【ヒュージ・リーダーズ入門編】はじめよう!構築済みヒュージリーダーズ 恐竜デッキ編【フレンドリー】
はじめに
やろうぜ、ヒュージ・リーダーズ。
ヒュージ・リーダーズとは?
簡単に言えば、5マナ以上のカードしか使えない統率者戦です。
詳細なルールは以下を参照ください。
「5マナ以上のカードしか使えない」という制約のなかにも多様な戦略と戦術が存在し、研究しがいのあるフォーマットです。
パイオニアをプレイされている方なら、最近流行りの発見コンボみたいなデッキを組むイメージがわかりやすいでしょうか。
しかし、よくわからないデッキを一から用意するのって大変ですよね。
そこで、今回私がご提案したいのが「構築済みヒュージ・リーダーズ」です。
構築済みヒュージ・リーダーズとは?
公式から発売されている統率者デッキをベースに改造したヒュージ・リーダーズのデッキのことです。
公式の構築済み統率者デッキには、大抵5マナ以上のカードが一定枚数収録されており、その中には伝説のクリーチャーも含まれています。
メカニズム的にまとまったそれらをベースにすることで、手軽にヒュージな世界を楽しめるのが構築済みヒュージ・リーダーズです。
その他、構築済みヒュージ・リーダーズでは気軽に楽しむことを重視し、以下を目安に構築しようと思います。
ということで、今回改造していく構築済みデッキは『イクサラン:失われし洞窟』統率者デッキよりヴェロキ「ランプ」トルです。
皆さんもお察しの通り、恐竜はデカいのでヒュージ・リーダーズと好相性です。
パッケージを飾る《太陽の寵児、パントラザ》もお誂え向きに5マナということで、そのまま統率者に据えてデッキを組んでみましょう。
デッキ
構築済みデッキから残すリスト
追加分のみリスト
デッキの動き
追加の土地をプレイ
破滅の恐竜たち
というパッケージの通りです。
ヒュージの緑が擁するマナ加速を活用して土地を伸ばし、パントラザの能力を誘発させて盤面を恐竜で埋め尽くしましょう。
キープ基準
基本的にはマナ加速カードである
《豆の木の巨人》
《大狸》
《路傍+瓦解》
《豆の木のワーム》
《無限地帯》
《クローサの境界》
のいずれかがあり、4ターン目までにマナ加速から《太陽の寵児、パントラザ》を唱えられる手札でキープします。
追加カードの役割
マナ加速
まずはヒュージ定番のマナ加速たちから。
3マナで基本土地をサーチする《肥沃な足跡》《大狸》《路傍》に加え、2マナで追加土地セットを行える《豆撒き》の4枚体制で、序盤からマナ加速していきましょう。
《クローサの境界》は土地でマナ加速ができる貴重なカード。
構築済みに収録された《無限地帯》と比べ、緑白の2色を揃えることができるのが優秀です。
序盤のマナ加速には寄与しませんが、出せるマナを倍にするととんでもないことになります。
全体強化も案外バカになりません。
色マナの安定
3種のクラウドランドと《閑静な中庭》によってマナ基盤を安定させました。
もちろんお持ちならデュアルランドを入れても構いません。
追加の恐竜
恐竜は『イクサラン:失われし洞窟』に収録されたものを中心にセレクトしました。
まずは追加の速攻付与から。
ライフが25と少なく、全体除去も飛び交うヒュージ・リーダーズでは、速攻付与はとても役立ちます。
5マナなので発見からもめくりやすく、非常にデッキに噛み合っているといえるでしょう。
続唱のおかげでパントラザがいなくてもアドバンテージを確実に稼いでくれるニクいやつ。
続唱と発見が連鎖したらもう宇宙ですよ。
再録されて手に入りやすくなった一枚。
こちらも能力がとんでもなく強いので、統率者を入れ替えて遊ぶのもオススメです。
スペシャルゲスト枠で再録されました。
2マナで発見12の夢を見ましょう。
コンボパーツ
最後はコンボのご紹介を。
《冒涜の行動》は単純に全体除去としても使えますが、《怒れる猛竜》とのコンボが非常に強力です。
《怒れる猛竜》が戦場にある状態で恐竜がダメージを受けると、そのダメージを「恐竜でない1つ」へ与えます。
なんとプレイヤーは恐竜ではないため、戦場に恐竜がある程度いる状態で《冒涜の行動》を撃ってダメージをプレイヤーに飛ばすことで対戦相手全員を倒すのも夢ではありません。
対戦相手が恐竜だった際は逃げてください。
おわりに
以上、構築済みヒュージ・リーダーズの紹介でした。
本来ならさらなる強化案をご紹介するところですが、恐竜はヒュージなクリーチャーがたくさんいますので、皆さんで強化方法を探す楽しみを味わっていただきたいと思います。
イクサランだけでもアレとかアレとか、あと最近出たアレとか…………ね!
ヒュージ・リーダーズはまだまだ未開のフォーマットであり、一度足を踏み入れればさらなる「発見」が皆さんを待っていることでしょう。
過去の知見についてはこちらをご覧ください。
いつか皆さんの素敵なデッキと相まみえることを願っています。
それではまた、ヒュージな世界で。