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『カルロフ邸殺人事件』ヒュージ・リーダーズ視点レビュー



はじめに

たくさんヒュージなカードが出るのでレビューをします。

最近レビュー記事を書く頻度が上がっていて嬉しいけど大変。

過去のレビュー記事はこちら。多い。

今回は通常セット→統率者セット→『Ravnica: Cluedo Edition』の順でレビューします。

通常セット


《空の軽騎兵》《大樫の守護者》に次ぐ全体アンタップ要員。

変装で先置きできるのが特徴で、召集と相性が非常にいいです。《壊れた光輪、カスラ》での採用なるか。

絶妙につよわいのでコロッサルで採用の余地があるようなないような。

《時間への侵入》がめくれるとどう分けても嫌な気持ちにさせられるのがかなり強いですね。

ライブラリー全部吹き飛ばすタイプのデッキではかなり強いのではないでしょうか。

全除去には無力ですが、どうせそういうデッキでは追加ターン得てるかカウンター構えてるかになりがちなので多分なんとかなるでしょう。

アネシが突然壊れました。

コロッサルで《多元宇宙の突破》から出てくるとすごいことになりますね。

ヒュージ最新テクとして知られる土地サイクリングとも相性がいい他、《暗記//記憶》なんかは自然に組み込まれていることも多そう。

5マナの全体除去としては非常に使い勝手のよいものが登場しました。

後半のテキストは墓地の追放だけでなく、対戦相手の手札を見るためにも使えます。怪しそうなプレイヤーがいるなら証拠収集しましょう。

シンプルながら強力な全体除去対策。

吸血鬼デッキでは期待の星で、《エドガー・マルコフ》とは特に噛み合いそうです。

手がかりを15個サクれば勝ちます。

手がかりの供給手段は《秘密売り、ティヴィット》が第一候補となるでしょうが、《荒廃のドラゴン、スキジリクス》で使い倒すのも可能性ありか。

5マナのインスタントリアニが増えました。

シンプルかつ強力なので多くのデッキに入ることになるでしょう。容疑は……うーん……。

書いてあること全てが強くてビビりますね。

《エルドレインの玉座》によりアーティファクト破壊の価値はかなり高くなっており、そこにクリーチャーの踏み倒しまでつくのは破格。

ところで《ケルドの火弾兵》がめくれると阿鼻叫喚ですが…………。

《災火のドラゴン》が増えました。

火力が可変になったことでガルタクラスでも焼けるようになり、ヒュージではこちらのほうが使いやすいことが多いでしょう。

コスト軽減ジェネラルには常に一定の期待があります。

一見では使い勝手が悪そうに見えますが、1マナでキャストし続けることが可能なのはストームデッキの可能性を感じさせますね。

能力がある程度の規模で誘発したらさすがに勝つでしょう。

《戦慄衆の指揮》をタダで撃てます。

《冒涜の行動》《Call Forth the Tempest》で100点以上のゲインもできそうですし、いろいろ楽しそうです。

マナ加速の乏しさから不遇を託っていたマルドゥカラーに強烈なスペルが登場。

リアニメイトスペルはかなり飽和してきたのでかなり油断ならないデッキになりそうです。

ヒュージではライフを詰めるのが強い。

トークン戦術にドローと追加ダメージが乗るのは結構偉そうです。

おそらく6マナで20マナ近くを踏み倒すことになるでしょう。

またコロッサルではデッキのカードを弱くするゲームが始まりそうですね。

大抵の場合は2ドローになるでしょう。

カラーリング的に引いてディスカードできるのが強そうです。

ヴォジャがさらにでかくなりました。

どちらかといえば、既存のトルシミールデッキに入れる方が強そうです。


ヒュージの部族デッキ有力候補のひとつ、蜘蛛デッキ期待の統率者候補。

《ウンゴリアントの末裔、シェロブ》《墓後家蜘蛛、イシュカナ》と比べても悪くないスペックなので研究しがいがありそうです。

諜報のおかげで旧アイゾーニとも好相性なのはいいデザインですね。

なんと家路キマイラが1枚で揃います。

戻せる範囲がかなり独特なのでコンボに使えそうなのが楽しみですね。

《倍増の季節》を戻すだけでも何か起きそう。

3マナ軽減はちょっとライン越えている気がしますね。

《鉄面提督の報奨》を撃てば相手ターン全て構えられるだけのマナが手に入るのはかなり面白い動きです。

サイズが12/12の時に《冒涜の行動》を撃つと生存するのは覚えておきましょう。

今回のかなりやってる枠だと思います。

エルフが2体並べば相当強力な打点を形成できるのが強い。

ドローできるのが非常に偉く、《アロサウルス乗り》を1ターン目に投げても取り返せるので高速展開が望めそうです。

《世界薙ぎの剣》がポンと出てくるようになりました。《青銅血のパーフォロス》のリセット手段が増えた…………のか…………?

生体武器やミラディンのために! は戦場に出た後発動します。ブリンクしても安心。

統率者デッキ


皆さんご存知の通り《破滅を囁く者》と並ぶとゲームが終わるスペックを発揮します。

一番わかりやすいルートは《アスフォデルの灰色商人》を出し続けるルートでしょうか。

ヒュージ的には一切関係ないですが、史上初のまつ毛がある眼です。

単発の《謎めいたリムジン》ですが、コンボに使う分には変わらない動きができるでしょう。

エイドリアン学会では白黒エイドリアンがまた一歩優位に立ったと話題になっていそうです。

なんと黒リフレインが登場。

勝ち手段になるので《10代目ドクター》《クララ・オズワルド》では黒指定もありでしょう。

急に暴力の化身が登場しました。

《タミヨウの日誌》が毎ターン6/6を生産するようになりますね。すごい。

ヒュージではライフの半分を消し飛ばせる可能性があると考えると非常に熱いですね。

ダメージ倍増系のエンチャントと組み合わせて相手の顔が苦悶に歪むのを眺めましょう。

《チャンドラの灯の目覚め》がインスタントになりました。《血滾りの司令官、ルシア》的には大収穫!

単純にインスタントの全体火力としてもかなり強く、期待の持てる一枚です。

突然人が死ぬサイズの生物が生まれます。

《青銅血のパーフォロス》的には即死レベルの打点とブロッカー排除と追加の削りを兼ね備えた超生物……なのですが、使嗾できる生物が全員に出てる状況は遅いという話もあり……。

今回のナヤカラーはカードを引きまくれます。

ヒュージ的には狼とかウーズとかゾンビと高シナジーですが、お母さんはそれでよいのか。

豪快なタコシリーズに新顔が登場。

相手のジェネラルからある程度激突に勝てるかどうかを読むことは可能なので、積み込みから踏み倒しにつなげていきましょう。

ジェネラルにするよりは《碑出告と開璃》への投入が第一候補になるでしょうか。


《エルミンスター》のプラス能力が役に立つ日が来たぞ!!!

青白の全体強化が増えたのはけっこうアツいのではないでしょうか。

《法をもたらす者、アゾール》が本気を出す……のかな……。

Ravnica: Cluedo Edition


《タミヨウの日誌》があればアーティファクト3つを万能サーチに変換できるのが非常に強力です。

《ウギンのきずな》でお手軽追加ターンが発生したり、様々なシナジーが形成されるので探してみましょう。

《個人的な一押し/My Push》は《サイバーマン軍団》の無尽で作ったトークンを生け贄に捧げてサーチしつつ本体をアンブロッカブルにするコンボです。

宝物がめちゃくちゃ出るし修整はカウンターだしめちゃくちゃ豪華です。

どっちを選んでもかなり嫌な結果をもたらすいいカードですが、やはり《倍増の季節》で遊びたいですね。

ヤケクソ気味な能力付与がステキですね。

兵士には速攻をつけたいクリーチャーも多く、《謎めいた門》を活用できる警戒でサムトにも負けない魅力があります。

《這い回る大群王、ザスク》と相性抜群!

能力の誘発条件の都合上、土地を置くのは必ず後にしましょう。


何かおかしいことが書いてあります。

《アラシンの守護者、ハムザ》と《敬慕されるロクソドン》の象シナジーは有名ですが、ついに象デッキが成立するのか…………?

ハムザー的に大注目です。


《テルカーの技師、ブルーディクラッド》で注目の一枚。

アーティファクト・クリーチャー5体をコントロールした状態で《凶暴な打撃》をコピーすると無限アンタップ・無限戦闘に入り、無限にマイアを生成して勝てます。

手がかり2個がそのままコンボパーツになるのが美しいですね。

《ガイアの揺籃の地》《陰謀団の貴重品室》《ニクスの祭殿、ニクソス》あたりとマナの注ぎ先を同時に用意できます。

派手に墓地が肥やせることもあり、悪いデッキの構築時に意識しておきたいカードですね。

《復活の声》を大量に出せるのは熱い。

トークン系のデッキ全般で採用を検討できる優秀なカードです。

おわりに

今回は汎用性の高そうなカードが多く、構築を見直すのが大変そうですね。

『Ravnica: Cluedo Edition』は発売日がずれてますが、ヒュージ的にだいぶ熱そうなので、皆さん忘れず買いましょう。

それではまた、ヒュージな世界で。

そしてPC横浜にお越しの皆さんは、ぜひお手合わせしましょう。

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