【はじめよう!ヒュージ・リーダーズ】あると便利なカード30選 2023年8月号
はじめに
ヒュージ・リーダーズはマナ総量が5マナ以上のカードしか使えない統率者戦です。
加えて「統率領域に《荒地》が4枚ある」点や「デッキ枚数が50枚(前述の《荒地》は除く)」「初期ライフは25点」などが特徴です。
詳細なルールは上記リンクをご覧ください。
ヒュージ・リーダーズの魅力のひとつは、普段ストレージで眠っている重いレアを片端から詰め込んでも割とデッキになるところです。
しかし、まだカード資産のない方や、手持ちの5マナ以上のカードをとりあえず詰め込んでみたけど少し足りない! という方、あるいは、汎用的なカードを用意したい! という方。
この記事は、そういった方々に向けて、デッキに入れやすいカードを各色+無色から5枚ずつ、計30枚紹介する記事です。
カードの選定基準
紹介するカードは以下の基準で選定しました。
執筆時点で晴れる屋価格で500円以下で手に入る、安価なカード
5年以内に収録されており、手に入りやすいカード
デッキを強化していく中でも採用の選択肢になりうるだけの強さを持つカード
また、念のため補足しておきますが、皆さんの周りのヒュージプレイヤーの意見を聞けるならそれが一番です。
「この記事はウソだよ! 〇〇さんならこっち買ったほうがいいって!」と言われたらぜひそうしてください。
それではいよいよ、30枚をご紹介します。
白
単体で5/5飛行先制攻撃絆魂という、デカブツの飛び交うヒュージリーダーズにおいても強力と断言できるスタッツの持ち主です。
賛助によって1ターンだけ他のクリーチャーに能力を与えることもできるため、状況によってはとどめの一撃などにも使えるのも魅力的。
絆魂持ちなのもあり、初期ライフが少ないことで戦闘による決着が起きやすいヒュージでは非常に頼りになるでしょう。
釣れるのは1体だけですが、高スペックなリアニメイト呪文。
インスタントなのがとても大きく、コンバットトリックにもなる他、擬似的な速攻付与や隙の少ないコンボパーツの確保にも使えます。
一方こちらは非常に強力な全体リアニメイト。
サイズは縮んでしまいますが、自分だけ強力なETB能力を使い回せます。
場合によっては、サイズが縮んだのも意に介さずそのまま勝ててしまうほどのアドバンテージを得られることも。
自分のパーマネントを好きなだけ一時的に追放できる、強力なブリンクエンジンです。
トークンによって防御も固められ、死亡すると厄介なことになるプレッシャーから殴られにくくなることもしばしあります。
シナジーが豊富なデッキでは統率者に指定してもよいでしょう。
5マナと軽く、追放除去により死亡誘発なども回避できる優秀な全体除去です。
スペル1枚から大量展開されることも多いため培養器・トークンもなかなかのサイズで出てきたりします。
青
ヒュージ・リーダーズ村Discord支部のアイコンにもなっている、ヒュージを代表する1枚。
能力が完璧に噛み合っており、入れるカードに困ったらとりあえず入れて困りません。
対戦相手の強力な呪文をたった5マナで奪ってしまう極悪スペル。しかも最低でも5割の確率でタダになります。
アドバンテージを得られる打ち消し呪文である上に、追放することで「打ち消されない」能力を無視できる打ち消し呪文でもあります。
続唱呪文は性質上打ち消しをめくってしまうと損をするのですが、このカードは続唱持ちを打ち消せば再利用できるので両立が可能です。
マナを払う必要のあるカウンターとしては最高クラスの性能といえるでしょう。
出来事で軽量バウンスが可能なクリーチャー。
クリーチャーを出すのに原則5マナは必要になるヒュージにおいて、2マナのバウンスは強力です。
クリーチャー主体のコンボへの妨害や戦闘ダメージの軽減など、構えているだけでかなり安心できるでしょう。
ゆるめの条件でアンブロッカブルになるため、クリーチャーとしても一定の仕事はできます。
対応範囲が凄まじく広い3マナ打ち消しです。
3マナ追加で払うのはそう簡単ではなく、中盤まではほぼ確定カウンターとして機能します。
能力による打ち消しのためカウンター合戦にも強く、クリーチャーなので墓地からの再利用やリアニメイトなどの活用方法もあります。
青最強の必殺技です。
通った際のアドバンテージはあまりにも巨大であり、一手でゲームを傾けられます。
カード・タイプは無理に散らさなくても3~4枚程度は使えることが多いので、デッキ構築時はそんなに気にしなくても大丈夫です。
黒
対戦相手が3人いれば3マナで撃てる除去です。
全体除去をせずに複数を除去できるのもかなり便利で、多くの状況で活用できるでしょう。
こちらは2マナの除去です。
範囲が狭いのはちょっと厄介ですが、クリーチャーなので各種リアニメイトで再利用できるのが非常に偉いです。
極めて強力なサーチです。
黒にとっては1枚を手札、1枚を墓地というのはほぼ2枚サーチに等しく、リアニメイトでもコンボでも非常にいい仕事をします。
大抵1ターンを犠牲にすることになりますが、その価値は十分あります。
黒の得意とする様々な行動がダメージになる、とても優秀なカードです。
除去・ハンデス・リアニメイトなどで手軽にダメージが発生する他、全体除去への牽制にもなります。
切削能力も墓地肥やし兼ダメージソースとして案外便利に使えます。
ヒュージ・リーダーズはマナコストの大きいカードを並べる都合上、信心もかなり稼げます。
5点以上を削り取ることも多くダメージソースとしても十分ですが、同時に大量ライフゲインするのが非常に大事です。
戦闘で死ぬのを防げるのはもちろん、ライフを支払うことも多い黒のカードを安心して使用できるようになります。
赤
まずは6マナの続唱カード2種をまとめて。
とりあえず適当にキャストしても強く、状況を選ばず活躍してくれます。
赤は速攻を持つカードが多く、相手からすれば想定以上の打点が飛んでくることもしばし。
速攻を付与するカードは何種類かありますが、盤面に残っていて一番嬉しいのはウラブラスクではないでしょうか。
相手のクリーチャーをタップインさせる能力により、ブロッカーと速攻持ちに殴られるリスクの両方を排除でき、積極的に殴りに行けます。
ヒュージ屈指のマナ加速呪文です。
10マナ以上を生み出すシーンも多く、2アクションを容易にしてくれるでしょう。
ヒュージ最強のエンドカードの呼び声もある、強烈なコントロール奪取です。
デカブツ同士の並べ合いをしているところに、「1ターンだけ全部使わせて」と言われた場合生きて次のターンを迎えられないのは火を見るより明らかです。
皆さんも気持ちよくなりましょう。
緑
緑単色で使えるマナ加速3種です。
手抜きでもなんでもなく、5枚中3枚は誰に聞いてもこうなってしまうのではないでしょうか。
ヒュージのために生まれたかのような踏み倒し呪文。めちゃくちゃ強い!
踏み倒す枚数は統率者に依存しますが、5枚でも全く問題なく機能します。7枚以上は最高。気持ちよさの塊です。
緑単色で使える速攻付与手段です。しかもトランプルのおまけつき。
サイズを一回り上げてくれるのも嬉しく、緑の欲しいもの全部乗せセットのような一枚です。
無色
優秀なマナ加速であり、あって絶対に困らないカードのひとつ。
戦場にあっても絶対に困りません。デッキによっては入らないこともままありますが、重いカードがある程度あるなら入れて損はないです。
戦闘ダメージを通すと統率者をタダで出せる、変則的なマナ加速として使用できるカード。
トランプルもあり大抵どこかにはダメージを通せることが多く、重い統率者では便利です。
無色で使えるリアニメイトカード。
サイズこそ縮みますが、なんと速攻までついてくるため、クリーチャーによっては普通に出すより強い可能性すらあります。不思議だ。
こちらは無色で使えるブリンクです。
戦場から離れるなら追放されるカードと組み合わせて踏み倒すのにも使えたり、小回りが利いて便利な一枚です。
なんにでも入るわけではないですが、欲しいデッキは案外多いでしょう。
部族デッキ期待の星。
トークンが出せるようなデッキではとんでもない勢いでマナを踏み倒せたりします。
持っておくと組めるデッキの幅が広がるタイプのカードといえるでしょう。
おわりに
ということで、あると便利なカードを30枚ご紹介しました。
この記事は本当の入口に過ぎませんので、ぜひ皆さんで自分のデッキに合ったカードを探してみてください。
その他、初心者応援記事としてはこんなのもありますので、よければどうぞ。
それでは、この記事を読んだ皆さんとヒュージな世界で会えることを願っています。