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【開催レポート】井土自然環境学習会 Vol.3 むかっち博士とつくる「井土の押し花・押し葉ポストカード」

2月18日(土)に井土集会場にて、「むかっち博士」こと向井康夫さんを迎え、「井土の押し花・押し葉ポストカードづくりワークショップ」が開催されました。井土で見つけた冬の草花を使って作品を仕上げていきました。

一見すると殺風景に見えてしまう冬の景色。でも、よくよく足元を見ると青々とした植物たちが寒さに耐えながら根を張っていることに気づきます。住民の方に聞くと、震災後に増えた植物もあるそうで、一様に「雑草」と見てしまいがちな植物にも、井土ならではの背景があることが分かりました。

ワークショップ当日にむかっち博士が用意してくれた「押し花」「押し草」は全部で9種類。まずはポストカードの制作からスタートです。だんだんと鳴き声が聞こえるようになってきたスズメを真ん中にあしらったポストカードの周りを、それぞれに飾っていきました。押し花が彩りを添えるだけでなく、押し草もさまざまな緑色を持っていて、改めて植物本来の美しさに気づかされます。参加者の皆さんは思い思いに作品づくりに没頭していました。

後半は、参加者全員でポスターづくり!暖かくなって咲き始めたシバザクラや、大きめのヨシやササを素材に加えて、手を動かしながら構図を考えていきました。子どもたちを中心に、スズメにススキの暖かそうな帽子を被らせてあげたり、尾っぽをササで包んであげたりと、この時期ならではの工夫もみられました。アイデアを出し合い、楽しくおしゃべりしながら作品制作ができました。

ご参加いただいた皆さん、むかっち博士、ありがとうございました!

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