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【日本の音楽を斬るvol.2】新たな配信LIVEのシステムを構築!?

前回に引き続き、今回も配信LIVEについて、もう少しお話をしたいと思います。

前回、お話した内容の中で、配信LIVE=今までのLIVEとしないという事をお話しました。
しかし、メジャークラスのアーティストであれば、逆に配信LIVE>今までのLIVEとなる事もあるとお伝えしましたね。

それは、今まで取れなかったチケットを購入出来ると言うのが1番なのですが、いわゆる流行りに乗りおくれない為という意識があるのも事実です。

逆に言えば、いつでも取れるアーティストの場合、配信LIVEのチケットを販売するという難しさを痛感しているかと思います。
特に、僕が携わっている地下アイドルという現場では、かなり厳しい状況と言わざるを得ません。

そこで、地下アイドルの中でもある程度の資金がある事務所は、こうした配信LIVEを無料にして、宣伝の様な形式で行っているグループもいました。
しかし、実際にその効果があるか?と言われたら、おそらく0ではないにしても限りなく0に近い状態だと思います。

ならば、どうするのが良いのか?という所が今回の1番の醍醐味です。

まず、何故無料にしても配信を見てもらえないのか?という点で言えば、
1グループが単独で配信LIVEをしていても、当然多少なりともそのグループの事を知っていないと、無料配信LIVEがあるという事さえ知らないでしょう。

つまりは、宣伝の為の配信LIVEを、いかに宣伝するか?というのが重要です。そこをクリア出来る方法がいくつかは存在しています。

その一つが、配信LIVEを単独ではなく、他グループも出演している、いわゆる対バン形式の配信イベントを行う事です。
これも、行われてはいましたが、問題点としてはある程度の認知度の高いグループの出演が必要であるという事です。

そして、もう一つがこうした配信イベントを運営する大型プラットホームを構築してしまう事です。

例えば、配信LIVEというのは、つまりWEB特化型のものです。
そして、認知度を高める為に使いたいという目的があれば、WEB、アイドルに関連して見れば、TwitterなどのSNSを活用した事前告知やイベント側からのグループ紹介などの投稿を事前に配信していくという流れです。

さらには、YOUTUBEなどの配信プラットフォームも活用しての開催告知動画やインタビューも必要ですし、LIVEではなくトークに特化した配信アプリなども連動させてしまうというのも良いかもしれませんね。

こうした、WEB配信LIVEに特化したプラットフォームを作成して、そこからの情報発信基地を作り上げる事が出来たならば、有名、無名問わずに配信LIVEがアフターコロナでも利用出来るのではないかと思います。

また、今後コロナの様な何か不測の事態が行った際にも、こうした配信LIVEへの需要が高まる可能性もあり、それまでに日本の配信LIVEの価値をもっとあげておくべき事ではないかと考えます。

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