【ミステリーレガシー】ゾンバードメント
はじめに
なぜか大会の開催が決まる前からデッキが用意できていたので出てきました。
ミステリーレガシーとは
正直この記事読んでる時点でご存知だとは思うのですが、左下にPWマークつきで収録されたことがあるカードで構築するレガシーです。
具体的にはMystery BoosterかThe List収録カードが該当します(記事執筆時点では)。
旧枠モダンのときとは比べ物にならない出費に悩まされながらも、組み上げたのがなつかしのデッキ、ゾンバードメントです。
なぜゾンバードメントなのか
ゾンバードメントは《墓所這い》《恐血鬼》などの墓地から蘇るクリーチャーと《ゴブリンの砲撃》に代表される生け贄シナジーを用いるデッキです。
最近はあまり名前を聞かなくなりましたが、レガシーでやっていける強度を持ち、《墓所這い》《恐血鬼》《ゴブリンの砲撃》は全てリーガルです。
加えて、赤黒というカラーリングはミステリーレガシーでほぼ唯一のまともな2色土地である《血の墓所》を使えます。
ミステリーレガシーは本当に絶望的な土地基盤を楽しめるゲームです。
たとえば他の赤黒土地を見てみましょうか。
これはジョークでもなんでもなく、《血の墓所》次点の候補は《アクームの隠れ家》です。
仮にもレガシーと名のつくフォーマットで大真面目に《アクームの隠れ家》を採用するかで悩むことがあっていいのか…………?
ともあれ、そんな中でショックランドを採用できたことで多色デッキながら75枚をレガシーに限りなく近づけられるのは魅力です。
また、リソース回復に長け《陰謀団式療法》などのハンデスを自然に取れるため、トップメタの青白コントロールと戦えるのも評価点です。
そういうわけで、ミステリーレガシー式ゾンバードメントのリストがこちらです。
デッキ
クリーチャー
2 屍肉喰らい
4 墓所這い
4 縫い師への供給者
4 恐血鬼
1アズラの賭け屋
1 大いなるガルガドン
ソーサリー
4 信仰なき物あさり
3 コジレックの審問
4 陰謀団式療法
インスタント
4 稲妻
1 コラガンの命令
エンチャント
3 黄泉からの橋
3 ゴブリンの砲撃
土地
1 ファイレクシアの塔
4 血の墓所
12 沼
5 山
サイドボード
3 荒廃稲妻
3 血染めの月
3 悪魔の布告
2 強迫
2 致命的な一押し
2 トーモッドの墓所
採用カードについて
デッキの核
4 墓所這い
4 恐血鬼
アタッカーであり生け贄。シナジーの中核。
墓地肥やし
4 縫い師への供給者
4 信仰なき物あさり
1 アズラの賭け屋
対象自分でハンデス
なんか見慣れないやつがいるので補足を。
かなり胡乱な見た目ですが、タダで手札を捨てた上に2ドローできるというのはなかなか狂ったスペックです。
おそらくミステリーレガシーでなければ絶対使わなかったカードなので味わい深い。
サクり台
3 ゴブリンの砲撃
1 大いなるガルガドン
1 屍肉喰らい
1 ファイレクシアの塔
シナジーを形成する枠。
どれも2枚はいらないので散らしています。
橋
3 黄泉からの橋
橋としか言いようがない枠。
強いけど信用ならないのでよくサイドアウトします。
ユーティリティ
4 稲妻
1 コラガンの命令
便利な火力枠。
コラコマは増量してもよかったかもしれない。
サイドボード
3 荒廃稲妻
3 血染めの月
3 悪魔の布告
2 強迫
2 致命的な一押し
2 トーモッドの墓所
見ている範囲は青白コン・スニーク・デプスあたり。
《荒廃稲妻》は4割趣味なんですが、割といい感じの強さでした。
戦績
青白コン 0-2 負け
ヘックスメイジ・デプス 2-0 勝ち
赤青パイロマンサー 2-1 勝ち
ドラゴンストンピィ 0-2 負け
2-2でしたが不思議なことが起きて賞品の《墓所のタイタン》をゲット!!
やったぜ。
やっぱりメタを研究した甲斐がありましたね。
…………青白コンに負けてるじゃん!!!
いや言い訳させてください。事前調整ではかなり勝ってたんですよ。
なぜ本番ではストレート負けだったのか。慢心、環境の違い…………。
反省
予想通りだが月が強くない。デプスをメタっての採用だったが、《幽霊街》にして自分の土地を割って上陸できるようにしたほうが間違いなく強かった。
土地22は結構フラッドした。《ファイレクシアの塔》が怪しいので抜いていいかも。
アーボーグをヒュージ・リーダーズから戻してこい。
ゾンビ・トークンを忘れて適当なカードで代用しら墓所這いがで復活できることを忘れて負けた。首からゾンビ・トークンを下げておくようにする。
おわりに
史上初のミステリーレガシーの大会でしたが、なんやかんやでとても楽しかったです。
多分世界で3〜4番目くらいにミステリーレガシーのデッキを組んだのですが、その時に想定してなかったデッキもいろいろ見られて楽しかったです。
今後も大会が開催されるのであれば、ぜひ参加したいですね。
なぜかデッキを4つ持ってる参加者もいた。参加者までミステリーであってほしくはない。
他にも組めそうなデッキがいくつか思いついたので、また他のミステリーレガシーデッキも紹介できればと思います。
それではまた、ミステリーな世界でお会いしましょう。
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