【ヒュージ・リーダーズ】『エルドレインの森』がもたらすマナ加速革命について
はじめに
『エルドレインの森』がヤバい。
ヒュージ・リーダーズは5マナ以上のカードしか採用できない統率者戦です。
詳細なルールは以下を参照。
その性質上、ヒュージ・リーダーズではありとあらゆるマナ加速手段が用いられます。
興味のある方は下記リンクにある程度まとまっています。ご覧ください。
しかるに、新たなマナ加速手段の追加はヒュージの一大事なのですが。
今回はなんと!!!
3種類も強力なマナ加速が増えました!!!
……………………3種類も!!??
正直ビビってます。
正確にはもうちょいマナ加速そのものは存在するのですが、一線を画するやつらについて今回はご紹介したいと思います。
マナ加速カード紹介
《知識の徳目//ヴァントレスの幻視》
ヒュージに革命をもたらすマナ加速です。
効果としては起動型能力か誘発型能力のコピーですが、フェッチランドの能力をコピーすることでマナ加速として使用できます。
青単色で使えるマナ加速が増えたというだけでも事件なのですが、このコンボはヒュージのマナ加速の中でも屈指の柔軟性を持ち、
土地がアンタップインする
任意の色マナを調達できる
コンボパーツの片方が4枚(性能を落とせばそれ以上)搭載できるためそれなりに揃う
と、過去に類を見ない便利さです。
特に同時に2色以上の色マナを確保する手段としては最高クラスで、従来緑のものだった多色化をサポートするマナ加速が青でも可能になったことは大きいですね。
また、《ヴァントレスの幻視》《知識の徳目》だけでも様々なカードとシナジーを形成し、マナ加速以外の用途が広いのも強力です。
特に《死者の原野》は相性抜群。
その他シナジーの例として、
《神秘の聖域》の誘発サポート
《無限地帯》の能力をコピーすることで《金粉の水蓮》相当のマナ加速
《パリンクロン》《巨大鯨》の誘発をコピーすることで巨大マナ加速
などなど、とても全ては書ききれないような可能性の塊です。
今青いデッキはかなり研究しがいがあると思いますので、このカードを使い倒しましょう。
《豆の木のワーム//豆撒き》
ヒュージに《探検》が参入。
従来3マナからだった緑のマナ加速が、2マナでアンタップイン可能なものにアップデートされました。
単純にマナ加速がキープできる確率が上昇し、アンタップインできる土地が統率領域に4枚あるヒュージでは実質1マナのマナ加速として運用できることも多いでしょう。
また、デッキ内に基本土地を必要とせず、タップイン土地を早い段階で処理できるため多色デッキのマナ加速としてはやや使い勝手がよいのも特徴です。
今回紹介する他の2枚に比べれば地味な変化なのですが、構築の幅を着実に広げてくれたといえるでしょう。
《エルドレインの玉座》
単色デッキ全てに革命をもたらす一枚です。
4点ものマナを生み出すため、5→10というマナカーブが全色で可能となりました。
ヒュージ・リーダーズは全てのカードが5マナ以上である性質上、2アクションを取ることが難しかったのですが、遂に単色なら何の工夫もなく2アクションを取れる時代が来たのです。
5マナで設置したターンにも4マナを使用できるため、予顕や想起など少ないコストで唱えられるカードも使いやすくなるなど、様々な部分に影響を与えることが予測されます。
多色デッキでも使い方次第では運用でき、特に《帰還した王、ケンリス》が出したターンにリアニメイトを構えられるようになるのは何かできる気がしますね。
《金粉の水蓮》2枚体制が可能になったことで新たな単色デッキが生まれる可能性もありますので、今後に期待が持てますね。
おわりに
ということで、『エルドレインの森』発売に伴うマナ加速のアップデートでした。
今回登場した3枚の共通点として「実質1マナでマナ加速になる」というものがあり、新たなテクニックが生まれるのではないかと楽しみにしています。
今回はマナ加速にフォーカスしてご紹介しましたが、『エルドレインの森』のカードには他にも面白そうなものが揃っていますので、皆さんのデッキも様々な点でアップデートされることでしょう。
願わくば対戦できる日を楽しみにしています。
それではまた、ヒュージな世界で。
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