未練の正体

なんだか無償に悲しい気持ちになっている。

最近頭の中でずっと考えてしまうことがある。
それは「もし元彼から急に連絡がきたら、私は何てこたえるか？」という究極な無駄悩み。

こんなの無駄でしかないのはわかっている。わかっているからnoteにわざわざ書いて自分に言い聞かせている。

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私の心を削りながら、あなたを信じ、ともに過ごした２年間を、私は忘れない。
何度も何度もこれまで傷つけられた。もう同じ人に私の心を傷つけられたくない。
あなたと過ごさなくても、十分一人で楽しい過ごし方ができる。
結局自分が一番大好きで、周りにどう見られているかしか考えていない。
本当に私のことを思うなら、２年後迎えにこい。きっとあなたは２年後、迎えにはこない。
あなたとは友人関係に戻ることはできない。今後一生添い遂げるか、一生関わらないか、二択しかない。
あなたとの関係を切るために私は仕事も友人も住んでいた町も捨てた。中途半端につながるくらいならあなたとの縁はいらない。

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きっと、今元彼とよりを戻したところで元の関係にすぐに戻ることはできないだろう。

そもそも私は元彼とよりを戻したいのか？
元彼のことが、まだ好きなのか？

別れた直後は元彼のことを思って何度も涙を流した。
元彼への気持ちはもう届かないけれど、私が今でも元彼のことが好きなら、それでいいや、と思っていた。私のこの人を大切に思う気持ちを否定したくなかった。とても素敵な感情だと思うから。

だけど今、本当に元彼のことが好きなのか？

正直、はい、とは言えない。

なんだかこのさみしい気持ちって、元彼への気持ちじゃない気がする。
たくさん傷ついた私の心がただ辛くて悲しいだけで、元彼が好きだから、元彼に会いたいから、じゃない気がする。

私はただ、真剣に元彼に向き合って、元彼を信じて、元彼と共に過ごしたあの時間と私の気持ちを否定するのが辛いだけなんじゃないか？
あんな自分のことしか考えていなかったあの男のことを思い続けて、私は本当に幸せになれるのだろうか？

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少しずつ現実を受け入れて、前に進んでいるな、と思う。

別れた当初は、本当に別れたのだという現実を受け止めきれなくて、別れの言葉はうそだったんじゃないかと思っていたし、きっと元彼は私のことがまだ好きに決まっていると思っていたし、少し時間が経てば連絡してくるだろうと思っていた。

でもその別れは結局現実で、その証拠に今でも連絡は全く来ないし、元彼は普通に友人と遊び、楽しく生きているようだ。

これが現実、なのだ。

この現実を以前よりは受け止められるようになってきている。もちろん元彼のことを考えない日はないけれど、思い出したとしても、会いたいな、連絡こないかな、というよりは、私ってずっと傷ついていたよな、という気持ちになっている。これって私の中で大成長だ。

もう少し、あともう少し時間が経てば、きっと私はこの心の傷を癒すことができると思う。

だからそれまでは何度も何度も自分の心と向き合って、自分の感情を大切にしたい。

とりあえず元彼よ。
一発殴らせろ。