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【真ヒュージ・リーダーズ】バントサクリファイス【フレンドリー】



真って何だよ

何って…………""ちゃんと""ヒュージなヒュージ・リーダーズだが?


ヒュージ・リーダーズとは

改めて確認しておきましょう。

ヒュージ・リーダーズはマナ総量が5マナ以上のカードしか使えない統率者戦です。

加えて「統率領域に《荒地》が4枚ある」点や「デッキ枚数が50枚(前述の《荒地》は除く)」「初期ライフは25点」などが特徴です。

詳細なルールは上記リンクをご覧ください。


真ヒュージ・リーダーズとは

…………というのが初心者向け記事で書いている文章になります。

具体的にはこれの中ね。

しかし、あえてこれまで言及しませんでしたが、ヒュージ・リーダーズには一部の統率者のみが到達できる、さらに上の領域が存在します。

もちろんコロッサルの話ではありません。

これまで封印してきましたが、ついに弊noteでも真ヒュージ・リーダーズについて情報を公開する日が来ました。

百聞は一見に如かず。

お見せしましょう。

写真左下が、真ヒュージ・リーダーズへの到達を許された統率者《魂の歌姫ルビニア》の姿です。



おわかりいただけるだろうか


ということで、大判カードの存在する統率者で構築したヒュージ・リーダーズを真ヒュージ・リーダーズと…………あっバカやめろ! 石を投げるな!

なぜ《魂の歌姫ルビニア》なのか


実は大判カードが存在する統率者はこれまでも何度か使っています。

つまり真ヒュージ・リーダーズは後付けなのがバレバ……おいバカやめろ! 話を聞けって!


気を取り直して。

ヒュージ・リーダーズはアクション数を増やすのが難しい性質上、コントロール奪取が強いフォーマットです。

とりわけルビニアはインスタントタイミングでコントロールを奪えることから、適切なクリーチャーを奪うことで戦闘面の有利を取ることができ、クリーチャー2体でのコンボにも一定の睨みが効きます。

面白い運用ができそうでかねてより注目していたのですが、『モダンホライゾン3』で《ラゾテプの採石場》が登場したことで本格的に考察を開始。

バントカラーでは《高級市場》に次ぐ2枚目のクリーチャーを生け贄にできる土地ということで、伝家の宝刀パクリファイスコンボの成立が期待できます。

加えて《厄介なキマイラ》がコロッサル・リスト入りしたため、フレンドリーでは《家路》の採用率が下がりそうなのも追い風と感じました。

黒赤サクリファイスが攻めのコントロール奪取デッキなら、こちらは守りのコントロール奪取です。

…………ということでデッキ組んたあたりでたまたま大判カードが売ってたので、いっちょ適当でっち上げてやろうかと、待て、話せばわかる。

デッキ

デッキの動き


このデッキが最終的に目指すのは「手番一巡の間にルビニアを複数回起動できる状態」です。

ここまで持ち込めばコンバットによる負けはほぼ防げるため、カウンターで致命的なアクションを弾きながらコントロールの完遂を目指していきます。

では、ルビニアによる盤面掌握に不可欠な「アンタップ手段」と「サクリ台」を見ていきましょう。

アンタップ手段

土地まで起きる最強のアンタップ手段です。

一巡で4体のクリーチャーを奪えるようになるうえ、《高級市場》《ラゾテプの採石場》の2枚も起こせるのが非常に便利です。

土地は起きませんが、わずか3マナでルビニアの起動を毎ターン行えるようになります。

《絢爛たる劇場》と《群れに餌》のコンボも要注目です。

召喚酔いが解けさえすれば《大蛇の守護神》も自身の能力でアンタップされるため、毎ターンルビニアが起動できるようになります。

加えて《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》があれば全ての土地をアンタップできるため、《種子生まれの詩神》と同等の仕事が可能です。

相手の《報奨の祝賀者、イモーティ》を奪って献身で唱えるために生け贄に捧げた場合、続唱は持ちません。覚えておきましょう。

チーム副陽の皆さん。

アンタップは一度だけですが、アンタップとドローの両方が手に入るのが大きく、打ち消しを引き込んでいきたいところ。

使い切りにはなりますが、インスタントタイミングでのアンタップ手段です。

コントロール確立までに複数体でのコンバットで倒される展開を防ぐ役割が大きいです。

サクリ台

恒常的に使える土地のサクリ台です。

割りにくさはトップクラスであり、土地を含むアンタップ手段と組み合わせてクリーチャーを封殺していくのが理想形になります。

《Diamond Volley》はマナが出ないのとあまりにお高いので採用していませんが、お持ちの方はぜひトライしてみてください。

ヒュージルビニアのためのカードです。

複数回使えるインスタントタイミングのサクリ台なのに加え、「基本土地タイプを持つ土地」をサーチするのが《クローサの境界》を使う関係でショックランドやトライオームを採用するこのデッキに最適。

除去されやすいルビニアの再キャストにも貢献するといいこと尽くめです。

同じくインスタントタイミングで複数回使えるサクリ台ですが、2体を生け贄に捧げる必要があるためかなりクセがあります。

どちらかといえば純粋な暴力を期待して使うカードで、ついでにサクリ台としても機能する、というイメージでしょうか。

ダスクモーンより最新のサクリ台。

欠点はソーサリータイミングなことくらいで、戦慄予示含め非常に優秀です。

自ターンに1度のみですが、クリーチャーサーチができるのは非常に強いです。

《大蛇の守護神》あたりがサーチできるととてもいい感じですね。

格闘させればほとんどのクリーチャーに対してはサクリ台として機能するでしょう。

ルビニアが機能する限り、パワーが最大のクリーチャーは常に自分の手元にいるはずなので、他のプレイヤーがグロサーマ討伐を選んでも大抵は自分が一番得をします。

終了ステップまで待つ必要こそありますが、トークン戦略に対しても守りを固めることができます。

ルビニアが動いている状態のゲームは2/2の横並びに対応するのもかなり難しいですが、《虐殺のワーム》にだけは注意。

サクリ台どころかコントロールを奪います。各種ETBも再利用できるので大変便利。

効果の解決中に戦場に戻すので、相手の統率者をブリンクしても統率領域に戻されません。

インスタントタイミングでクリーチャーを生け贄にできます。

パーマネントのタップも重要で、自分の手番の前に相手の《家路》をタップしてソーサリータイミングのサクリ台を機能させるターンを作れます。

他人のクリーチャーでするドローは最高!!

いざという時は土地にもなります。対土地破壊では手札に抱えておくのもあり。

レジェンド・ルールを利用して伝説のクリーチャー限定で墓地に送れます。

コピーにはさまざまな選択肢がありますが、今回は3マナと軽い《鏡の間》にしました。

ルビニアが生き残る全体除去であり、作製でアーティファクト・クリーチャー限定で追放できます。

メインは全体除去ですが、いざという時役に立つかもしれないので覚えておきましょう。

おわりに


真ヒュージ・リーダーズのデッキ紹介、いかがだったでしょうか。

現時点で二度目は予定されていないので、お楽しみいただけた方は各自で真ヒュージ・リーダーズを極めていただければと思います。

あと実は3連続で『レジェンド』出身の統率者の記事を書いているのですが、いい加減現代に帰ってこようと思います。

バントカラーのサクリファイスデッキということでサクリ台をいろいろ探すのが楽しかったです。

ヒュージ・リーダーズには研究の余地がたっぷり残されているので、今後も面白いカードを探していきたいと思います。

それではまた、真ヒュージな世界で。

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