて型にする。今風に言えば徹底的にコピーする(完コピ)意味。
正しい道を歩むには、正しい鏡を見つけること。
鏡を見つける・・これが一番難しいかもしれません。
鏡とは、正しい趣の型があるダイバーかもしれません。
今回は、この辺で・・・。次回から小難しい事は控えます。
お付き合いありがとうございました。