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【ヒュージ・リーダーズ】ハムザループ【アラシンの守護者、ハムザ/Hamza, Guardian of Arashin】

はじめに

『機械兵団の進軍』はさまざまなデッキを強化しました(一部しすぎた)が、最も強化されたデッキを挙げろと言われれば誰もがハムザループを挙げるでしょう。

歴史改編により現在の多元宇宙には存在しない

《アラシンの守護者、ハムザ/Hamza, Guardian of Arashin》を軸とするこのデッキを、今回は詳しく見ていきましょう。

ハムザループとは?

ハムザループは「3マナ以上出るマナファクト+《嵐前線の乗り手》+《ゴライオンの息子、アブデル・エイドリアン》」を構成要素とします。

一例

上記の例では、ハムザによりクリーチャー・呪文が4マナ軽減されている状態で、

1.《金粉の水蓮》を唱える
2.《金粉の水蓮》を起動し白マナ3点を加える
3.《ゴライオンの息子、アブデル・エイドリアン》を1マナで唱える
4.エイドリアンの効果で《金粉の水蓮》を追放、兵士・トークンを生成
5.《嵐前線の乗り手》を1マナで唱える
6.《嵐前線の乗り手》の能力で自身とエイドリアンをバウンス、兵士・トークンを生成
7.エイドリアンが戦場を離れたので《金粉の水蓮》がアンタップ状態で戦場に戻る
8.以降2〜7を繰り返す

上記の手順により無限マナと無限トークンが成立します。

「それはエイドリアンループなんじゃ?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここまで大きなコスト軽減を行えるジェネラルはハムザしかいません。

コンボの下準備も《高まる献身》と《敬慕されるロクソドン》だけで済むこともあり、侮れないポテンシャルはあったのですが、この度大きな強化が複数加わりました。

強化1.《イーオスの遍歴の騎士》

記事を書き始めたら値上がった

ハムザループに革命を起こした1枚。

クリーチャーを並べるデッキの性質は召集と相性がよく、自然に組み込めるうえにコンボ成立前と後、どちらにも仕事があります。

まずコンボパーツのクリーチャー2種はどちらも5マナであり、成立前にはコンボパーツや、ハムザのキャストに大きく貢献する《敬慕されるロクソドン》などをサーチできます。

召集同士で相性がいい

そしてコンボ成立後には《嵐前線の乗り手》でバウンスし、エイドリアンから出した無限トークンを利用して《サリアの槍騎兵》を回収、フィニッシャーに繋げられます。

コンボ成立前はエイドリアンや《彩色の宇宙儀》を

まさにハムザループのためのカードですね。

強化2.《スーラクと殺し爪》

そして、新たに加入したサーチ候補の伝説がこちらです。

他の候補として《絶え間ない飢餓、ウラモグ》などが存在しますが、こちらは先出ししても展開に貢献するフィニッシャーという点で一線を画しています。

エイドリアンでまとめてクリーチャーを明滅させることで全体に速攻を付与できるので、後は《嵐前線の乗り手》で無限にカウンターが置けるクリーチャーを出し入れして無限パワーを作りましょう。

強化3.賛助

上記2枚と比較するとささやかですが、賛助を持つクリーチャーたちは確かな強化です。

《突出した森ワーム》はコンボパーツを集めるのに貢献できて面白い1枚ですね。


ということで、ハムザループが大強化を受けたことはご理解いただけたかと思います。

では、デッキを見てみましょう。

デッキ

採用カードについて

フィニッシャー

《絶え間ない飢餓、ウラモグ》《スーラクと殺し爪》のみというシンプルな形に。

単体性能を優先した結果ですが、好みでエルドラージや《トリスケリオン》なども入れて構わないでしょう。

トークン生成

カウンターをバラ撒くためのみなさん。

盤面に5体以上を並べられるカードを採用基準にしています。

白の召集持ちがメインなので、取捨選択を迫られた際は白いトークン生成を残しましょう。

個別カード

ハチャメチャが押し寄せてくる1枚。

ハムザから大量展開すると手札がガリガリ減るのですが、一撃でリカバリーしてくれます。

死亡しても召集のタネをバラ撒いていくため、全体除去からの復帰もできるナイスカード。

定番の《溺墓の寺院》に加え《裂け岩の扉》というディスカードしたい土地が入っているのも相性よしです。

ドローがとにかくえらい1枚。

無限コンボ成立後は《嵐前線の乗り手》で無限ドローに変換できる他、コンボが揃っていなくてもハムザで十分に軽減できていればとりあえずドローを進められます。

試作で出して《敬慕されるロクソドン》を召集することでハムザを目指すルートが取れたりと器用な真似もいけます。

過去に本田で使ってからお気に入りの全除去。

このデッキでもダイス次第で小粒のトークンが生き残る可能性がある上に、騎士・トークン生成が抜群に噛み合います。

横並べするデッキなのに全体除去を取れるのはけっこうえらい。

おわりに

ちょっと書くのをサボってたら指輪物語が発売されてしまいましたが許してください。

ハムザループは使っていて非常に楽しく、今後の拡張性も高そうです。

興味がある方はぜひ組んでみてください。

そしてプレイヤーズコンベンション千葉のヒュージ・リーダーズ交流会でお会いしましょう!

私はデッキを7つほど持っていく予定ですので興味がある方はお声をかけてくださればデッキをお貸しします。

ではでは、またヒュージな世界で!

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