
【はじめよう!ヒュージ・リーダーズ】デッキを手軽に用意したい時の記事②【緑青編】
☆この記事はこんな人にオススメです
・ヒュージリーダーズを始めたい
・安価なデッキが組みたい
・デッキを手軽に用意したい
・緑青のジェネラルを使ってみたい
やろうぜ、ヒュージ・リーダーズ。
ヒュージ・リーダーズとは?
簡単に言えば、5マナ以上のカードしか使えない統率者戦です。
加えて統率領域に《荒地》が4枚あり、土地のセットが保証されているのも大きな特徴です。
詳細なルールは以下を参照ください。
「5マナ以上のカードしか使えない」という制約のなかにも多様な戦略と戦術が存在し、研究しがいのあるフォーマットです。
お手軽デッキのススメ
…………が。
そうは言っても一から研究してデッキを組むほどのモチベーションはなかなか要求し辛いですよね。
これは書いている私もそうですし、時には布教に努めている皆さんも感じたことでしょう。
なので、手軽に用意できるデッキをプレイガイド込みで作成しました。
この記事でご紹介するのは緑青の統率者、《乱伐者、ボニー・ポール》のデッキです。
レベルはフレンドリーを想定しており、晴れる屋さんのデッキページの『一括購入』から5000円以内で買えます。

購入するときの妨げにならないよう、在庫状況もある程度安定しているカードで組んでありますので、
誰かに布教用のデッキを渡したい
周りでヒュージが流行っているから混ざりたい
デッキをもうひとつ増やしたい
などのシチュエーションでご活用ください。
デッキ
購入の手順
1.上記デッキのリンクを開いてください。
2.デッキ名の横のメニューから『一括購入』を選択してください。

3.購入条件を以下の画像の設定にして、『買い物カゴに入れる』を押してください。

※上記の設定でなくても一括購入に支障がないことも多いかと思いますが、本記事では確実な購入を優先してご案内しています。言語、状態等お好みの条件がある場合はご調整ください。
4.購入するカードを確認後、「購入手続きへ」を押して手続きを行ってください。お持ちのカードがあればそのカードは削除しても構いません。

プレイガイド
このデッキのテーマは「ランプ戦略」と「インスタントタイミングでの介入」になります。

統率者の《乱伐者、ボニー・ポール》は自軍のクリーチャーが攻撃するたびに土地を出すことができ、出すだけでクリーチャー2体分になってくれます。
この性質を活かして土地を大量に並べ、展開しながらインスタントを構えられるようにして対戦相手を制圧するのが最終目標になります。
それでは、デッキの動きを見ていきましょう。
キープ基準
このデッキには3ターン目にマナ加速を行えるカードが7枚採用されており、それらを引くまでマリガンします。

緑のカード5種:2(緑)で唱える(《大狸》は魂力の起動)ことでマナ加速できます。
《溺墓の寺院》:ヒュージ・リーダーズ特有の「統率領域から《荒地》をセットしてディスカード」という動きを利用して墓地に落とし、能力を起動することでマナ加速できます。
《無限地帯》:2ターン目までにセットして3ターン目に能力を起動することでマナ加速になります。
緑マナの必要なカードでマナ加速をする場合は3ターン目までに緑マナを出せる必要がありますが、このデッキではフリーマリガンの範囲で85%、2マリガンで93%の確率でマナ加速が可能な初手になります。
序盤(1〜3ターン目)
3ターン目のマナ加速に向けて土地を置いていくターンになります。
ボニー・ポールの能力は墓地からも土地を出せるので、《ホビット庄の段々畑》は2ターン目に起動して墓地に土地を置いておくとさらなるアドバンテージな繋がります。

また、《シミックの成長室》を2ターン目に置くと戻した土地の分でディスカードが発生することが多いですが、ここでも土地を捨てておくと無駄になりません。それが《溺墓の寺院》なら最高です。

3ターン目にマナ加速手段が複数ある場合は、
《無限地帯》
《開拓》
《朽ちゆくジム》
《肥沃な足跡》
《揺籃の地の乱伐者》
《溺墓の寺院》
《大狸》
の優先順位で使うとよいでしょう。
4〜5ターン目
このデッキの想定する動きは「4ターン目に5マナのクリーチャーを展開」→「5ターン目にボニー・ポールを出し、攻撃して土地を出す」です。
9枚採用された5マナのクリーチャーには飛行持ちを優先して採用しており、攻撃を通しやすいようにしてあります。
何枚かを見てみましょう。

強烈な踏み倒し能力を持つスフィンクスです。
ヒュージ・リーダーズはド派手な呪文が飛び交うフォーマットなので、相手の呪文を奪うのは非常に強力な行動になります。

ヒュージ・リーダーズを象徴する1枚です。
コスト軽減によって、次のターンに最大3マナまでのカードを構えられるようになります。
《夢を穢すもの》《活力を穢すもの》でも同様の動きができますので、覚えておきましょう。

接死によるブロックしにくさに加え、除去されてもクリーチャーを遺していく相性抜群の1枚です。
土地を伸ばしたいデッキと非常に噛み合う、いつ引いても嬉しい1枚です。
これらのカードを展開し、ボニー・ポールを出して攻撃できればかなり安心できます。
一度攻撃を通しさえすれば、全体除去を食らってもボニー・ポールの再キャストに必要な8マナを捻出できるようになるため、立て直しも安定して行えるでしょう。
6ターン目以降
大量のマナを盾に、クリーチャーを展開しながらインスタントを構える体制を完成させていきます。
ヒュージ・リーダーズにはマナ加速呪文と同じように4マナ以下でアクションを取る手段がいくつか存在しますので、案外早いターンから身を守ることができます。
こちらも何枚かを見てみましょう。

ヒュージを代表する打ち消しです。
追加3マナの要求はヒュージにおいてはかなり重く、能力まで打ち消せる点も含めてとても優秀な打ち消しといえるでしょう。

こちらは用途が限定されますが、全体除去や大量踏み倒し呪文など、打ち消したいド派手なスペルはたくさん存在します。

2マナのバウンス呪文です。
ヒュージ・リーダーズはライフが25と少なく、クリーチャーに干渉する手段は重要です。
《礁湖の決壊》(《有角の湖鯨》の出来事)も同様の役割は果たせますが、ブロッカーの排除など幅広く利用できる《転覆をあおる波》が汎用性で勝ります。
この他、デッキ内には5マナ以上の干渉手段も数枚採用されています。
これらを上手く使って、《ボー》を始めとする怪獣軍団で相手のライフを削り切りましょう。
おわりに
簡単ではありますが、手軽に用意できるヒュージな緑青デッキをご紹介させていただきました。
このデッキには他にもたくさんの相性のいいカードが存在し、在庫量や値段の関係であえて採用していません。
ご予算感に合わせて購入時点で入れ替えてもかまいませんし、一緒にヒュージを遊ぶご友人と相談しながらいろいろお試しいただいてもいいでしょう。
私のXでもご相談いたたければ回答いたしますし、ヒュージ・リーダーズ公式discordで聞いてみれば多くのプレイヤーの集合知にアクセスできるでしょう。
この記事が皆さんの楽しいヒュージライフの一助になれれば幸いです。
また、この記事は②ということで、昨日公開した①の記事もご覧いただき、好みのデッキをお選びいただければと思います。
それではぜひ、ヒュージな世界で。