【メンバーインタビュー① 〜お披露目ライブを終えて〜❤️調都よい】

インタビュアー:葉山P

__メンバーインタビュー第一弾ということで。
「はい、1番手に選んでいただき光栄です。よろしくお願いします」

__やっぱりよいさんはリーダーですからね。バシッと決めてください。
「バシッとですか(笑)。頑張ります!」

_では最初に。IdlenesSお披露目ライブを終えての感想を教えてください。
「…こういうのって、忖度なしで言ったほうがいいですか?それともオブラートに包んだほうがいいんですかね…」

__ということはあまり納得できるライブではなかった?
「いや、私たちの最大限は発揮することができたと思います。お客さんたちにただの名前だけのアイドルグループじゃないぞ!とは思わせられたかと。ただ、その最大限をもっと伸ばすことができたのではないかな、というのが正直な感想ですね」

__なるほど。どういう面で、伸ばしきれなかったと思うんですか?
「私たちはダンス経験者が少ないからダンスが弱くて、フリもできないメンバーに合わせて簡単になりがちなんですけど。でも、それってダンスができるメンバーの飛び出た才能を潰すことと同義じゃないかと思って。確かにダンスができる子は簡単な振り付けでも上手に魅せることはできているけれど、本当はもっとできるんだぞ!って悔しくて・・・」

__できるメンバーっていうのは?
「私です(笑)。…っていうのは冗談で、もにい(黄色担当)とかは経験が長いだけあって私よりも上手いし、振りも覚えるの早いですね。もい(緑担当)もバレエ経験があるから魅せ方が上手いし、れすき(オレンジ担当)も音感があるのか的確に踊れます。もっとそういうメンバーのいいところを伸ばして見せ場を作ってあげたかった」

__よいさんはメンバーをよく見ているんですね。
「リーダーを任されましたからね。実際、メンバーに異変が起きたのが発覚した時に頼られてるのはいよね(ピンク担当)とかもいとかだとは思うんですけど、その異変に真っ先に気付くのは私でありたいとは思っています」

__なるほど。素晴らしいですね。
「本当は相談を受けるのも私がいいとは思ってるんですけどね(笑)。でも、もいの言葉の選び方とか、いよねの献身的な振る舞いとかは、私にはできないから…。私の場合、「は?なんでできないの?」「それは違うよ」ってばっさり切り捨てるような言い方をしてしまうので」

__でも、自分のことを客観的な視点で見れている時点で、よいさんにも思いやりはあると思いますよ。
「ありがとうございます」



_では次に、お披露目ライブまでの練習期間で、印象が変わったメンバーがいれば教えてください。
「そんなの全員ですよ。私、プライドが高いので、最初は『どうせ、みんな私よりやる気ないんでしょ?』って思ってましたけど、みんなアイドルをやることに一生懸命で、『ああ、この子たちとならステージに立ってもいいかも』って思うようになりました」


__素敵ですね。特に印象が変わったメンバーはいますか?
「1人に絞るのは難しいかもしれないです(笑)。みんなそれぞれ、あります。印象が変わったところ。ああでも、こおん(水色担当)ともい、にんぐ(青色担当)、しのう(紫担当)あたりが特に変わったかな」


__ではその4人についてお聞きします。まずこおんさんはどうでしたか?
「正直、最初は嫌いなタイプだと思ってました(笑)。あの子、見た目も清純系で、余計なことを言わなくて、こう言っちゃうとなんですけど、いかにも『男性向けの清楚系アイドル』って感じがするじゃないですか。声も可愛いし。私はどちらかというと女性人気のある韓国系アイドルが好きだったので、絶対相容れないなと思ってたんです」


__真逆のタイプだったんですね。
「はい。でも、あの子、余計なこと言わないだけなんですよ。分かりますかね。うまく言えないんですけど、思慮深いって言えばいいのかな、内側にはものすごいちゃんとした芯が通っているんです」


__それが分かったエピソードなどありますか?
「私たちのグループ名を決める時、ものすごい揉めたんですよ。私たち各々のコンセプトが違くて、王道可愛いアイドルをやりたい子もいれば、音楽で評価されたいっていうアーティスト寄りの子もいて、共通点って全然ないよねって話をしてたんです。だから本当にグループ名を決めるのに苦戦して。こっちの案だとあの子がよくてもこの子はだめで、そっちの案だとその逆で、みたいな」

__なるほど。みなさんの個性がバラバラなのが共通点って感じだったんですね。
「そうそう!で、私が進行してたんですけど、そういえばこおんが全く喋ってないな、と思ってこおんに意見を聞いてみたんです。そしたら、マシンガンのように喋り始めて。しかも、アイドルに対してすごい知識と情熱を持ってるんですよ。このアイドルはこういうコンセプトでこういう名前、あのアイドルはこういう名前、みたいな。古い時代のアイドルとか、私が好きな韓国アイドルの名前も出て。それで『私はアイドルとはこうあるべきだと思う』みたいな意見もすごい筋が通ってて。こいつ只者じゃないなと思いました(笑)」


__それは意外ですね。
「でしょう?こいつ、喋らせればちゃんと喋るんだ!って思って(笑)。結局こおんの意見をきっかけに話もいい方向に進んで、意見がまとまりましたね。それをきっかけに私はこおんの株が上がりました」


__もいさんは?
「もいは、それこそ最初はアイドルに対してやる気のないメンバーだと思ってました。実際、アイドルが特別好きというわけでもないみたいです。なんか、承認欲求みたいなのがあの子にはないんですよね。なぜそんなあの子がアイドルという道を選んだのかは、正直いまだに分かりません」


__確かにもいさんは謎の多い人ですね(笑)。それがどう(印象が)変わったんですか?
「もいの場合はもいの印象が変わったというよりかは、私の考え方が変えられた感じがしますね。本当に顔合わせてすぐの頃、もいがレッスン中に『よいちゃん、そろそろしのうちゃんが辛そうだよ。休もう』って言ってきて。『しのうが勝手に1人で休めばいいでしょ?なんで私に言うの?』って言ったら、『誰かを置いていくことはグループ全体のやる気低下にも繋がるんだよ』って諭されたんです。意味分からないって思って無視したら、なんかしのうが休んだ瞬間次々にみんなバテていって。ああ、こういうことなんだって理解しました。私は個人主義だったけど、もいは全体主義で。先走っちゃう私をいつも注意してくれます」


__なるほど。もいさんは思った以上にグループを見ていたと。
「はい。私の中のやる気の定義って最大限頑張ることだと思ってたし、今もそれが私の美徳ではあるんですけど。みんなが私の最大限と同じラインこなせるわけじゃないし、ラインは人それぞれで、それを無視してたらグループのモチベーション低下にも繋がってくる。アイドルはあくまでグループでやるものなんだって思い知らされましたね。それを教えてくれたもいには感謝してますし、そんな全体主義な考えができる彼女を尊敬しています」


__なるほど、素敵な関係ですね。ではしのうさんの名前も出ましたし、しのうさんについて聞きましょうか。
「しのうは、内面を知って印象が変わったというか彼女自身が成長したから印象も変わっていった感じがします。最初は承認欲求のためだけにアイドルという職業を使ってる感じがして大嫌いでした。実際、練習でも隙あらばすぐに休憩してたし、スキルも歌はまぁまぁだけどダンスは壊滅的で、自主トレもしていない感じでした」


__ひどい第一印象ですね…。
「ええ、もう、本当に。あまりに態度が悪かったので、1回呼び出して『承認欲求を満たしたいだけなら自撮り界隈にでもなれば?そしたらダンスも頑張らなくていいんだからそっちのほうが合ってるんじゃない?』って言ったんです。我ながらかなりキツいこと言った自覚はあります。でもアイドルを舐めてるしのうが許せなかったんですよね」


__それはすごいですね。でも、よいさんがアイドルに対して真剣だったからこそ言ったんですもんね。それに対してしのうさんは?
「『いや、私は顔可愛くないから自撮り界隈ではやってけないよ。愛嬌でやってかないと。リーダーなのにメンバーの長所も分かってないの?』って喧嘩を買ってきやがったんですよ!もうそこからレッスン室に響き渡るくらいの大声で大喧嘩しましたよ。しのうは元々メンタルが弱いからすぐ泣いて、でも絶対口喧嘩に負けたくなかったのか口だけ異常に達者で。私もなんで分かってくれないのって思うと悔しくなっちゃって泣いて…」


__修羅場じゃないですか!結局どうなったんですか?
「結局メンバー総出で止めてくれました。いよねなんて喧嘩見ただけなのにボロ泣きで。もにい(黄色)も喧嘩見て苦しくなっちゃったみたいで外に行きました。もう大惨事でしたよ。でも、私が色々言ったことよりも、メンバーの輪を乱してしまったこと自体がしのうの心を動かしたみたいで。『みんなごめんねぇ…』ってしのうが泣きながら謝ってたのを覚えてます。その日からしのうはこっそり自主練するようになったみたいです。しのうは良くも悪くも他人の顔色を伺う子だから、自分がグループの和を乱したのが許せなかったんでしょうね」


__なるほど。それでしのうさんはグループの和を乱さないために努力するようになったと。
「そうですね。あと…、しのうはステージに立ってから変わりました。お披露目ライブの後からさらに特訓するようになったんです。自分にファンがいる実感が湧いて、頑張る気になったんでしょう。嬉しいことですよ」


__これからの成長に期待ですね。では、にんぐさん(青色担当)についてはどうですか?
「にんぐ…は、第一印象はアーティスト志望なのかな?って感じでした。にんぐもアイドルが好きというよりかは音楽全般好きみたいで、最初それを聞いた時は『じゃあなんでアイドルに?』って思いましたね」


__確かににんぐさんはアイドルというよりかは音楽に対して造詣が深いイメージがあります。
「でもそれに関してはにんぐが教えてくれました。その理由がすごく面白かったんですよ(笑)。『私、自分で言うのもなんだけど、すごく美人じゃない?でも男の人に興味がないんだ。だから恋愛禁止のアイドルが1番向いてると思って』って言ったんですよ。自称美人っていうのをこんなに嫌味なく真剣に言う人いるんだ!と思って。バカみたいな理由だけど、本人は至って真剣なんです。レッスンに対しても真面目に取り組みますしね。にんぐはアーティストになるためアイドルを踏み台にしているという印象から面白人間に変化しました(笑)」


__確かにそれは面白いですね。
「でしょう?にんぐは『いつか作曲してIdlenesSに曲を提供したい』とも言っていて、グループに対するモチベーションも高いみたいで今はとても好きです。いつかライブでにんぐの生演奏とかもさせてあげたいですね」


__楽しみにしています。では、最後の質問です。よいさんがリーダーとして思う、IdlenesSの強みはなんですか?
「うわぁ、就活みたいな質問来ましたね(笑)。私たちは、それぞれの個性が突出しているのが魅力です。バラバラな多様性が強みといってもいいでしょうね。私のパフォーマンス力、こおんのアイドル的純真さ、もいのファンやグループに対する博い愛、もにいの誰にでもなじめる力、れすきのみんなを笑顔にする快活さ、にんぐのアーティスティックな面、しのうの掴めない面白さ、いよねの王道的な可愛さ…。それぞれが個性を持っています。これからもこのグループはもっと面白くなっていくと確信しています。ファンのみなさんにはぜひ、その成長過程を見てほしいと思っています」


__ありがとうございます。では、次のインタビュー回答者を指名してください。
「じゃあ、あんまり名前を出せなかった(笑)れすきで。あの子とのインタビューはきっと面白いですよ。今回みたいに真面目にはならないかもしれませんけどね」


__楽しみです。では、本日はありがとうございました。
「ありがとうございました」



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