#意味のイノベーション
「N=1発想」について考える
先日、敬愛する木村石鹸工業株式会社の木村さんのツイートに(勝手に)とても共感というか、インスパイアされた点を感じたので脊髄反射的に反応して、考えが未だまとまらないうちに下記のようなツイートをしてしまいました。
木村さんのツイートは、作家の高橋源一郎さんが『さようなら、ギャングたち』という作品を書かれた際に、同じく作家の吉本隆明さんたったひとりに向けて書いたというもので、そのことにシビレたわけなん
人間中心の意味を見つめ直した一年あまり
※本文章は、2021年10月末日にHCD-Net会員向けニュースレターに寄稿したHCDコラムの転載です。
前回、コラム執筆の機会をいただいてからあっという間に1年あまりが経っていました。その間、海外のデザインカンファレンスやコミュニティイベントにいくつか参加した中で感じたことは、以前にも増して「人間性への回帰」や「従前の価値観からの転換」、そして「多様な文化理解と倫理観」といったテーマが色濃く扱
トランスフォーメーションを阻む3つの壁
巷ではさまざまな“トランスフォーメーション”が言われている。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)から、CX(コーポレート・トランスフォーメーション)さらにはSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)まで、ちょっと前まで「X」といえば“エクスペリエンス”だったはずなのに。
さておき、日本において、それらトランスフォーメーションの取り組みが遅れていると言われつつも、様々な企業や組織
ペルソナを「意味のイノベーション」の主人公だと考えるという話
デザイン実務家としてペルソナに関わって早や20年あまりが経ちますが、いまやデザインに限らず、製品開発やマーケティング企画などの際にペルソナを活用することは特別なことではなく、デザインの専門領域のみならずビジネス全般でふつうのことになりました。
そのくらいペルソナというツールでありコンセプトは浸透したので、以前のようにペルソナだけを採り上げて教育をしたり、有用性をことさら提言するなんて機会もめっきり
車座になって議論する。IDLユーザー会「Round」開始
IDLに新卒配属されました川原です。
2021年7月20日、IDLはユーザー会「Round」の第1回を開催しました。zoomで各地のクライアントの方々と東京・京都のIDLメンバーが集まり、IDLの取り組みを中心に議論する、和気藹々とした会となりました。本記事では、Round 第1回で行われたプレゼンテーションやディスカッションの内容をダイジェストでお届けします。
Round をRounders