私のヒュージ・リーダーズ記事まとめ
御礼
先日、50本目のヒュージ・リーダーズの記事を書き終えました。
ちょうど3年間での達成ということで、noteを始めた際の想定通りです。
ここまでお付き合いいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
今後も弊noteをよろしくお願いします。
せっかくなので、これまで書いたヒュージ・リーダーズの記事を全部振り返ろうと思います。
長い記事になりますが、よろしければお付き合いください。
お付き合いできない方へ
このマガジンから全部読めます。
お時間がある時にどうぞ。
構築記事(単色)
構築記事はデッキの固有色ごとに見出しをつけています。皆さんの組みたいデッキがある際、よろしければデッキレシピをご参照ください。
また、過去の記事の多くはパワーレベル分け・最新の禁止に対応していません。
現在の禁止に合わせて組み直す場合、下記の記事が参考になるかと思います。
白
個人的傑作デッキのひとつであり、記事としてもアクセス数トップ10に入ります。
記事に書いてあるキーカードが全部怪しいのがとてもよい。こういうのが絶妙に絡み合うリストを組み上げたいがためにこのフォーマットをやっています。
動きが好きすぎて2年半に亘って改良を続けながら使っている常駐デッキです。
レビュー記事で毎回名前の出る《ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン》との付き合いはここから。
白単のコンボデッキとしてはひとつの完成形であり、今後も形を変えながら使い続けることは間違いないでしょう。
《正体を隠した者》の色指定を変えることで多色デッキにもできるので、エイドリアンを使いたい場合はコンボ部分を参考にしてください。
これも入ってるカードの見た目が怪しすぎるので好きなデッキです。あとタイトルも好き。
当時は本田が殴るまでのラグをどう埋めるかが難しいデッキだったのですが、今は《恐怖のドールハウス》が出たのでだいぶ強くなっていると思います。
このデッキで得た知見は後に《白のガンダルフ》を組んだときに活きました。
青
コロッサル研究論文です。
コロッサル用に家路キマイラが搭載されたデッキをひとつは組むようにしていて、公開していない中で10個くらいを組んでは崩していたのですが、ようやく世に出せました。
コロッサルの情報は少ないので、青いデッキを組む際の定番カードはなるべく採用し、参考になるよう心がけたつもりです。
黒
土地の枚数をどこまで削れるかの実験結果。
土地サイクリング+死亡誘発でデッキの構造がかなりテクニカルになっていますが、土地を削ることでまとめられるという例です。
ちょっと玄人向けの内容なので、もう少しわかりやすい黒単の記事も書きたいところ。
赤
執筆時でアクセス数1位の記事です。
「無限馬超」のフレーズを思いついた時点で勝ちを確信していましたが、思ったより反響がありました。
晴れる屋さんの記事でも名前が上がってます。
出すとウケがいいので中身を入れ替えながら3年間保持し続けていますが、大きなアップデートがないので最新型の記事を書く機会があまりないんですよね……。
同族デッキの可能性を追究していた時代の産物です。
ロードが巨人でない巨人デッキという構造がかなり気に入っているのですが、元旦に急いで書いたせいで文章のクオリティがちょっと低いですね。反省。
現代で言うところのコロッサルの構築です。
私はコロッサルでは3〜4キル狙いの走り屋かガチガチのコントロールかに二極化しがちなのですが、大会なら手番差押し付けを回避するために走るのでこういう構築になります。
《炎の踊り手、リオーニャ》はあまりに簡単に勝ててしまうので最近は縛りがちですが、勝ちたいならまた使うかも。
緑
緑単は組んでいる人が多く、普通の構築記事を書いて知見を広めなくてもいいかな……となりがちなので変なのが多いです。
緑単親和はけっこうアツいジャンルなのですがあんまり情報が出回ってないので、ぜひ研究してみてください。
名前がバカな構築が好きです。記事を書く時間の1割くらいはタイトルに費している。
《著大化》はかなり可能性を秘めているカードだと思うので、今後の研究が待たれます。
構築記事(2色)
白青
好きなカードを使おうシリーズ。
浅原晃さんの《不朽の理想》デッキが好きだったのでヒュージでも使おうと考えていたのですが、家路キマイラに強いことに気付いてデッキとなりました。
《不朽の理想》は今でも専用構築を組めば十分に強いカードなので、また使うつもりです。
青黒
「3マナで戦場に戻るロード」という統率者の性質に注目した同族デッキです。
当時は使用可能だったパワーカードたちに合わせて構築が細かく調整されているのが今見ると面白いかも。
氷雪マナ3つはけっこう大変だったので《冠雪の荒地》が拠点に指定できるようになったらまた試してみたいところです。
構築済みデッキ改造シリーズ。
実際にこの記事から始めました! という方がいて本当に嬉しかったです。
はじめよう!シリーズは意図的に構築に強化の余地を残して組んでいるのですが、今見ると素でけっこう強めに作ってありますね。
多分今組むときもそれなりに参考にできます。
黒赤
ヒュージの黒赤はまじめなコンセプトになりがちなので、軸をずらそうとして組んだパクリファイスデッキ。
コンセプトはリミテッドでも、ヒュージだと全く脅威度が違うのが面白いデッキです。
黒赤を使いたい人にもかなりオススメ。
赤緑
全ての始まり。
コロナの給付金で組んだのですが、なんかケチって1万円以下で抑えた記憶があります。
構築の中身はもう参考になりませんが、「統率領域のマナ加速による再現性の高いプレイパターン」という思想は極めて汎用的なものです。
組んでから3年あまり、手を変え品を変え今もデッキボックスに残り続けています。おそらく今後も残り続けるでしょう。
2年間のアップデートを詰め込んだ記事です。
記事内にもある通り、デッキの基本構造は変えようがないので内容は構築理論に寄せました。
《原初の征服者、エターリ》が使えた時代の構築なので歪ですが、現在でもコロッサルで赤緑を組む際には有用な情報と思います。
構築済みデッキ改造シリーズ。
読み返したら赤緑なのに妙にテクニカルな構築にしていて困惑しています。
同じデッキに《無双の古きもの、クラウス》が入ってるんだからそっちが統率者でもよかったのでは……?
デッキ名を思いついた瞬間に勝ったと思って組んだデッキ。
変なギミック満載なのであまり参考にはならないかもしれないですね。
汁婆自体はかなり面白い統率者なので、そのうち使ってもいいかも。
定期的に書かれるしょうもないワンキル紹介記事の第一弾。
《歪んだ世界》がサブプランなのがかなりお気に入りです。
しょうもないワンキル記事第二弾。
エターリが禁止になるまでの短い賞味期限のデッキでしたが、妙に人気があります。
《世界火》が解禁されたのが悪いよ。
最近好んで組んでいる、要素をギチギチに詰め込んでまとめた構築のひとつ。
《ゴルガリの墓トロール》をうまく使える構築も組んでみたかったので個人的にはかなり満足なのですが、参考にするのは難しいかも。
正常な赤緑は《Sunastian Falconer》で足りているため(なんで?)、変なデッキの紹介になりがち。
緑白
緑白らしい横並べからなぜか変なループに入る変なデッキです。
実は2年くらい組んではしっくりこないを繰り返していた緑白デッキが形になって満足した記憶が強いですね。
トークンの用意がめんどくさくなりがちなので緑白のデッキは敬遠する傾向にあったのですが諦めて使いました。
白黒
弊note最初の記事です。
最初だけあって加減がわからず、容赦のないコンボデッキに仕上がっていますね。
デッキとしては2番目に組んだのですが、交流会で《Sunastian Falconer》を使うと決めていたので、自己紹介用に先制でこっちの記事を出しておきました。
当時は白いデッキが少ないと言われていたのでこちらから出したほうがインパクト強いだろうと考えていた記憶がうっすらとあります。
黒単信心が使いたくて組んだデッキ。
統率者以外はスタンダードな黒単信心なので、白要素を抜いてコピーしても使えるデッキだと思います。
最初から無難なのを組めばよかったのでは……?
青赤
部族デッキ大好きシリーズ。
ブルーディクラッドはヒュージでも人気統率者なのですが、部族デッキは見なかったのでヒュージの幅を示すために組みました。
「青赤ファイレクシアン」というタイトルはインパクト重視でつけましたが、今では大人気ジェネラル《謎のゴライアス、オヴィカ》で容易に組めるようになりましたね。時代の流れ。
普段はあまり書かないヒュージ大人気ジェネラル(当社調べ)の記事。
ほっといても誰かが紹介してくれるというのが主な理由なのですが、辰年なのとチミルの話がしたくて珍しくメジャーどころの構築を紹介しました。
他には《始祖ドラゴン》も人気ドラゴンジェネラルですが、構築の幅が広すぎて尖ったのか殺意が高すぎるのになってしまうので難しい。
黒緑
変なコンボを使いたい欲が炸裂したデッキ。
コンボ全振りで統率者は添え物になっていますが、木霊テヴェシュはそうなりがちな組み合わせなのでそういう紹介ということで…………。
パスタをもらうために組んだ構築です。
盛り上げたもの勝ちというルールは私の土俵なのでとても楽しく組めました。
高マナ統率者を使う際のやり方としても結構悪くない情報量があります。
この日は当選確率を最大にしてパスタを手に入れられなかった展開も含め、彪事を尽くして天命を待つといった趣でよかったです。
赤白
ずっと使い続けてきた親和デッキの集大成。
3マナ帯での加速を必要としない動きと、それに伴う《無限地帯》の不採用など、現状ボロスカラーの親和デッキでしか使えなさそうな構築技術をフル投入しています。
回す難易度も含め、現状弊noteで一番難しいことをしているデッキかも。
緑青
変なコンボ欲が出たデッキ。
ジャズィと《沈黙の予見者、ウヨウ》の組み合わせは当時だと新奇性が高かったので記事にしました。
今でも緑青のカラーリングでのコンボとしてはまあまあの実用性があるはず。
こういう体裁の記事も好きなんですが、全体的に一文が長くて読みづらいですね。反省。
家路キマイラ対策デッキ。
入ってるクリーチャーがとにかく弱そうで好きです。
パワーレへ制定前の記事ですが、コロッサルでも引き続き「弱い生物だけしか唱えないデッキは強い」の原則は生きているので、今コロッサルをやりたい方にもオススメです。
構築記事(3色以上)
緑白青
大人気コンセプト《迷路の終わり》に挑戦したデッキ。
土地をいっぱい入れたデッキが組みたくなってきた時期だったので、EDHで組んだものをヒュージに移植しました。
50枚だとシャッフルしやすくて一人回しがとても楽しかったですが、あまり対人で使うデッキではなかったなとも思います。
黒赤緑
ドラゴンストームをコンセプトにしたドラゴンデッキ。
変なカードでストームを稼ごうとしている姿勢はけっこう好きで、今でもフレンドリーで組むならこういうデッキは楽しそう。
当時は気付いてませんでしたが、本気でドラゴンストームで勝ちたい場合、赤単かつストームは1でいいです。
赤緑白
構築済みデッキ改造シリーズ。
フレンドリー制定後ということもあり、ヒュージ人口を増やすために書きました。
戦える内容かつ発展性も高めに組んであるので長く楽しめる設計のつもりです。
大変ありがたいこと公開時からずっと安定してアクセスがある人気記事です。
緑青黒
《ゴロゾス》を中心に9マナのカードにフィーチャーしたデッキ。
ヒュージ・リーダーズはデッキが50枚なことを活かし、マリガンとサーチで動きの再現性をある程度確保できるフォーマットです。
《ゴロゾス》はマリガンで減った手札も補充できるのでなかなか面白いデッキになりました。
今デッキレシピを見ると大量に禁止カードが入っていてビビりますね。
コラム記事
知識まとめ記事
ヒュージ・リーダーズの序盤に関して、現時点で最高の記事です。
あまり調子コイたこと言わないんですが、これに関しては多分否定のしようがない。
公開から3年間で三度内容の更新を行い、なるべく最新の情報が読めるようにしています。
幸いにして絶大なアクセスをいただいているので、今後もできる限りメンテナンスしていくつもりです。
スライサー現役時代を象徴する記事。
今でもコロッサルのデッキを組む際はかなり有効な内容だと思います。
実際にスライサーと戦った時はちゃんとこの記事の通りに対処されていて面白かったですね。
ヒュージ入門記事シリーズ。
構築済みデッキ改造シリーズに加え、汎用カードを揃えたい人向けの記事も充実させたいということで書いた記事です。
幸いにしてこちらも非常に好評をいただいているので、また近い形式の記事を書こうかと思っています。
禁止改訂関連記事
ヒュージ・リーダーズ委員会に物申した記事。
委員会がコミュニティの声に耳を傾けていることを確認するために書きました。
実際はカニがそんなに問題を起こすこともなかったので、自分の発言が信用ならないことを示すためにちょいちょいネタにしています。
世界一記事を書いているだけで正しいわけではないのだ。
禁止改訂について語った記事第一弾。
委員会が意見を求めていたのでちゃんと表明するのが筋だと思い一日で頑張りました。
この頑張りが後々に至るまで己を苦しめます。
覚悟はしていましたが2週間前に出した記事のパーツが一斉に死んで笑いました。
レベル分け制定時の記事。
私は今も3レベル制論者なのでこのレベル分けには今だに思うことがありますが、それはそれとして遊びやすくはなりましたね。
記事のため当日中に意見をまとめようとした結果、寝られなくて大変だった思い出。
禁止改訂について語った記事第二弾。
《アミナトゥの占い》の禁止は感慨深かったですが、仕方なし。
記事の内容が薄くなったのでジョークで書いた《鋭き砂岩》禁止論ですが、真面目な話と受け取られてたみたいなので反省しました。
禁止改訂について語った記事第三弾。
妥当なところだったのでコロッサル・リストについて熱く語っています。
この辺になると禁止改訂に備えて内容を準備しているのでどんどん記事を書くのが早くなっていますね。なんの努力なんだこれ。
レビュー記事
新セットのレビュー記事です。
カードを買うときとても便利です。
最初のレビュー記事。
《ブラッドサースター》《シスター・ホスピタラー》を始めとして面白いカードが大量に出てきたので衝動的に書いた記事です。
かなりいい反応があったのでこれ以降もレビュー記事を書くことにしましたが、書くのが本当に大変なのでちょっと後悔していなくもない。
面白いアーティファクトが満載だったので書いたレビュー記事。
《ファイレクシアへの門》《街並みの地ならし屋》の2枚が印象的ですが、おまけにスライサーもやってきて流石にビビった。
改めて見ると、『兄弟戦争』はコモン・アンコモンに収穫がたくさんあるエキスパンションでいいですね。
伝説のクリーチャーと土地サイクリングに歓喜しながら書いたレビュー記事。
おまけに召集まであってヒュージ的に大満足セットでした。
当然その分書くのは大変で、良かれ悪しかれ。
3枚のカードのためのレビュー記事。
《ヴァントレスの幻視》《豆の木のワーム》《エルドレインの玉座》と今見ても強すぎる面子でビビりますね。
タイトルに「マナ加速」と入れたせいで妙にアクセスがあります。SEOの勉強になりますね。
再びセット単位のレビュー記事。
恐竜廻りが豊作な上にジュラシック・パークもあってとにかく書くのが大変だった思い出。
特定のジェネラルを強化するようないぶし銀カードも多く、個人的には最近で一番の良セットでした。
『Ravnica: Cluedo Edition』も含めたことで大充実のレビュー記事。
《陰謀の解明者》《Emissary Green》あたりはかなりいいカードですね。
モダンを壊すんだからヒュージ・リーダーズも壊せるに決まっている。
当初はエルドラージに期待していたのですが、蓋を開けてみると土地周りがすごかったというとても珍しいセットでした。
おわりに
よくここまで辿り着きましたね…………。
自己満足の塊のような記事なので、頭から全部読んでくださる方を想定していないのですが、万が一いたらありがとうございます。
この記事に限っては読みやすさをあまり重視してなくて申し訳ない…………。
今後も可能な限り記事を書き続けていくつもりですので、よろしければお付き合いください。
私は、私の自己満足に付き合ってくれる素敵なあなたのために記事を書いていますから。
それではまた、ヒュージな世界で。