【ヒュージ・リーダーズ】青赤ファイレクシアン【テルカーの技師、ブルーディクラッド/Brudiclad, Telchor Engineer】
はじめに
ヒュージ・リーダーズは5マナ以上のカードしか使用できない統率者戦です。
もちろん、ヒュージ・リーダーズは大人しく5ターン目まで行動を待つようなゲームではありません。
さまざまな手法により5マナ以下で行動を行っていくのですが、それらを眺めているうちにファイレクシアンが何度か顔を出すことに気付きました。
じゃあ部族デッキ組みたいですよね。
ヒュージの部族デッキについて
ヒュージ・リーダーズはけっこう部族デッキが多いフォーマットであることを、皆さんはご存知でしょうか。
その理由をいくつかご紹介しましょう。
1.重くて強力なロードが使いやすい
何よりこれが大きいと言えるでしょう。
ヒュージの世界では5マナが標準であり、普通のデッキでは重すぎると感じられるロードもたやすく採用圏内に入ります。
こういったパワフルなロードを使えるのもヒュージの魅力ですね。
2.コスト軽減ができる
ヒュージリーダーズは5マナからしか動けない都合上、2手行動するのが大変です。
そんな中、威光をはじめとする部族のコストを軽減してくれる統率者は非常に強力です。
とりわけ《羊頭スフィンクスの君主、アネシ》や《始祖ドラゴン》は最上位に数えられるほどのパワーを誇ります。
3.むりやり部族デッキにしやすい
ヒュージはデッキが50枚なので、ちょっと頑張ればデッキを部族で固めることが可能です。
あとは《旗印》《ウルドのオベリスク》で部族デッキとして体裁が整います。
ヒュージ・リーダーズが部族デッキに向いていることをご理解いただけたでしょうか。
今回は《旗印》《ウルドのオベリスク》で成立させるタイプの部族デッキなのですが、きちんと部族デッキにする意味をもたせています。
まずはデッキをご覧ください。
デッキ
なぜ部族デッキにしたのか
今回、部族デッキとしてのスタート地点は、赤いファイレクシアンが序盤の打点になることでした。
しかしそれだけでは部族デッキにするには弱いな、と思い、赤いファイレクシアンを探した結果目に止まったのが統率者である《テルカーの技師、ブルーディクラッド》の能力。
ブルーディクラッドは能力でトークンをすべてファイレクシアン・マイア(これもエラッタが出ています)に変えられます。
《呪文詐欺》や《マグマ・オパス》で生成した宝物もファイレクシアンにできるわけですね。
つまり構える動きとファイレクシアンの展開を両立できることになり、部族デッキとして動いていないのにファイレクシアンを並べる動きになるという状態が生まれます。
他の方のブルーディクラッドでは強力なクリーチャーをコピーすることが多いようですが、ファイレクシアンたちによる面制圧も面白そうだったので部族デッキとしてまとめてみました。
注目カード
恐怖のドールハウス
数の確保だけでなく、トークンが部族シナジーを持つため構築物部族デッキとしても振る舞えるようになるおもしろカードです。
《旗印》の効果が倍になると考えると凄まじいですね。
サヒーリの芸術
アーティファクトに寄せているこのデッキではトークン2体を生成するのも容易です。
《旗印》《ウルドのオベリスク》を増やして遊んだりもできます。
ファイレクシアの巨大戦車
サイズが上がる恩恵を最も受ける1枚です。
トークンにしてもすごいことになり、全員毒殺も夢ではありません。
おわりに
ということで、ヒュージ流のファイレクシアン部族デッキをお送りしました。
ファイレクシアンは『団結のドミナリア』から始まるストーリーでも登場するということで、他の色のファイレクシアン部族も成立しそうで楽しみですね。
黒単や黒赤でも楽しいファイレクシアンデッキが組めると思いますし、他の部族もいろいろ試せるので、皆さんもぜひ試してみてください。
そして願わくば、ヒュージ・リーダーズの世界でお会いできたらと思います。
なんとお誂向きに、晴れる屋さんでは複数の店舗で定期的にヒュージ・リーダーズ交流会を行ってますが、毎週日曜日14時からTC東京で行われる交流会には私が高確率でいます!!!!
ヒュージな!!
世界で!!!
お会いしましょう!!!!
追記
そういえば別のフォーマットでヒュージなファイレクシアンを集めたデッキを組んでました。
「#マジック記事を書いてみよう」タグをつけたので晴れる屋メディアチームの皆さんも見てくださってると思いますが、奇跡のフォーマット、旧枠モダンもよろしくお願いします。
複数回の応募を制限されなかったので(当選確率は上がらないみたいです)皆さんも変なフォーマットの宣伝にヒュージ・リーダーズ大好き晴れる屋さんを使いましょう!!!
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