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海辺のヨシを見に行きました!
11月18日(土曜)は、第6回井土自然環境学習会を開催しました。今回のテーマは「井土の海辺のヨシを見に行くこと」です。井土地区の海辺に一面に広がる谷地の光景は、仙台市沿岸部の他のエリアでは目にすることができません。井土地区のヨシは昔から「質が良い」と言われており、かつては入会地として共同管理が行われていました。
東日本大震災を経て、防潮堤やサイクリングロードの整備が行われたことで、海辺の様子も随分と変わりました。今回は久しぶりの海辺でのフィールドワークになりました。
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チラシで使用した写真は、2018年11月に撮影したものでした。まずは参加者の皆さんと同じ場所に行ってみたところ、ヨシとともに、セイタカアワダチソウが勢いよく生えている様子が目立ちました。地元の方も「こんなにセイタカアワダチソウが生えているのは、このエリアでは見たことがない」とのことでした。
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少しだけ、生えているヨシを拝借。根元が硬く、稲刈り用の鎌では負けそうになりました。足の踏み場もないほどにびっしりと生えているため、恐る恐る前に進みながらも、だんだんと「質の良いヨシ」を探すことに夢中になっていきました!
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集会所に戻って、札幌から参加した環境団体「北の里浜 花のかけはしネットワーク」の皆さん、プロダクトデザイナーの小松大知さんを囲んで、今後のヨシの使い方について意見交換を行いました。
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小松さんから、全国的にヨシは衣・食・住どの分野でも積極的に使われてきた実績があることが紹介され、身の回りの自然資源を有効に使おうとしていた暮らしの知恵を感じることができました。
井土地区にとっては簡単に手に入る素材であることから、「いくら失敗しても、いつでも手に入る!」という手軽さを活かして、さまざまなものづくりのワークショップができるのではないか、という意見が出ました。そこから、だんだんと「硬く縛れば椅子もつくれそう」「舟もあるよね」「川俣さんのパーゴラに屋根を葺く?」「ヨシ製のテントでキャンプ!」「だったら、ナイトマルシェでヨシづくし屋台をやろう!」と、アイデアが止まらなくなりました!
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せっかくの地域資源、未利用なのはもったいない!現代的にアップデートを図りながら、活用していきたいですね。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!