3月28日週の注目トークンセール・IDOまとめ ビットコイン価格が年初来高値!50000ドル目前 市況概要
ビットコイン価格が年初来高値 値上がりの背景や理由は?
ビットコイン価格が1BTC=45000ドルがレジスタンスとして行く手を阻んできましたが、3月28日の日本時間で早朝6時頃に急激に値上がりしました。おそらく45000ドルのストップロスも巻き込んでの動きで、一気に46000ドルを超えました。その後もアジア時間、欧州時間と買われ続けて、ジリジリと48000ドルを一時は超えるところまで来ました。年初来高値を更新しています。
市場としては次のレジスタンス、1BTC=5万ドルにトライしていくかどうか、そして45000ドルをサポートとしてしっかり確保できるかどうかというところです。
クジラの仕込みか・・・
この28日の早朝の動きですか、日本時間の月曜日早朝、世界的には日曜日の深夜なので、一週間の中でも一番起きてる人が少ない時間帯、取引も当然少ない時間帯ですので、一部のクジラ(Whale 大口保有者)やヘッジファンドによる仕込みの可能性が高いですよね。取引が少ないところを狙ってのところだと思います。それまで45000ドルにトライして跳ね返されてきたのを繰り返すパターンでしたので、ビットコイン先物でショートを仕込んでいたという人は結構痛い目に合っているかもしれません。4時間足で見ていくと3月4日の37500夜を底値にして、順調に下値を切り上げて来ている動きになっていますので、割といつ上がってもおかしくないチャートではありました。1時間足で見ると、3月14日に4万ドルを越えたあたりからは、だいぶ市場のセンチメントが変わってきているなぁと言う気配を感じ取れたので、あとは前向きなニュースがあれば買い上げる動きもあるかも(逆にプラスのニュースがないと大きな資金流入はないかも)と、個人的には様子を見ていました。
ウクライナ情勢やFRB利上げ、法規制など懸念点をクリアした安堵感
もちろんウクライナ情勢、原油価格の高騰、世界的なインフレなど懸念点はありますが、この間、そういった懸念点が多い中でも、ダウ平均株価/ナスダックも値上がりしていますし、また仮想通貨市場でもいくつか懸念されていた問題が解消されて、徐々に今までの立ち込めていた暗雲が薄くなってきているのかなと言う感じです。
一つはアメリカの中央銀行 FRB の利上げへですよね。3月はインフレ対策で0.5%の利上になると言うことでしたが、ウクライナ情勢の悪化による景気先不透明などを受けて0.25パーセントでおさまりました。またアメリカの大統領令による仮想通貨の規制ですが、こちらも当初懸念されていたものに比べると、だいぶ良かったということです。また EU議会 での仮想通貨の規制、こちらも今回の法案から削除された、というニュースが流れで、一旦は一息ついたというところでしょうか。
テラ($LUNA)によるBTC買い増し
逆に仮想通貨の中で盛り上がるニュースとしては、$LUNA トークンで知られるテラが、「ステーブルコインの $UST の裏付けとしてビットコインを買い増しする」という発表をしましたね。今回のビットコインの値上がりもそれが絡んでいるのではないかと言われています。$LUNAの価格も、ほんの一か月ほど前は50ドルぐらいでしたが、今は100ドルを超えています。
さらに「ロシアが、原油価格の支払いとしてルーブルではなく仮想通貨での支払い受け入れの検討をしている」という情報も出ています。こちらのニュースは3月25日でしたが、実際仮想通貨で受け取っても、ロシア国内で外貨にする方法が制限されているので、これを有効にしようと思ったら、今度はロシアが外国から何か買う時の代金の支払いを仮想通貨でも OK という風にしてもらわないといけませんから、そこがネックになってくるでしょうね。特に、これだけビットコインの価格が乱高下していると、相手側としては嫌がられますよね。「仮想通貨での支払い」がステーブルコインならアリかもしれませんが、企業側も法人口座開設などが必要で、そんなに早くは対応できないでしょうね。また、「日本でもすべての取引所で仮想通貨ビットコインの取引ができるようになる」という情報も流れてきています。
アルトコインがBTCより値上がりしている
また、これまでビットコイン価格が少し上がっても、DeFiやアルトコインと言われるような、ビットコイン以外の通貨の上昇率は今一つ、というか「ビットコインだけが強い」感じでしたが、ここ3週間はアルトコインの中にもビットコイン以上に値上がりしているものが目立ちます。とはいっても以前のように「何でも値上がり」というわけでは決してなく、伸びる銘柄と伸びない銘柄が、割と明確に選別されてきたように感じています。この数ヶ月のビットコイン・仮想通貨の低迷の間に、それぞれのトークンの元になっているプロジェクトの進捗状況や内容が精査されて、うまくいってるものは値上がりしていますし、そうではないものはやはり最初のシードラウンドや ID O/トークンセールの価格を下回ったり、最高値の1/10以下の価格のまま低迷しているようなものもザラにあります。
仮想通貨全体の時価総額の伸びはまだまだ
振り返ると「仮想通貨全体の時価総額が200兆円を突破した」というのが2021年4月13日のニュースになっていました。現在の仮想通貨の時価総額がコインマーケットキャップによると2.15Tドルです(TはTrillionで、1000億)。為替市場で日本円が値下がりしているということもあって、今日時点の日本円で計算すると255兆円以上になっていますが、ドルベースでみるとそれほど大きく伸びているわけでもありません。ちょうど1年前の2021年3月末のビットコインの価格は58917ドルでしたので、そこから比べてもまだまだ「やっと値を戻してきたな」と言う感じです。
先々のリスク要因も険しい
先々のリスク要因としては、インドが仮想通貨への課税を検討していると言う情報が入ってきています。また「ロシアのへの一連の経済制裁にたいして、仮想通貨が抜け道になってるのではないか」ということで、これまで可能性を指摘されるほどには実際に対策は取られてきませんでしたが、ウクライナ侵攻が長期化することで、今後具体的な対策が取られてくるようになるかもしれません。またこのウクライナ情勢も絡んでいるかもしれませんが、 EU 議会で Web 3のウォレット、つまりメタマスクなどの匿名性が問題視されており、それを規制するアイデアが出てきています。そうは言っても透明性と匿名性が表裏一体のブロックチェーンですから、具体的にどのような規制や対応方法があるのかどうか、わかりません。
4月最終週のトークンセール IDOまとめ
さて3月最終週のトークンセール IDOの情報のカレンダー形式まとめはこちらです。
最近、ビットコイン価格が値を戻してきているということもあって、若干 IDOも増えてきています。久しぶりにゲームファイGameFiもトークンセールを行うということで、ゲームファイのネイティブトークンである$GAFIも大幅に値上がりしてきています。
売買以外のトークン保有メリットを強化したゲームファイGameFi
ゲームファイもゲームスターターも、この2ヶ月ほどの間に、 IDOを少なくしている間に、プラットフォームを強化したりしています。特にゲームファイでは、自分の所でローンチしたトークンをステーキングできるプラットフォーム(GameFi Earn)を設けて、
トークンを売って
ゲームをしてもらって
NFT の売買をしてもらって
というだけでなく、さらにステーキング報酬によってトークン自体の保有メリットを増やす試みを行っています。うまくいって欲しいですよね。
これまで割とソラナSOLANA系のプロジェクトではレイディウムRaydiumやオルカOrcaなどを中心に、上場即ステーキング/ファーミングなどの仕組みが割と整備されているトークンセールが多かったので、実質的にパンケーキスワップしかないバイナンススマートチェーン(BSC)のトークンなどは、実際にゲームをしない限り、保有しているメリットがあまりないと言う状態でした。今後はここで、シングルステーキングができるようになると、BSCのトークンの保有価値も上がってきそうですね。
3月28日月曜日実施予定の注目トークンセール/IDO
さて3月28日月曜日はDAOメーカー($DAO)で久しぶりにトークンセール SHO の日程が出てきました、チェインポートという結構注目されている銘柄です。今回は登録日程が短く決まっていて、さらにいつもの給付金であるコミュニティグラウンドはなく、最近取り入れられたウォレットの保有残高などを基準にするパブリックSHOを行います。DAOメーカー創立者によると、
と言っていますが、どうなるでしょうか。大口の割には不具合続きですからね。ちなみに「公式から出されている登録リンクからパブリックSHOに応募すると当選確率が2倍になる」という記載がありましたのでこちらにもそれを掲載しておきます。
GameFi($GaFi)
★MetaGods NFT LAND SALE
March 28, 2022
DAOmaker($DAO)
★ChainPort (PORTX)
PUBLIC SHO
Start : Monday 28th March 2022, 2 pm UTC
Finish : Friday 1st April 2022, 2 pm UTC
DAO SHO
Opening : Monday 28th March 2022, 2 pm UTC
Closes : Thursday 31st March 2022, 2 pm UTC
3月29日火曜日の話題のIDO・トークンセール一覧
3月29日火曜日は NFTPad でデッドナイトDeadKnightのトークンセールがあります。こちらも Twitter のフォロワーが10万人近くまで膨れ上がっていて、 NFTb など他の有望ローンチパッドとの共催になります。アヴァローンチ($XAVA)ではロストワールドLostWorldというプロジェクトのトークンセールが行われます。以前は絶好調だったアヴァロンーチモもこのところプロジェクト側の不手際などもあって、セール後上場後トークン価格の不調が続いています。今回のロストワールドも Twitter フォロワーが1万人に満たない状態でしたので、個人的にはちょっと早かったのではないかなと思っていますが、市況自体は回復してきてるのでどのような動きになるか様子を見ておくといいかもしれません。
nftpad
★Dead Knight($DKT on SOL)☆
March 29th 2022 – 11:00 AM UTC
ホワイトリスト登録
↓↓↓↓
Avalaunch
★Lost Worlds
登録スケジュール(すべて日本時間)
登録開始:3月22日24時(JST)
登録終了:3月25日15時(JST)
セールスケジュール(すべて日本時間)
ステーキングラウンド開始:3月29日0時30分(JST)
ステーキングラウンド終了:3月29日15時(JST)
3月30日水曜日 話題のトークンセール・IDOまとめ
3月30日水曜日にはゲームファイで、ヴァルカノのトークンセールがあります。こちらはヴェスティング/UNLOCK も、割と早く25%ずつ4ヶ月で解除されるので、購入する側も買いやすい条件ですよね 。NFT パッドではメタチェスと言うプロジェクトのトークンセールがあります。
GameFi($GaFi)
★Vulcano($VULC)
March 30, 2022
Registration time: 10:00 UTC, March 24 – 09:00 UTC, March 29
Winner announcement: March 29, 2022
IGO pool date: March 30, 2022
IGO’s buying time (Phase 1 – guaranteed allocation): 10:00 UTC – 11:00 UTC
IGO’s buying time (Phase 2 – FCFS): 11:00 UTC – 11:15 UTC
Community pool’s buying time: 11:15 UTC – 11:30 UTC
Listing and claim time: March 31, 2022
Price per token: $0.1 per $VULC
Vesting schedule: Unlock 25% at TGE, then release monthly in 6 months
nftpad
★MetaChess($SHAH)
March 30th 2022 – 11:00 AM UTC
ホワイトリスト登録
↓↓↓↓
https://gleam.io/Uz0PL/nftpad-x-metachess-100-x-winners-gu
3月31日木曜日 実施予定トークンセール・IDO一覧
3月31日木曜日 NFT パッドでは連日のIDO。シュガーキングダムのトークンセールがあります。 トラストパッドとNFTパッド は2月3月とコンスタントにトークンセール IDO を行ってきましたが、3月下旬ビットコインの価格が値上がりしてくるにつれて、結構直前の日程発表など運営に混乱が出てきている感じです。まぁ前からパツパツのスケジュールが多かったので相変わらずと言うところでしょうか。
nftpad
★Sugar Kingdom($CANDY)
March 31st 2022 – 11:00 AM UTC
ホワイトリスト登録
↓↓↓↓
https://gleam.io/rmjra/nftpad-x-sugar-kingdom-100-x-winners-guaranteed-ido-allocation
4月に入ってからの日程はおそらく3月31日か4月1日に日本時間で入ってから徐々に各ローンチパッドから出てくると思われます。発表され次第、こちらのノートでまとめていきますので、コチラのノートをフォローしておいてください。これまでトークンセール実施予定でしたが2月3月に見送られきたというプロジェクトも結構多いので、この先4月5月はトークンセールがかなり多くなってくるかもしれません。ただし、2022年1Qの終わりを迎えるわけですから、ロードマップなどでそこに間に合わなかったこと自体はプロジェクトとしてはけっこうマイナスです。 先行投資しているVC 側も、今後はそういった進捗の確認をきっちり行ってくるようになるかもしれませんね。