誰も評価してない東京パフォーマンスドールを語る#11 [Vinyl編]
東京パフォーマンスドールがCDを初リリースしたのが1990年5月。この頃には音楽ソフトを購入している大半の人がアナログレコードからCDへとシフトしていた時期となります。
東京パフォーマンスドールが当時リリースした作品もアナログ作品で発売されたものはなく、すべて8cmCDもしくは12cmCDでのリリースでした。
2000年代に入るとレコードの流通量は限りなく低くなり、2010年には1億7000万円程度にまで落ち込みます。しかし、2010年以降レコードの売上が再び伸び始めるのです。
アナログレコードの復刻・リイシューなどで数多くの作品がリリースされています。若い世代にもアナログレコードが受け入れられたりもしているようです。
アナログレコードでのリリースがなかったパフォーマンスドールの作品からも数作がチョイスされリリースされました。
Yuki from O.P.D 「Ruby ~悲しい自由~」
2016年8月19日|C/W 「夢のWEEKEND」
木原さとみ 「Carnival」
2017年11月3日リリース|C/W 「Carnival (backing track)」
米光美保 「恋は流星 SHOOTING STAR」
2020年8月8日リリース|C/W 「MOONLIT MERCY」
東京パフォーマンスドール 「WAKE ME UP!!」
2020年12月23日リリース|C/W 「WEEKEND PARADISE」
個人的には木原さとみの選曲はあまりにも意外。東京パフォーマンスドールも「CATCH!! / OVERNIGHT SUCCESS」の方がウケるような気がするんだけれども…。
私自身が現在アナログレコードの再生機器を所有していないので上で挙げたEPは未所持となっています。というか、「今」じゃなくて活動していた「当時」に買って応援してあげて欲しかったというのが率直な感想。
個人的にはアナログ化よりもCD-BOXなり映像作品を出してもらうほうがとてもありがたい。