ユニットバス物件に半年住んでみて
みんなが大嫌いなユニットバス。半年住んでみた！！！！！
生まれた時からずっと都心在住で、職場も都内の私が思ったことをまとめたい。物件に関しては人によって価値観が全く違うから、私が選んだ物件に住んでるなんて信じられない人もいるかもしれないね！ご参考までに！
物件の概要
今住んでいる家
・JR沿線の住宅街
・某大都市。ターミナル駅まで電車に乗れば超近い。
・駅徒歩10分
・3階
・都市ガス
・3点ユニットバス
・IHコンロ一つ
・ワンルーム
前住んでた家
・東京都某市の某高級住宅街
・駅徒歩10分
・2階
・都市ガス
・風呂トイレ別
・独立洗面台あり
・ガスコンロ二口
・1K（メインルームは10畳くらいあった）
そして、一番大事な家賃。
前の家と今の家では2万の差がある。勿論今の家のほうが安い。
どちらも日当たりはよい。大きな収納がある。だから引っ越しするにあたって妥協したのは、みんなが大嫌いな3点ユニットバスであること、そしてIHコンロが一口という不便極まりない極狭キッチンであることだ。あと、築年数がだいぶいっている。
大妥協だ。というか大幅なランクダウン。前の家は日当たりが良くて、部屋が広くて、独立洗面台があって、収納がばかでかくて、とにかく綺麗で大好きだった。女の子が一人暮らしするにはぴったりのおうちだった。だけど、今の家も満足している。
ちなみに前の家も、この条件にしてはめちゃくちゃ家賃が安かった。独立洗面台つき1Kの相場から1〜2万くらいは安かったと思う。
今の家に引っ越すにあたり、私の譲れなかった条件
・2階以上
・日当たりが東向きか南向き
・収納がでかい
・一人暮らしの家賃相場からマイナス3万円（ケチすぎ）
・都市ガス
ユニットバス物件のメリット
とにかく家賃が安い
前の部屋から2万円も家賃が下がった。そして周りの友人や職場の同僚が住んでいる物件よりも3万円くらい安い物件に住んでいる。
仮に2万円浮いたとして、年間で24万円。更新するとしたら2年間で50万円。また初期費用も仲介手数料や敷金礼金など合わせて5〜10万円くらいは浮いている。
ということで、家賃を2万下げるだけで2年間で60万、自由に使える金が増えたということだ。
でかくない？？60万あったら、カリフォルニアのディズニーとか余裕で行けるよ？？？
これが3万円浮いたとしたら、80万になる。でかい！
湯船に浸かるようになった
風呂キャンセル界隈の私。とにかく風呂は疲れる。だけど湯船に浸かるのは好きだ。そんな私が、ユニットバスの物件に住むことによって浸かるようになった。
前はシャワーを浴びる場所でシャワーを浴び、そのあと湯船にうつってお風呂に入っていた。でも今は最初に湯船に浸かり、お湯を抜きながら頭や体を洗い、つかれたら湯船で放心状態で休める。立ち上がらずに、湯船から体を洗うまで完了する。とにかく風呂は疲れる私にとってはこれがベストなのだ。
あと、最初に湯船に浸かるとなると、なぜか風呂嫌いな私でも風呂に入ろうとなる。お湯につかるのはすきだから。夏でもお湯につかっている。最高！健康！
ちなみにお風呂に入ってる間、シャワーカーテンをすればトイレは見えないので特に気にならない。
掃除が楽になった
前の部屋は風呂トイレ別、独立洗面台ありだったからそれぞれ掃除しなくちゃいけなかった。お風呂はシャワーの場所と湯船、トイレは便器と手洗いのところと床、独立洗面台は洗面器と鏡と鏡の中の棚と床。いっぱいある。
だけど3点ユニットバスにすることによって、全部が一つになった。単純に床面積が減った。全然楽。楽だし目に付くからこまめに掃除するようになった。水回りはこまめに綺麗に掃除しておきたいタイプなので、本当に本当に助かる！お風呂にカビを生やしたことがないのが特技です！！！
あと前は湯船を掃除するのがめんどくさすぎて湯船に浸からないってこともあったけど、今は掃除のハードルも低いから湯船につかれる。
私の風呂掃除のタイミングはお風呂から出る時に掃除してから出るタイプ。毎日どこかしらは掃除してから出る。
必要なタオルの枚数が減った
前はトイレと独立洗面台とキッチンにフェイスタオル合計3枚、お風呂にバスタオルを置いていた。でも今はキッチンにフェイスタオル1枚、ユニットバスにバスタオルを1枚で済んでいる。
顔を洗った時にはバスタオルで顔を拭き、そのバスタオルをその夜使う。バスタオルは毎日替えたいタイプだけど、顔洗ったくらいなら綺麗だからいいか、と思ってる。
手を洗うのはキッチン。これは独立洗面台があったときからキッチンで手を洗っていたので特に変わりない。
ユニットバスのデメリット
物を置けない
トイレットペーパーが湿気でふにゃふにゃになる、という意見を聞いたことはあるけど、意外とこれは問題ない。ふにゃふにゃびしゃびしゃになったことは無い。
ただ、予備のトイレットペーパーを置けないのは不便だな、と思う。置こうと思えば置けるかもしれないけど、私は掃除のしやすさを第一優先にしたいのでできるだけ置きたくない。あとカビも心配だし。
だからトイレットペーパーがなくなりそうだな、と思ったら棚から取り出して置いとくスタイルにしてる。割と不便。めんどくさいから5倍巻きのトイレットペーパーにしている。
同じように生理用品もトイレに置いてないので、トイレ前に壁に取り付けられる棚を置き、そこに収納している。
トイレの後の空間で顔を洗いたくない
朝起きてまず一番にトイレに行くんだけど、おしっこしたあとそのまま横にある洗面台で顔を洗う、というのがなんかすごく嫌な気持ちになる。トイレの臭いは汚いのに、顔を洗うということは清潔な行為なので、なんかその相反する感じが気持ち悪い、と思った。引っ越した当初の数日間は平気だったのに。むしろ便利で最高とまで思ってたのに。
だから今は朝起きたらまずトイレ→トイレから出てキッチンで手を洗う→洗面台で顔を洗う、というルーティンにしている。ちょっとやだけど、まだましだ。あと一応気晴らしに無印のミントのルームスプレーをシュッシュして、香りで清潔感を演出している。
前は独立洗面台の物件で、コンセントがあったし鏡裏と下にも棚があったしでたくさん収納できたからよかったな、と思う。独立洗面台絶対条件で物件探してたし。でも独立洗面台がつくだけで、一人暮らしの家賃ってはねあがるんだよな。そして絶対ないと無理って思ってたけど、なかったらないでなんとか暮らしてるから大丈夫だ。
ブルーレットが置けない
私の大好きな「ブルーレットおくだけ」が置けないトイレの形をしているので、それが残念。これを置いておけさえすればトイレの汚れがつきにくくなるのに！
と思ってたけど、毎週ちゃんとハイターすれば意外と汚れってつかないことに気づいて、今はもう慣れた。
脱衣所問題
これが気になって、前の一人暮らしは絶対脱衣所があるところがよかったんだけど、今の部屋に脱衣所とよばれるスペースはない。だけど結局部屋に誰を呼ぶこともないので今のところ問題はない（彼氏できない）
万が一誰か来ても丸見えにならないように、玄関に1枚、部屋とキッチンの間に1枚カーテンをつけているので、とりあえずなんとかなるし、丸裸への不安感も軽減された。なんか本能なのか、広いところで全裸になるのは不安になる。でも布に囲まれているだけでなぜか安心感がある。
色々あるけど結局大満足
私は今の家に引っ越して良かった、と思っている。優先順位が人によって違うから、新築のきれいなお家に住みたい人はそれでいいと思う。私は物件が古くてもインテリアをお気に入りのもので揃えたりこまめに掃除したりして、自分の中で小綺麗に保てればいいかなと思ってる。それに初期費用を抑えられた分、乾燥機付き洗濯機を購入できてかなりQOLが爆上がりした。最高すぎ！！！
あとは前の部屋が結構広くて、掃除がめんどくさかった。コンパクトな部屋は掃除が楽である。
それと、とにかく毎月の生活費がなんだかすごく高いので（飲み会に行き過ぎ）固定費を抑えるしかない。
お金を貯めて海外旅行にたくさん行くのが夢。語学留学もしてみたい。今は全然英語を話せないし勉強すらしてないけど、旅行に行って、海外の人と話してみたい。結局毎月の浪費がひどすぎて全然お金は貯まってないけど、でも地道に少しずつ貯めていきたい。
築年数古めのユニットバス物件でも平気だな、と思ったきっかけにタイ旅行もあるかもしれない。排水溝から臭いが上がってくる水しか出ないシャワールームの床で、毎日洋服を手洗いをしていたあの時の私。考えてみれば誰がどんな使い方をしてるかもわからないし掃除もちゃんとされてるのかもわからない。だけどそんなことを気にしてられなかった。ドミトリーを選ばず一泊2000円の個室に連泊したのは自分の中で大贅沢だし、クリーニングに出しても良かったけどクリーニングの営業時間に合わせて行動するのがもったいなくて毎日手洗いしていた。とにかくそんなことよりも体験にお金を使いたかった。アラサーの私がそれで平気だったなら、この先の私も平気だろうと思って、大人の女性が嫌がるユニットバスを選んだ。結果、全然平気だった。
物件選び、は人生において何を大事にしたいか？で変わるな、と思った。
物件選びは、人生だ！！！！！