2020年6月の記事一覧
「デザイン」という行為に存在している“矜持”と“やわらかな距離”
普段から取り止めもないことばかりぐるぐる考えていると、自分が今どこにいるのか確認してみたくなります。今回は、僕がデザインを扱う者としてぼんやり考えていることを、所属しているチームの話を交えながら言葉にしてみようと思います。
はじめに「デザイン」という言葉に出会ったのは小学生の頃でした。
僕たちの担任の先生は少し変わった人で、学級通信に載せるためのイラストを、よくあるカット集からではなく、児童が
【レポート】参加型デザイン社会におけるデザイナーの役割とは?
2019年8月にIDL主催で「参加型デザイン社会におけるデザイナーの役割とは?」というイベントをbook lab tokyoで行いました。昨年実施したイベントですが、withコロナという人々が直接集まりにくい今だからこそ、改めてイベントのレポートを通して参加型デザインの意味とデザイナーの役割について考えたいと思います。
はじめに環境問題や社会課題がますます複雑化している昨今、多様なステークホルダ