今週のトークンセール ICO/IDOまとめ 10/25- DeFi市況受けて延期も
アメリカでのビットコイン先物ETF承認の楽観を受けて一気に史上最高値を更新したビットコイン。1BTC=67000ドルに到達した後は、やれやれの売りが出たのか、買い進めるタイミングが無く、60000ドルをサポートラインにする動きです。
アメリカ勢は買いが続くも、欧州の弱気に引きずられ
1時間足で見ると、日本時間の日付が変わる前後で出来高が増えています。その前に日本時間の夕方ポっと増えるのは欧州市場のオープン。アジア市場を見て反応することが多いのですが、アジアでのサプライチェーンの停滞、ヨーロッパでの感染者際拡大、原油価格高騰やアメリカでのインフレと利上げ懸念などがある中で、アジア時間はほとんど取引も値動きも無く、欧州勢は悲観的な見通しを持っていることが分かります。最高値まではアメリカ勢がグイグイと買い上げてきたところですが、値段が上がっているのも流動性の低下によるもので、莫大な資金が仮想通貨や暗号資産にとめどなく流れ込んでいる、というわけでもないようです。
DeFi市場にはお金が流れてきていない アルトコインが苦戦
今まではビットコインやイーサリアムなど日本国内の仮想通貨取引所で取り扱えるような古い仮想通貨や暗号資産は、高利回り・高成長が期待できるDeFi市場やアルトコインに交換される比率がそこそこあったわけですが、BTC先物ETFだとビットコインで止まってしまいます。
むしろ、ボラティリティの大きいDeFi市場を避けて、ほぼ3週間で2倍(200%)に伸び、「年末には100000ドルに達するかも」とリアル市場の注目度が高いビットコインのガチホに傾いているのかもしれません。ビットコインのドミナンスも9月半ばの40%代から右上がりに47%近くまで達しています。最高値に達したBTCに比べると、
パラチェーンオークションを発表して伸びたポルカドットDOT/KSM
1000億円の育成ファンドを発表したバイナンスBNB
480億円の資金調達に成功したFTXとSOLANA(SOL)
のような個別のトピックがあった各チェーンのネイティブトークンを除くと、それまでの成長株や注目株だったATM/FTM/ADA/AVAX/Dydxなどのコインもかなり伸び悩んでいます。マイナーコインほどさらに投売りされています。この状況はいつまで続くのか、誰にも分かりませんが、当初10月後半にトークンセールやICO/IDO/IGOを予定していたいくつかのプロジェクトが11月に延期を発表しています。
10月23日-24日の週末もトークンセールがある。
そんななかで、少しさかのぼりますが10月24日(日)のMechMaster(メカマスター redkite/GameFiで開催)IGOはかなり注目を浴びそうです。10月23日NFTpadで行うreBakedやtrustpadが10月24日にIDOを行うYarlooもブロックチェーンゲームがらみのプラットフォームなので今後の延びが期待できそうです。
パンケーキの久しぶりのIFO $DKTにザワつく
BSCの最大手DEXで先週NFTマーケットをオープンしたりオリジナルNFTを販売したパンケーキスワップが、久しぶりのIFOトークンセールを行うと発表しました。購入にLPが必要だったり、オークション方式も独特なので別途記事にしますが、10月27日は結構一大イベントになりそうなので覚えておいてください。
今週のトークンセール ICO/IDOまとめ 10/25-の週
もともとトークンセールの予定が少なめだった10月後半ですが、そうはいってもそれなりにたくさんあります。
相変わらずブロックチェーンゲームやゲームのプラットフォーム系案件が目立ちます。BSCpadなどブルージラ系の大々的ながら参加者がかぶりがちなトークンセールから離れて、新参ローンチパッドを4-5つ使って行うトークンセールやICO/IDOも目立ちます。いくつかピックアップしてみましょう
Polkapet ポルカペット トークンセール redkite/GameFi 10月26日
Polkapet(ポルカペット) 今一番熱いredkite/GameFiのトークンセール、しかもポルカドット系のNFTプロジェクトとなれば相当な盛り上がり必至です。ステーキングなしでトークンセールの抽選に応募できるコミュニティーセールがあります。
Legend of Fantasy War($LFW) PolkaStarter/BSCstation 10月28日
こちらもブロックチェーンゲームでPolkaStarter/BSCstationの共催。PolkaStarterのトークンセールIGOへの参加はPOLSのステーキングが必要ですが、BSCstationはステーキング不要のコミュニティーFCFSラウンドがあります。ホワイトリストは必要です。
GAMERSE トークンセール GameZone/KCCpad 10月28日
GAMERSEもブロックチェーンゲームプラットフォームのトークンセール・ICO。ブルージラ系のゲームゾーン(GameZone)と、今まで日の目を浴びたことの無いKCCpadの共催です。こちらは規定のステーキングによるティア確保が必要ですが、さらにホワイトリスト登録も必要です。GAMERSEのホワイトリスト登録はコチラ↓↓から。
なお、ゲームゾーン(GameZone)では10月31日にもGhospersというトークンセールがあります。
LaunchZone (ローンチゾーン)Heron Asia ヒーロン・アジア トークンセールIGO
LaunchZone ($LZ 旧PADX)によるHeron Asia(ヒーロン・アジア)のトークンセール/IGOです。当初9月30日に予定されていましたが当時の市況を鑑みて1ヶ月先送りになっていました。ローンチゾーンはホワイトリスト登録がテレグラムのボット(Sower Bot)を使って行うのでgleamなどに比べると面倒なのと、実際、使用するウォレットから小額(50円くらい)の$LZを送金してホワイトリスト登録をする必要があります。しかし、それさえやればステーキング不要でFCFSでの参加が可能です。
ローンチゾーンは件数は少ないものの良質なIGOでは定評があり、HeronAsia自体もAMAに参加したところ、かなりしっかりした展望と実績のある方が自信を持って運営しているようでしたので、非常に期待しています。Heron Asiaのホワイトリスト登録はこちらから↓↓