誰も評価してない東京パフォーマンスドールを語る#7 [令和から後追いするTPD]
数多くのアイドルが鎬を削っていた1980-90年代。令和になり音楽のサブスクリプションサービスが多数開始されると世界のあらゆる音楽を聴くことが身近なものとなりました。
シティ・ポップが世界でも注目されはじめたのもYouTubeやサブスクでの配信が開始されたところによる部分が大きいのではないかと思います。
韓国出身のDJ「Night Tempo」による80年代のシティポップを中心に選曲してリエディットした作品が高評価を得ています。
松原みき、杏里、八神純子、竹内まりやといった定番の楽曲からラ・ムー(菊池桃子)、中山美穂、Wink、斉藤由貴、工藤静香など80年代アイドルファンでも楽しめる選曲になっています。
残念ながら東京パフォーマンスドールに関しては今のところ「評価」される流れではないのですが、もしかすると令和の時代に興味を持った方もいるかもしれません。
そんな東京パフォーマンスドール後追いファンとして出来ること、出来ないことをリストアップしてみたいと思います。
令和で出来ないこと
残念ながらどうあがいても難しいことがあります。
当時の時代特有の空気感を感じる
結成から口コミで少しずつ観客が増えていきスケールアップしたライブ会場での公演。CDのセールスが伸びてきて人気が出始めた感覚。おそらくメンバー・スタッフ・ファンの誰もが手応えを感じていたあの現在進行系の空気を感じることは実質難しいと思います。
ダンスサミットに参加する
当たり前のことではあるのですが、ライブ「ダンスサミット」に参加することは不可能です。映像で当時のライブを見ることはできますが、会場で見るダンスサミットの熱量をすべて感じ取ることはとても難しいです。
新作を手にした時の期待感を得ること
CD、映像作品(VHS・LD)、書籍などを手に入れて封を切る時のワクワクする感じはデジタル音源を聴いたり、YouTubeなでで映像を見ることとはまた少し違うのです。
CDではブックレットやクレジットを見るのが楽しみだったのですが、デジタル配信ではそういった類のものもなく味気なく感じてしまいます。
令和で出来ること
では今の時代で何ができるのか?を見ていきたいと思います。
サブスクリプション配信されている楽曲を聴く
ありがたいことに東京パフォーマンスドールのCha-DANCEレーベルからリリースされた大半の楽曲は「Apple Music」「Spotify」「amazon music」にて配信されているので手軽に聴くことができます。
(大阪/上海パフォーマンスドールの楽曲は未配信)
Spotifyで配信されている東京パフォーマンスドールの楽曲をmatsu_sanがリリース順に作成したプレイリスト。(全606曲)
DVD化されているライブ映像を見る
1993年に開催された「東京厚生年金会館」と「日本武道館」のダンスサミットはDVD化されています。
いつまで入手できるかわかりませんので興味がある方は早めに入手することをおすすめします。
当時を振り返るラジオを聴く
当時のフロントメンバー「木原さとみ」と「八木田麻衣」に加え、TPDの制作担当であったアッキー清水氏の3人によるラジオが公開されています。
各メンバーの思い出の曲や、当時の制作作家やメンバーをゲストに迎えて裏話などを披露するディープな内容。未発表音源の公開などもある。(全48回放送 )
現役で歌手・作家として活躍している「大藤史」(PSソフト「季節を抱きしめて」主題歌担当 / 乃木坂46へ作曲提供)やライブ活動を続けている「中川雅子」などがいます。(いずれもTPD DASH!!)
また、ブログ(木原・穴井)、インスタグラム(八木田)、Twitter(新井・中川)などのSNSを続けている元メンバーもいるので興味がある方はご覧になってみるのもよいかもしれません。たまにTPD時代の話題もでています。
木原さとみ Twitter / インスタグラム
https://twitter.com/satop3103
https://www.instagram.com/satop0704/
穴井夕子 ブログ
八木田麻衣 インスタグラム
https://www.instagram.com/yagitamai/
新井雅 Twitter
https://twitter.com/miyabi5522
中川雅子 Twitter
https://twitter.com/nakamako1005
過去の東京パフォーマンスドールに関する記事をまとめたマガジン